結婚式の後に入籍する場合のメリット・デメリット

入籍は結婚式の前に済ませておくカップルが多いですが、事情によっては結婚式後に入籍することもあると思います。
「結婚をする」とは、婚姻届を提出し入籍をすることで、結婚式とは別のタイミングになることが通常です。
結婚式と入籍、どちらを先にした方が良いのかについてはいろいろな意見がありますが、どんなことに気をつけたらいいのかをご紹介します。

 

結婚式後に入籍する理由

実際に結婚式の後に入籍した新郎新婦さまに、その理由について伺ってみました。

両親の意向

一昔前は結婚式が終わってから入籍と同居をスタートするのが常識だったそうで、両親に「結婚式前に入籍するなんて恥ずかしい」と言われて、結婚式を先にやることにしました。(33歳 女性)

家族が病気なので早く結婚式をしたい

おばあちゃんの体調が良くなかったので、なるべく早く結婚式を挙げたかったからです。入籍日は良い夫婦の日(11月22日)と決めていたので、入籍の前に結婚式をすることになりました。(29歳 女性)

入籍したい日がずいぶん先だった

入籍はお付き合いを始めた日に、と決めていました。プロポーズされてから記念日までは1年近くあったので、先に結婚式をしました。(26歳 女性)

結婚式場の「直前割引」を利用するため

希望の式場で半年以内に結婚式をやれば安くなるプランがあると聞き、入籍日より前でしたが直近割のプランで結婚式をやりました。 思っていたより安く結婚式ができたのでお得でした。(32歳 男性)

このように、結婚式後に入籍するカップルには、それぞれ様々な理由があるようです。

 

結婚式後に入籍するメリット

結婚式後に入籍するメリット

新婚生活を新鮮に送ることができる

結婚式という一つの山を乗り越えてから入籍や同居を始めると、新鮮な気分で新婚生活を始めることができそうです。

親の意向に沿うことで円滑に結婚準備が進む

結婚における物事の進め方は、おふたりだけでなく双方の親のにとっても重要な問題です。
結婚式の後に入籍する理由が、親の強い意向による場合は、反発せずに従うことで今後の結婚生活に良い流れをつくるでしょう。

結婚式で入籍にまつわるセレモニーができる

挙式で役所に提出する「婚姻届」の証人欄に親や兄弟など参列者のサインを書いてもらう、というセレモニーをすることができます。
まだ入籍前だからこそできる特別なセレモニーです。

 

結婚式後に入籍するデメリット

結婚式後に入籍するデメリット

結婚式後は新婚旅行の準備などで忙しい

結婚式後はすぐに新婚旅行に行ったり、引っ越しをしたりするなど忙しいことが多いので、それに加えて入籍の手続きがあると面倒に感じてしまうでしょう。

入籍が遅くなるのが不安

「もし、結婚式の後に婚約破棄になってしまったら…」と不安に思う方もいると思います。

 

結婚式の同日に入籍するケースも

パターンとしては少ないですが、結婚式当日に入籍する場合も。

ただ、結婚式の当日に婚姻届を役所に届けなければならないので、結婚式と二次会の間に移動するなど当日バタバタしてしまいます。この点は注意が必要です。

結婚式の後の入籍について、メリットとデメリットを紹介しましたが、結婚式の後に入籍しても損をするようなことは無いといえるでしょう。

結婚式や入籍の準備はやることがたくさんありますが、ひとつひとつ夫婦で協力して乗り越えましょう。

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