「結納」とは?「顔合わせ食事会」と何が違う?スマ婚が徹底解説!

結納は日本の伝統的な儀式であり、婚約者の両家が顔を合わせ、結婚の意思を確認し、将来の夫婦の結婚を祝うために行われるものです。 この記事では、結納と顔合わせ食事会の違いや結納の意味、しきたり、準備するもの、費用相場、流れなどを具体的にご紹介します。

結納の流れを理解し、結婚準備をよりスムーズに進めましょう。

「結納」と「顔合わせ食事会」の違いは?

結納と顔合わせ食事会、どちらも結婚に向けて行われる儀式ですが、その違いや意味をご存知ですか?ここからは、結納と顔合わせ食事会の違いについて詳しく解説します。

結納

結納とは、日本の結婚準備における重要な儀式です。

結納の内容は地域や家庭によって異なる場合がありますが、一般的には新郎側の家族が新婦側に贈り物や結納金を渡すことで結婚の意思を確認し、両家の交流を深める目的があります。

結納の後は結婚式の日程が正式に決まり、結婚への準備が本格的に始まっていきます。

顔合わせ食事会

顔合わせ食事会とは、儀式的なしきたりなどは無く、和やかな雰囲気の中で一緒に食事をすることで、互いの家族の親睦を深めるための催しです。

最近では、和食やフレンチなどのレストランで行われることが多くなりました。

結納の前に食事会を行ってお互いの理解を深め、幸せな結婚生活への第一歩を踏み出しましょう。

顔合わせ食事会を通じて、お互いの家族や親族との繋がりを深め、結納の日に向けての期待感を高めていきましょう。 結納は、結婚式よりも前に行われるため、全体の結婚費用の割合も少なくなる傾向があります。 しっかりと結納金の予算を決め、自分たちの経済的な状況に合わせて進めていきましょう。 結納金の相場は一般的に50万~100万円が多いですが、地域や家庭によって異なることもあります。 顔合わせ食事会での結納金の相談や決定も重要なポイントです。

結納の前に食事会を行ってお互いの理解を深め、幸せな結婚生活への第一歩を踏み出しましょう。

結納の種類について

結納には、正式結納と略式結納の2つの種類があります。

結納の種類によって行われる儀式や準備が異なるので、結婚準備を進めるにあたって、どのような結納が適しているのか把握しておきましょう。

正式結納

正式結納では、仲人を介して結納品や結納金の受け渡しが行われます。仲人が両家を行き来するため、両家が顔を合わせることがない点が特徴です。

両家の距離が離れている場合などは仲人の負担が大きくなるので、交通費や「酒肴料(しゅこうりょう)」というお礼金を渡すのが一般的です。

正式結納は格式高く、日本の結婚における伝統的な儀式として知られています。

略式結納

略式結納は、両家がホテルや料亭、レストランなどに集まってリラックスした雰囲気で行われることが特徴です。

仲介人は必ずしもいるわけではなく、結納金や形式にも厳しくない傾向があります。最近では、多くのカップルが略式結納を選ぶようになっています。

どちらの形式を選択するにせよ、結納は結婚に向けての大切な一歩です。自身やパートナーだけではなく、家族の生活スタイルなども考慮して形式を選ぶようにしましょう。

結納で準備するもの

結納では、正式・略式を問わず主に結納金や贈り物を準備する必要があります。その他に必要なものについて以下の表にまとめました。

正式結納略式結納
結納品5品以上5・3品に簡略化可能
結納金50~100万円
※地域や家庭の状況で異なる
無い場合もあり
挨拶や口上正式な挨拶や口上が行われることが一般的簡潔な挨拶や口上が行われることが多い
場所フォーマルな会場カジュアルな場所
服装正装や格式のある和服カジュアルな和服や普段着の場合もあり
結婚記念品の交換婚約指輪など省略される場合もあり

現在では、結納金の額は両家で相談して決めることが一般的です。また、略式結納の場合は、結納金のやり取りが行われない場合も増えてきています。

結納の意味やしきたりは地域によって異なることもあるので、自分たちが生まれ育った地域の風習などについても調べておくと良いでしょう。

結納にかかる費用相場と内訳

結納金の費用は、様々な要因で変動します。今時の結納金の費用相場はどれくらいなのでしょうか?

結納金の費用相場

結納金の相場は地域や家庭によって異なりますが、一般的な目安としては50万円から100万円程度とされています。具体的な金額は結納の形式や両家の話し合いによって決まります。

ただし、これはあくまで平均的な目安であり、実際の結納金は人それぞれ異なります。

結納全体にかかる費用の内訳は、以下の通りです。結婚式の予算やその後の結婚生活費用も考慮に入れ、バランスよく計画することが大切です。

品目費用の目安
結納品50~100万円 ※地域や家庭の状況で異なる
結納品2~10万円程度 ※1品目ごと
受書2~5千円程度
その他着付代、交通費など

結納の流れ

結納には、正式結納と略式結納の2つがあります。どちらの結納も結婚を正式なものとするために行われる大切な儀式となっています。

正式結納の流れ

正式結納には仲人が必ず必要で、仲人が両家を行き来して結納品や結納金の受け渡しを行います。正式結納の流れは以下の通りです。

  1. 新郎側の自宅にて結納品を受け取る
  2. 新婦側の自宅にて結納品を納め、受書(と結納品)を受け取る
  3. 新郎側の自宅にて受書(と結納品)を納める
    (新婦側の自宅にて受書を納める)※「関西式」の正式結納では無し

略式結納の流れ

略式結納では、必ずしも仲人を立てる必要がなく、両家がホテルや料亭などで顔合わせをしながら行われます。

結納品や受書の流れについては、正式結納とほとんど変わりありませんが、結納品の品数が少ない・結納金が無いなど簡略化されることもあります。

結納が終わると、そのまま両家で食事会が行われるところも、正式結納とは異なる点です。

まとめ

結納は婚約を祝い、お互いの家族が顔を合わせる伝統的な儀式です。

結納では結納品や結納金を用意する必要があり、流れには決まりごとやしきたりがありますので、事前に把握しておくことが大切です。

結納の後には結婚式のプランニングが始まります。

まだ具体的なイメージがない方は、結婚式場の見学や結婚準備の相談に積極的に取り組んでみてください。

結納や結婚式は一生に一度の大切なイベントですので、ぜひ思い出に残る素敵な結婚式を迎えることができるようにしてくださいね。

この記事の著者

スマ婚編集部

スマ婚編集部

スマ婚編集部は、元プランナー、カウンセラーなどのメンバーにて、皆さんのパーティーや、結婚生活の役立つ情報や、最新情報をお届けいたします。InstagramやTwitterでも情報発信をしておりますので、ぜひぜひプレ花嫁さまと繋がれたら嬉しいです。

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