家族・親族のみの「家族での結婚式」とは?気になる費用やプログラム例

新型コロナウイルスの影響で、家族・親族のみの結婚式を検討するカップルが増えています。家族・親族のみでおこなう「家族での結婚式」とはいったいどのようなものなのでしょうか。

また、一般的な結婚式は300万円くらいかかるといわれていますが、⼩規模な結婚式の費⽤はどのくらいなのかも気になるところです。

そこで、少人数でおこなう家族・親族のみの結婚式について、特徴やメリット・デメリット、費用などをご紹介します。
家族での結婚式に向いているカップルや家族での結婚式を挙げるカップルの割合、家族での結婚式のプランなどについてもわかりやすくご紹介しますので、家族での結婚式を検討する際の参考にしてください。

関連記事:家族での結婚式・少人数結婚式の披露宴での席次・席順は?引出物は必要?

\家族・親族のみの家族での結婚式の多彩なスタイル/


スマ婚 少人数結婚式
 

家族での結婚式とは

家族での結婚式とは、家族や親族だけを招待する結婚式のことです。
家族での結婚式といっても家族のみを招待するのではなく、特に親しい友人や恩師などを招待する場合もあります。家族のなかでも、限られた親族だけでおこなう場合もあれば、親族ではなくても特に関わりが深い仕事関係の知人を招待しておこなう場合もあるでしょう。

血のつながりがなくても家族のような存在の人など、「家族」というカテゴリーには個人差があり、決められたものではありません。家族だけ、親族だけと決めず、小規模におこなう結婚式が「家族での結婚式」と呼ばれているようです。

 

家族での結婚式のメリット・デメリット

家族での結婚式のメリット

家族での結婚式を挙げるメリットとしては、おもに次の3点が挙げられます。

・アットホームな雰囲気
・参加者が少ないので準備が楽
・全体の費用が抑えられる

大規模な結婚式では、ゲストの人数が多いため、ゲスト全員とゆっくり話すことは難しいでしょう。それに対して、家族での結婚式のように少人数でおこなう場合は、招待したゲスト一人ひとりと話す時間が取りやすく、リラックスした雰囲気のなかで結婚式を挙げることができます。

また、人数分の手配が必要なアイテムの準備も少なく、プログラムによっては省略できるものもあるため、結婚式の準備が楽に進められるでしょう。家族での結婚式は、大人数のゲストを招待する結婚式よりも式の内容を比較的アレンジしやすいので、準備が楽な分、アレンジに力を入れるのもよいでしょう。

家族での結婚式はゲスト人数が少なく、規模の小さい結婚式場で挙げられるため費用を抑えられる点も大きなメリットといえます。家族での結婚式の費用については後述しますので、ぜひそちらもご覧ください。

家族での結婚式のデメリット

家族での結婚式を挙げるデメリットとしては、次の2点が挙げられます。

・少人数に対応している会場が限られる
・盛り上がりに欠けることもある

家族での結婚式のデメリットとしては、少人数に対応しているところに限られるため、結婚式場の選択肢が狭まる可能性がある点です。また、人数が少なく親しい間柄のゲストがメインだと、リラックスできる反面、少し盛り上がりに欠ける場合もあるでしょう。

 

家族での結婚式を挙げる人はどのくらいいる?どんな人におすすめ?

家族での結婚式のような少人数の結婚式を挙げるカップルは、どのくらいいるのでしょうか。家族での結婚式がおすすめのカップルの特徴と併せて見てみましょう。

少人数の結婚式を挙げる人はどのくらいいる?

全国で13.7%のカップルが招待ゲスト人数30人未満の結婚式を挙げています。だいたい7、8組に1組は少人数の結婚式を挙げているといえます。
出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査 2020調べ

家族での結婚式はどのような人におすすめ?

家族での結婚式は、次のようなカップルにおすすめです。

・派手なことが得意ではない
・結婚式にかかる費用を抑えたい
・大切なゲストとリラックスした時間を過ごしたい

「派手な結婚式はちょっと恥ずかしい」「結婚式の費用を抑えて、必要なことにお金をかけたい」「両親やお世話になった親族、友達にありがとうの思いを伝えたい」と考えているなら、家族での結婚式を選ぶことで大きなメリットを感じられるでしょう。

最近では、新型コロナウイルスの影響でゲストを多く招待できない場合に、家族での結婚式を選択する方もいます。

スマ婚は、おふたりだけやご家族のみなどの少人数での挙式ができるプランがございます。
小規模での結婚式をご希望のおふたりに最適なプランです。
≫スマ婚少人数挙式

 

親族はどこまで招待する?

家族・親族だけの結婚式はどこまで招待すべきなのか悩んでしまうこともあります。 招待ゲストの例をご紹介します。

1.新郎新婦+両親(6人前後)
家族での結婚式の最少人数。両家顔合わせに近い雰囲気になるでしょう。

2.新郎新婦+両親、きょうだいとその家族(15人前後)
互いのきょうだいとその家族も招待。小さいお子さまがいると場がなごみます。

3.新郎新婦+両親、きょうだいとその家族、おじ・おば(30人前後)
仲のよい従兄弟(いとこ)を招待してもよいですね。

4.両親、きょうだいとその家族、おじ・おば、親しい友人
「家族・親族だけの結婚式だけど、どうしても親友を数人招待したい……」という方も多いはず。ただし家族・親族のなかに、友人が数人だけだと居づらいと思う方も多いので、家族ぐるみの付き合いのある友人に限定するとよいでしょう。

