家族での結婚式は「得」?「損」? 元ウェディングプランナーがこっそり教えます
ご家族やご親族だけを招待する少人数の結婚式「家族での結婚式」。
家族での結婚式の「得」するポイント「損」するポイントを、 元ウェディングプランナーがこっそり教えます。
小規模の結婚式を検討中の新郎新婦様は、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:家族での結婚式とは?家族・親族のみの結婚式の気になる費用やプログラム例
家族での結婚式の「得」するポイント5つ
1.家族での結婚式は費用が安い
「家族での結婚式」はご家族だけなら10人以内、ご親族も招待するなら20人程度の結婚式になります。
当然、家族での結婚式は出席者が少ないので料理代や引出物の数が少なくて済みますから、費用を抑えることができます。
一般的な60名程度のゲストを招待する結婚式は、平均して300万円前後。
ところが10人程度の「家族での結婚式」なら20~30万円程度で結婚式を挙げられます。
2.家族での結婚式は準備の手間が省ける
例えば招待状だけ考えてみても、ご友人や会社の人を呼ぶ場合、一人ひとり住所を確認して招待状を送る手間がかかります。
しかし「家族での結婚式」なら口頭やメールの案内だけで済む場合もあり、招待状を用意する手間を省くことも可能です。
また、席札などペーパーアイテムを手作りする場合も「家族での結婚式」なら少人数なので準備が楽ですし、
その分、一人ひとりにメッセージを書くなど大人数の結婚式ではできない工夫をしやすいですね。
3.家族での結婚式ならアットホームな雰囲気を楽しめる
ご家族やご親族しか知らない、おふたりの幼い頃の話で盛り上がれるのも「家族での結婚式」ならでは。
兄弟同士、リラックスしてお酒を飲んで話をしたり、甥っ子や姪っ子たちが幼稚園や保育園で習ったかわいい歌やダンスを披露して場を和ませたり、「家族での結婚式」ならではのアットホームな楽しみ方ができると思います。
4.家族での結婚式ならシンプルなプログラムの結婚式ができる
あまり派手な結婚式をしたくないおふたりにとっては、
プログラムはなるべくシンプルなほうがいいですよね。
ですが、会社の人やご友人を呼ぶとスピーチを頼まないといけないですし、
「歌を披露したい」「余興をやりたい」と言われたら断るわけにはいきません。
わかる人しかわからない内輪ウケの演出や余興が多いと、楽しめる人と楽しめない人が出てきてしまいます。
ですが、「家族での結婚式」ならおふたりの思い通りにやりたいプログラムを組めるので、ご家族との歓談時間をたっぷりとって、シンプルなプログラムの結婚式ができます。
5.家族での結婚式はご両親が新郎新婦の近くに座れる
日本の結婚式は「新郎新婦の親族もゲストをもてなす」とされているので、家族の座席配置は末席です。
ということは、披露宴中、おふたりからもっとも遠い場所にご両親の席が設けられることになります。
広い披露宴会場で、新郎新婦様の一番遠くに座るご両親…。
一番感謝を伝えたい両親が、遠くの席にいるのは寂しい方も多いのではないでしょうか。
ですが「家族での結婚式」なら、レストランや小規模用の会場を借りることができます。グッとご両親の席が近くなり、さまざまな表情を高砂から見ることができると思います。
家族での結婚式の「損」するポイント3つ
1.家族での結婚式はご祝儀が少ない
招待の人数が増えればその分ご祝儀もたくさんいただきます。
当たり前ですが、少人数だとご祝儀も少しです。
「家族での結婚式」なら元の費用が安く済みますが、入ってくるお金も少ない。
お金の面では「家族での結婚式」は得か、損か、人によって考え方がちがってくるかもしれません。
2.家族での結婚式だと一度に結婚報告ができない
大規模の結婚式は、ご親族やご友人、会社の人たちに一度に結婚の報告をすることができます。
口頭やメールだけで結婚の報告をするのと、結婚式に招待をするのとでは印象の強さが違いますし、結婚相手のことも紹介することができます。
結婚報告の点では「家族での結婚式」はデメリットがあるといえます。
3.家族での結婚式だとご友人と結婚式の思い出をつくれない
ご友人や会社の人に祝ってもらったり、ドレスを着て一緒に写真を撮る機会がないのは、
人によってはデメリットに感じると思います。
そんな方は、二次会でご友人や会社の人と盛り上がるのがおすすめです。
家族での結婚式はご家族以外も招待できる
小規模な結婚式の損する点をいくつかご紹介しましたが、「家族での結婚式」の多くは、10名や20名規模のプランがあります。
ご家族以外にご親戚や大切なご友人を招待するのもいいですね。
スマ婚では、家族だけではなく家族・親族での挙式プランもございます。
少人数での結婚式なら、費用を抑えて大切な思い出を残していただけます。
≫スマ婚少人数挙式
二人らしい結婚式を考えてみよう
「家族での結婚式」の「得」する点、「損」する点をご紹介しましたが、
一番大切なのは、おふたりがどんな結婚式をたいかということです。
誰のため、何のために結婚式をするのか、おふたりが望む結婚式の意味をゆっくり考えてみてください。
きっと理想が叶う結婚式のかたちが見えてくるはずです。
この記事の著者
スマ婚編集部
スマ婚編集部は、元プランナー、カウンセラーなどのメンバーにて、皆さんのパーティーや、結婚生活の役立つ情報や、最新情報をお届けいたします。InstagramやTwitterでも情報発信をしておりますので、ぜひぜひプレ花嫁さまと繋がれたら嬉しいです。