3か月で準備する結婚式!やることリストのまとめ

結婚式の準備や段取りは、意外と時間がかかるものです。とはいえ、家族や仕事の事情などで「どうしても急いで結婚式を挙げたい!」という場合もあるでしょう。

そこで、この記事では結婚式の準備にかかる平均的な期間を踏まえ、準備期間3か月で結婚式を挙げられるのかをご紹介します。併せて、その場合の段取りなども紹介しますので、結婚式の3か月前から直前まで、時期ごとにやるべきことを明確にしていきましょう。
短期間の準備でも、おふたりの記念になる良い結婚式を挙げられるよう、ぜひ参考にしてみてください。
 

 

結婚式の平均的な準備期間は?3か月で挙げることはできる?

「ゼクシィ 結婚トレンド調査2020」によると、結婚式の実施について検討し始める時期の平均は9.7か月前、実施を決める時期の平均は8.2か月前となっています。
結婚式をするかどうかは1か月前後の期間をかけて検討し、8か月前頃までには結婚式の実施を決めて準備に入る、といったスケジュールが一般的なようです。

「そうなると、3か月で結婚式の準備をするのは難しいのでは?」と思うかもしれませんが、結婚式自体は最短1か月でも実施できるといわれています。
つまり、ややタイトなスケジュールにはなりますが、準備期間が3か月であっても結婚式の実施は十分可能なのです。

実際に、かなり早い段階で結婚式場を決めていたとしても、本格的に準備が始まるのは3か月ほど前からとなるケースがほとんどです。したがって、3か月しか時間がなくても、心配しすぎる必要はないでしょう。

 

結婚式3か月前にやることリスト

結婚式を3か月で準備する場合、3か月前の時点では何をするのでしょうか。
結婚式の3か月前にやることについては、以下のリストを参考にしてみましょう。

・結婚式の日取りを決める
・ゲストをリストアップする
・結婚式場を決める
・プランナーと初回の打ち合わせをおこなう
・ゲストにスピーチや余興を依頼する
・招待状を作成する
・衣装選びをする
・ブライダルエステを手配する
・結婚式当日のヘアメイクを予約する
・結婚指輪を購入する
・手作りアイテムの作成する(ある場合)

まずは、いつ結婚式を挙げるかを決めていきます。日取りによっては希望の結婚式場が予約できない場合もあるので、候補日は複数用意しておくと安心です。

次に招待するゲストをリストにまとめ、ゲストが何名くらいになるかを確認しましょう。規模の大小によっても、選べる結婚式場が異なる場合があります。衣装選びやエステ、ヘアメイクなどの予約をおこない、結婚指輪もこの時期には購入しておきましょう。

知人にスピーチや余興を依頼する場合は、招待状を作成する前に相談し、招待状を送る際には、あらためてスピーチや余興をお願いする旨を書いた手紙を同封します。
結婚式場と招待するゲストについては、結婚式の2か月前に差しかかる頃までに決めておきましょう。

 

結婚式2か月前にやることリスト

結婚式2か月前には、以下のリストを参考に準備を進めていきましょう。

・招待状を発送する
・衣装、衣装小物を決定する
・演出やプログラムの詳細を決める
・結婚式場の装飾、ブーケ、装花を決める
・ムービー作成を依頼する
・料理、ドリンク、引出物を決める
・ウェディングケーキを決める
・二次会の詳細を決める(おこなう場合)
・BGMを選ぶ

招待状は遅くとも、結婚式の2か月前には発送しておきましょう。発送前に電話でゲストに連絡し事前に出欠を確認すると、ゲスト人数がある程度見えてくるので、その後の準備が進めやすくなります。

衣装や衣装小物、プログラムの詳細など、本格的な打ち合わせが始まるのもこの時期からです。ムービーやケーキ、ブーケなどの手配を業者へ依頼するのか、自分たちで手作りするのかを決めておきましょう。

ふたりが叶えたい結婚式のイメージや具体的なアイデアなどがあれば、事前にメモを取ったり、画像やイラストを準備したりしておくと打ち合わせがスムーズです。
また、二次会をおこなう場合は、幹事や段取りなどについてもしっかりと打ち合わせをしましょう。

 

結婚式1か月前にやることリスト

結婚式1か月前には、以下のリストを参考に進めていきます。

・ゲストの出欠確認、席次決定
・引出物、ペーパーアイテムの手配
・ゲストの宿泊、交通などの手配
・衣装の最終フィッティング
・ヘアメイクのリハーサル
・司会者との打ち合わせ
・プランナーと最終打ち合わせ
・演出、プログラムの最終確認
・結婚式場へ費用の支払い(前払いの場合)

発送した招待状が返送され、出欠確認が取れたら席次を決めていきます。
ペーパーアイテムや引出物など、ゲストの人数分が準備できているかを必ず確認し、遠方のゲストの宿泊先や交通手段の手配、着付けの手配が必要かどうかもチェックしておきましょう。

ヘアメイクのリハーサルや衣装のフィッティング、プログラムの確認など、それぞれの詳細が決まっていく時期となります。

 