会場の収容⼈数に注意

たいていの結婚式場は収容人数の下限・上限が決まっています。
結婚式場と招待ゲスト、どちらか先に決めてしまうと人数が合わない場合があるので、並行して検討するとよいでしょう。

 

家族・親族のみの結婚式プランと費用

家族・親族のみの結婚式プランと費用

ゲストが家族や親族だけの場合、以下のような少人数ならではのシンプルなプランが可能です。

・挙式のみ
・食事会のみ
・挙式+食事会


それぞれのプログラム例と、費用の目安をご紹介します。

挙式のみ

挙式のみおこなう教会式のプログラム例をご紹介します。

1.新郎入場
2.新婦入場(父親と一緒に)
3.賛美歌斉唱
4.神父の聖書朗読
5.誓いの⾔葉
6.指輪の交換
7.誓いのキス
8.結婚証明書署名
9.新郎新婦退場
10.ゲストお見送り

 

プログラムのポイント

教会のチャペルや、神社で挙式のみおこないます。
プログラムは一般的な挙式と同じです。 だたし、一般的な挙式では、ゲストが退場する新郎新婦を見送りますが、挙式のみをおこなう場合には、新郎新婦がゲストをお見送りするのがおすすめです。
ゲスト一人ひとりにプチギフトを手渡して「来てくれてありがとう」と感謝を伝えましょう。賛美歌や神父が不要な「人前式」は、教会式よりも費用が抑えられる場合があります。

所要時間:30分~1時間
費用目安:10万円~30万円

食事会のみ

挙式はおこなわずに、食事会のみおこなうパターンです。

1.受付
2.新郎新婦入場
3.ウェルカムスピーチ(新郎新婦)
4.乾杯挨拶(どちらかの父親)
5.ケーキ入刀
6.歓談
7.新婦の⼿紙朗読・記念品贈呈
8.新郎挨拶
9.新郎新婦退場
10.ゲストお見送り

 

プログラムのポイント

食事会だけだと盛り上がりに⽋ける場合があるので、結婚式定番の「ケーキ入刀」や「花嫁の手紙」を組み込むのがおすすめです。

所要時間:2時間程度
費用目安:50万円~100万円

挙式と食事会をおこなう

挙式のあと、食事会をおこないます。家族・親族のみの結婚式で一番多いスタイルです。プログラムは「挙式のみ」と「食事会のみ」を続けておこなうイメージです。
挙式と食事会が同じ会場なら準備が楽ですが、異なる場合はそれぞれのプランナーさんと打ち合わせが必要です。費用は人数や会場によって大幅に異なりますが、大人数の「挙式+ 披露宴」よりは全体の費用が抑えられます。

費用目安:60万円~150万円

スマ婚の少人数挙式なら、挙式と食事会がセットになった「挙式プラン+6名様分の会食」で231,550円(税込)~叶います。
ぜひチェックしてみてください。

 

家族での結婚式のご祝儀や引出物はどうする?

家族での結婚式のご祝儀や引出物はどうする?

家族での結婚式のご祝儀や引出物は、どのように準備すればよいのでしょうか。

ご祝儀はなしにする場合が多い

家族での結婚式の場合、ご祝儀は親族間で結婚式の前にすでに渡しているというケースもあります。
この場合、当日にご祝儀を渡す方と渡さない方が出てきてしまうため、家族での結婚式当日はご祝儀なしにすることも多いのです。

ご祝儀をなしにしない場合は、事前にご祝儀を渡してくださった方に失礼にならないよう結婚式当日は受付を設けずに、控室などで親が受け取るように配慮するとよいでしょう。

親族を含めたゲスト全員が結婚式当日にご祝儀を渡す「ご祝儀あり」にする場合、親族からのご祝儀は5万円~10万円が相場です。一般的に、年代が近い親族よりも、目上の親族のほうがご祝儀の金額相場は高くなる傾向があります。

引出物の用意はご祝儀の有無で判断する

家族での結婚式の引出物については、「ご祝儀あり」「ご祝儀なし」のどちらにするかで判断します。ご祝儀ありにする場合は、引出物も用意しましょう。引出物の金額は、一般的な結婚式と同様に考え、準備します。

引出物を用意しない場合は、引菓子とプチギフトのみ用意するとよいでしょう。プチギフトはゲストをお見送りする際に渡します。もしご祝儀をいただいた場合は、後日、半額程度の内祝いを個別にお返しします。

招待状は用意した方が良い

新郎新婦・両親・きょうだいだけであれば、招待状はなくてもよいでしょう。祖父母やおじ、おばなど親戚を招待する場合は、招待状を準備したほうが丁寧です。ご祝儀が不要の場合は、招待状にその旨を記載しておくようにしましょう。

ご祝儀を辞退する文面

ご祝儀を辞退する場合は、下記の例文のように事前に招待状でアナウンスしておきましょう。

「ご祝儀その他のお心遣いは慎んでご辞退申し上げます」

 

まとめ

家族・親族のみの少人数の結婚式「家族での結婚式」をご紹介しました。家族での結婚式では親族だけではなく、親しい友人や恩師などを招待する場合もあります。

親しい人だけが集まった結婚式は、アットホームで和やかな雰囲気になります。ウイルスの感染リスクや費用も抑えられるので、これから結婚式を考えているカップルにおすすめです。
家族での結婚式でどこまで招待するか、結婚式のプランやご祝儀、引出物の有無なども参考にしながら、ぜひふたりにぴったりの結婚式を見つけてください。

スマ婚 少人数結婚式
この記事をシェアする