ふたりが選んだ大切な「入籍日」当日の過ごし方

婚姻届を提出しに行く入籍日当日。おふたりはどのように過ごすか決めていますか。
入籍日は「結婚記念日」として今後もふたりの特別な記念日となる、大切な日です。
いつもより豪華な食事に行ったり、初心に戻って一日中歩き回って思いっきりデートしたり。
もしくはいつも通りの平穏な日常として、ゆっくりとした時間をふたりで過ごすのもいいですね。

提出当日にふたりとも休みを取れるのか、婚姻届をふたりで出しに行くのか、などによっても違ってきますが、どんな過ごし方があるのでしょう。
入籍当日の過ごし方について色々なパターンをご紹介します。

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入籍が平日の場合の過ごし方

縁起の良い日(大安、天赦日、一粒万倍日など)にこだわって入籍日を選んだ場合や、11月22日(いい夫婦の日)のように良い語呂合わせの日など、日にちを一番に重視して入籍日を決めた場合、よほど運が良くない限りは、入籍日自体は普通の平日になることが多いかと思います。

入籍日に平日を選んだ場合、会社の行きや帰りに提出するなんてこともあります。
ただ、平日の会社帰りに出そうとすると、大抵は役所の閉庁時間を過ぎて提出する形になりますよね。

そうなると夜間窓口に提出することになり、時間外受け取り扱いになるため、不備があった場合は改めて役所に行って書類を訂正し提出しなおす必要が出てくる場合もあります。
不備があって二度手間になってしまうと面倒だという理由から、朝会社に行く前に出す方も多いようです。
朝の出勤前に婚姻届を提出した後はそのままそれぞれ仕事に行き、会社の帰りに待ち合わせをして入籍祝いのディナーに出かけるという、一見すると少々地味な過ごし方ですが、最近はそれも一般的なようです。

結婚してからそのまま働く女性も増えていますし、結婚式や新婚旅行で気兼ねすることなく休暇を取るために、入籍日はなるべく仕事に支障が出ないよう過ごしたい、という堅実なカップルは多いようです。

入籍日が記念日&ふたりとも休みの場合の過ごし方

ふたりが付き合いだした日や、どちらかの誕生日など、ふたりにまつわる記念日を入籍日として選んだ場合で、さらにふたりとも仕事のお休みが取れた場合は、婚姻届を提出した後そのままデートに行くカップルが多いようです。

平日であることも多いですが、せっかくの入籍日ということでふたりとも休みをとれば、一日中一緒にいられます。

役所で婚姻届を提出し、そのままデートをして、夜には特別なディナーに行く、というスペシャルな一日を過ごすというパターンが特に多いそうです。

ふたりの思い出の地を巡ったり、そのまま近場に旅行に行ったり。記念日を大切にしたいおふたりならではの過ごし方ですね。
入籍した後、”夫婦”としての初めてのデートは、一生の思い出に残るものとなるでしょう。

お互いの両親や家族に報告に行く

結婚は当人同士だけでなく”家と家の繋がり”ができるということですから、入籍が済んだ当日にお互いの両親や家族に挨拶に行く、というカップルも多いようです。

遠方に住んでいる場合は難しいですが、近くに住んでいて、尚且つ都合がつくようでしたら、入籍の報告に行くと良いかもしれません。

親御さんとしても、自分の子どもがわざわざ入籍当日に報告に来てくれたら、とても嬉しい気持ちになると思いますよ。

共通の友人を招いてパーティーをする

ふたりの共通の友人が多かったり、ふたりの仲をとりもってくれたご友人がいるなら、小さなパーティーや食事会をして、入籍記念日を祝ってもらいましょう。

ご友人たちに事前に相談して予定を空けておいてもらう必要はありますが、賑やかで楽しい入籍日はきっとこれからもふたりの楽しい思い出として心に残るはずです。

婚姻届の提出はあっという間に終わってしまいますが、入籍当日に気の置けないご友人たちに祝ってもらえたら、「ついに結婚したんだ!」という幸せな気持ちで、ふたりとも胸がいっぱいになるはずです。

神社にお参りに行く

ふたりの縁を結んでくれた神社や、これまで住んでいた土地にある神社、ふたりが新居を構える予定の地にある神社に、お参りに行くというカップルもいます。これまでふたりを見守ってくれたことへの感謝や、これからお世話になる旨の挨拶と、結婚したことの報告をし、結婚生活を円満に過ごせるようお願いしましょう。

神社によっては、ご祈祷をしてくれるところもあるようですので、社務所へお問い合わせしてみると良いかもしれません。
神様への結婚報告、おふたりの気持ちもきっと引き締まります。

不備があっても”提出日”が入籍日になる

婚姻届の提出は、365日、24時間受け付けてくれるものです。
役所が閉庁している時や夜間の提出になったとしても、時間外窓口や夜間窓口に出すことが可能です。

例えば、婚姻届の記入漏れや書き間違い、添付書類の不足などがあった場合、どうなるのでしょうか。

もちろん訂正や修正と再提出が必要になりますが、「婚姻届を窓口へ提出した日」を入籍日として扱ってもらえます。
修正が必要になった場合は、翌開庁日に役所から電話連絡が来る形になりますので、いつでも電話に出れるようにしておきましょう。

よりスムーズに婚姻届の提出を済ませるために

修正ができないような重大な書き間違いや提出書類の不足があった場合、婚姻届自体をもう一度新たに書き直す必要が出てきてしまったり、書類を取り寄せたりする時間がかかってしまい、入籍日がずれてしまうことも考えられます。

入籍日はどのような日にしろ、ふたりが選んだ大切な意味のある一日ですから、そんな事態は避けたいですよね。
安心して入籍日を迎えるために、事前に記入済みの婚姻届を役所でチェックしてもらうことをおすすめします。

入籍日を決めたら、その数週間~数日前までに婚姻届の記入欄をすべて書いておき、役所の開庁時間内にチェックをしてもらいましょう。
「〇月〇日に婚姻届を提出しようと思っているのですが、不備がないかチェックしてもらえますか」とお願いすればOKです。
チェックをお願いするだけですので一人で行っても良いと思いますが、くれぐれも緊張しすぎて提出まで進まないようにご注意ください。
事前に確認をしてもらっていれば安心ですし、気持ちに余裕を持って入籍日当日を迎えることができます。

入籍日当日の過ごし方は人それぞれ

入籍の手続き自体は、ただ役所に書類を提出するだけで終わってしまいますから、気が抜けてしまうくらいあっさりと済んでしまうものです。

提出後にデートをしたり、そのまま仕事に行ったり、家に帰ってふたりでゆっくり過ごしたり。過ごし方はそれぞれです。
入籍日だからといって何か特別なお祝いをすることなく、いつも通りの一日を過ごすというカップルも最近は多いようです。

それでも、都合がつけられるのであれば役所の方からの「おめでとうございます」という言葉は、できたらふたり揃って聞けたらいいですね。
人生において、そう何度も経験することがない場面ですから、大切に入籍日を迎えられるよう、ふたりで相談し、しっかりと準備を進めるようにしましょう。

この記事の著者

スマ婚編集部

スマ婚編集部

スマ婚編集部は、元プランナー、カウンセラーなどのメンバーにて、皆さんのパーティーや、結婚生活の役立つ情報や、最新情報をお届けいたします。InstagramやTwitterでも情報発信をしておりますので、ぜひぜひプレ花嫁さまと繋がれたら嬉しいです。

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