結婚式1か月前~直前にやることリスト

結婚式1か月前から直前までにやるべきこととして、以下のようなものがあります。

・花嫁の手紙、新郎の謝辞を考える
・お心付け、お車代の用意
・ウェディングネイル、シェービングをおこなう
・役割をお願いしているゲストへの最終確認
・持ち込みアイテムを搬入する
・そのほか、すべての項目を最終確認する

結婚式でおこなうことの多くは1か月前までに決め、そこから結婚式直前までは最終確認を進めていきます。お心付けやお車代の用意、役割をお願いしているゲストへの最終確認をおこない、新婦から両親に宛てる「花嫁の手紙」や新郎の謝辞などを作成しましょう。

すべての項目を最終確認したあとは、ウェディングネイルやシェービングをして当日に備えます。それまでは慌ただしく過ごすことになるため、結婚式当日までに最終確認を済ませて、ゆっくりできる時間があるとよいでしょう。

 

3か月前から準備する結婚式のメリット

結婚式の準備を3か月前からおこなうことは、スケジュールがややタイトであるとはいえ、十分実施は可能です。3か月前という比較的短期間で準備することによって、以下のメリットが得られます。

お得な割引や特典を受けられる可能性がある

準備期間に余裕のある状態で結婚式場を予約しても、特に割引などの特典が用意されていない場合が多いものです。しかし、3か月前になっても予約に空きがあると、結婚式場によっては直前割引のような特典が受けられることがあります。

もちろん、3か月前から準備に入っても、春や秋など人気のシーズンにあたる場合には割引や特典がつかないこともあるでしょう。しかし、冬や夏などのオフシーズンなら、通常よりもお得に結婚式を挙げられる可能性は高いです。

テンポ良く結婚式準備を進められる

結婚式の準備期間が長いと考える時間がそれだけ増え、お互いの意見が食い違ったり、決まらないことが増えたりするでしょう。そうなると、マリッジブルーに陥るケースもゼロではありません。

3か月という限られた時間で結婚式の準備を進めると、ふたりの気持ちが同じ方向を向きやすく、協力してテンポ良く準備を進めることができます。
迷うような時間の余裕があまりないため、「結婚式を挙げよう!」と決めたときの強い気持ちを保ちやすいこともメリットといえるでしょう。

 

3か月前から準備する結婚式のデメリット

3か月前から結婚式の準備をする場合には、次のようなデメリットがあります。

選択肢が限られる可能性がある

3か月前頃から結婚式の準備を始める場合には、結婚式場や日取り、ウェディングドレスなどの選択肢が限られてしまい、希望のものが選べない可能性があります。

日取りを最優先として進める場合は、結婚式場やウェディングドレスに、ある程度の妥協が必要になることもあるでしょう。希望する結婚式場やウェディングドレスの空きに合わせて日取りを決めたい場合には、3か月以上先の日程となってしまう可能性もあります。

このほかにも、招待したいゲストが日取りの調整をすることができなかったり、平日や大安以外の日取りしか選べなかったりすることも考えられます。
3か月という短期間で準備を進める際には、すべての希望がかなわない場合もあることを想定しておいたほうがよいでしょう。

急いで出欠確認をする必要がある

3か月前から結婚式の準備をする場合、最も早く確認したいのがゲストの出欠です。
結婚式の2か月前には招待状がゲストに届き、1か月前には出欠の返信を受け取れるようにしておく必要があります。

招待状を発送するまでには、ゲストを何人招待するかを決めて、誰を招待するかをリストアップしなければなりません。また、スピーチや余興を依頼する方には、招待状を送る前に相談をしておく必要があります。そのため、招待状を発送するまで、慌ただしさを感じる可能性が高いでしょう。

短期間で準備する場合も、余裕を持って準備する場合も、どちらにもそれぞれのメリットとデメリットがあります。
短期間で結婚式の準備をしたい場合には、そのメリットとデメリットを把握したうえで、準備を進められそうか判断するとよいでしょう。

 

まとめ

結婚式までの準備にかける期間は8か月程度が平均ですが、結婚式の準備自体は最短1か月あればできるとされています。そのため、3か月しか準備期間がない場合でも、結婚式を挙げることは十分に可能です。

ただし、スケジュールがややタイトになってしまうことや、選択肢が限られる可能性があることを理解しておきましょう。そのうえで、3か月の間にやらなければならないことをチェックし、テンポ良く準備を進めていくことが大切です。
結婚式の日取りと招待するゲストはできるだけ早い段階で決めておき、ゲストの出欠確認と並行して衣装や小物、プログラムや演出の確認を進めていきましょう。

限られた準備期間でゲストへの配慮をしつつ、結婚式に必要なアイテムを用意することは大変なことです。しかし、テンポ良く準備を進めることで、結婚式に対するモチベーションを保ちながら結婚式当日を迎えることができるでしょう。
ふたりが希望する結婚式を挙げられるよう、今回紹介したやることリストを参考に、準備を進めていってください。

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