知れば知るほど節約できる!「結納・顔合わせ」節約ポイント

結納や顔合わせ、なんだかお金がかかりそうと思っている方も多いのではないでしょうか。

でも安心してください。結納と顔合わせは知れば知るほど節約できます。
結納・顔合わせのお金の節約ポイントをご紹介します。

関連記事:結納の費用はだれが支払う?結納金や結納返しの相場は?

 

結納・顔合わせとは

節約術をご説明するうえで、まずは結納・顔合わせをしっかりと理解する必要があります。
節約できるポイントを交えながら、ご説明していきます。

結納とは

結納とは、正式に婚約を承認する儀式です。執り行う方法は人や地域によってさまざまです。

ホテルや式場、格式の高いレストランなどで行うことが一般的です。お互いの家族間で相談して決めていきます。

昔はこの結納を行うことが当たり前でしたが、ルールが厳格なことや費用がかかることもあり現在、6割のカップルはこの結納を行わず、顔合わせのみにするケースが増えています。

顔合わせとは

顔合わせ食事会は、両家族を双方の家族に紹介するための機会です。

結婚前に結納をしないケースはありますが、顔合わせもしないことはほとんどありません。
両家の親睦を深めることが目的なので、特に決まったルールはなく、料亭やレストランを利用することが多いです。

 

結納・顔合わせの種類

正式結納

仲人を立てて行います。
仲人が両家を行き来し、結納を交わしますが、最初に男性宅に出向き、結納品や家族書等受け取ったのち、女性宅に届けます。
そこでさきほどと同様に結納品や受書を受け取り、男性宅に届けます。最後に再び女性宅に戻り、男性宅からの受書を渡します。

略式結納(仲人あり)

両家と仲人が一箇所に集まり、結納を行います。
場所はホテルや料亭、どちらかの自宅などが一般的です。進行や結納品のやり取りは主に仲人が行い、両家は必要以上の言葉を交わしません。

略式結納(仲人なし)

こちらはさきほどの略式結納の仲人がいないタイプです。
そのため、結納の式の進行は男性側の父親や婚約する男性本人が行います。

顔合わせのみ

こちらは結納を行わず、両家紹介のための顔あわせのみを行います。
決まったルールはないので、普段の飲み会ほどラフではないですが、気兼ねなく話すことができます。

 

結納の際に準備するもの

結納金
 

結納金

名字をとる(主に男性)側から名字が変わる(主に女性)側の家族へ贈るお金のことをいいます。
結納金の平均額が約90万円。結納金に対する「結納返し」があり、関東は結納金の半額、関西では1割というのが一般的です。

結納品

結納品とは結納の儀式で贈る縁起物。地域や家族によってルールやきまりは様々で、両家ともに結納品を贈ることもあれば、男性側のみが贈るケースもあります。

婚約記念品

婚約の記念品を贈ります。女性には指輪を、男性には時計を贈るケースが多いです。
すでに婚約指輪を渡している場合は、婚約指輪を目録に入れて渡す人もいます。

その他

上記以外にも細かくいうと、手土産や結納品を受け取った際の受書、家族を記した家族書などが必要となるケースがあります。行う形式によって用意するものが変わってきますので、必要であれば準備をしましょう。

 

結納・顔合わせのお金の節約ポイント

結納 節約ポイント
 

仲人なしの略式結納にする

仲人を立て、正式な結納をしている方は現在、ほとんどいません。
結納するとしても仲人は立てず、両家のみで行うほうが安く済みます。

削減できる準備物は削減する

先ほど、結納品や結納金など準備する物をいくつか挙げました。
しかし、これらすべてを準備する方は、現在ではほとんどいないのではないでしょうか。 予算と両家で相談をし、削減できるものは削減しましょう。

可能であれば顔合わせのみにする

約6割の人は結納をしていませんし、これからしない人がもっと増えてくるでしょう。
結納・顔合わせのお金の節約術として、本当にしなければならない場合以外は顔合わせのみにして、結納にかかるお金は結婚式の資金にまわすのがよいかもしれません。

 

事前にしっかり相談して節約しましょう

ここまで結納・顔合わせのお金の節約ポイントについてご紹介しました。
最後に、これらの知識を得ただけではなにもなりません。カップル間、両家間で早めに、事前の相談をしてください。その相談の中で、節約できるものは節約していきしょう。
くれぐれも認識がズレたまま、当日をむかえることのないようにしてください。

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