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こんなおデブは嫌だ!「愛されおデブ」と「嫌われおデブ」の違いに迫ってみた

投稿日:2017年3月10日 更新日:

世の中のおデブ女子を「愛されおデブ」にしたいと心から願う、おデブ女子の奥崎です。

おデブ女子ライター:奥崎 海湊(おくざき うみ)

体重は100kg越えながら、仕事も恋愛も不自由なく過ごすポジティブおデブ女子。

歌うこと、踊ること、食べることが大好き。おデブなりにファッションにはこだわりを持つおしゃれ女子でもある。

 会社の先輩・同僚・後輩や、友人、恋人もちゃんといる「愛されおデブ」といわれていますが、たまに見かける「嫌われおデブ」な人と何が違うのかが気になっていました。
今回は、同じおデブでも「愛されおデブ」と「嫌われおデブ」に分かれるのか、違いについて私なりに真剣に考えてみた結果をお伝えしたいと思います。

「おデブネタ」でいじれるおデブは「愛されおデブ」

普段の会話や飲み会の席など、盛り上がったときに「誰かをいじって一笑いを取る」場面というのは多々あるもの。
このときに、「おデブ」というのは、パッと見の特徴にインパクトがあるので、いじられやすいものです。これを「おいしいぞ♡」と考えられる人は、芸人並みの思考の持ち主でしょう。
ここまで行かなくても、「その場を楽しめるおデブ」というのは「愛されおデブ」ではないでしょうか。
実際おデブであることは、隠すにも隠せないわけで、いじってはいけない、腫物を触るような扱いをされるよりも、堂々といじってもらったほうが、実は気持ちもすごく楽だったりするものです。
「明るくて、一緒にいて楽しいな!」って思ってもらえるようになります。
……とは言っても限度はあるので、度が過ぎたいじり方をする人はちゃんと叱ってくださいね。

周りからいじられて怒るおデブというのは「嫌われおデブ」の道を進むことになります。
「いじられるのが嫌だ」というなら痩せればいいのです。でも、ここで嫌がるおデブたちはたいていの人が、「痩せないおデブ」なのです。
自分に甘く、周りから言われる言葉に反論ばかりして、自分は一切変化を起こさない人たちなのです。このようなおデブになった場合、周りは気を遣い、だんだん飲み会の席にも誘われず、友人が少なくなっていくという傾向にあります。

「痩せないのであれば、いじられて”愛されおデブに”、いじられて嫌なら痩せて”卒おデブに”」

いずれにせよ、「自分が変わらないと周りを変えることはできない。自分の環境も変わることはない」ということです。

「ぶりっこ」はおデブ界でもやっぱり「嫌われおデブ」になりがち

 

普通体系の世界でも「ぶりっこ」というのは賛否両論が激しい分野ではないでしょうか。
おデブ界において、「ぶりっこ」が許されるのはお笑い芸人の世界だけなように思います。
ただでさえ「おデブ」というだけで、今の世の中で見た目の印象は【大損をしている】ということを忘れてはいけません。
だからこそ、おデブである自分の印象は、「どんな人にも共感してもらえるように」心がけることが普通の人の5倍……いや、10倍は必要なのです。
それは仕方のないことです。だって太ったのは誰のせいでもない、自分自身なのです。
太っている自分を理解しておらず、言動や行動を起こしてしまうおデブは「嫌われおデブ」確定と言えるでしょう。
「ぶりっこ」の言葉使いというのは、言い換えると「幼稚な言葉使い」となるでしょう。
そのような言葉づかいをしている人が誰にでも共感してもらえるでしょうか?これを続けていると「嫌われおデブまっしぐら!」です。
服装や持ち物などは、自分の個性を活かし、好きなようにすればいいと思います。でも言葉づかいや行動だけは、年相応の振る舞いができることが「愛されおデブ」への道につながります。

「太っていることを客観視し、誰にでも共感されるおデブを目指すことが”愛されおデブである”」

このことを忘れないようにしてくださいね。

お料理上手は「愛されおデブ」

おデブな人というのは、食べることが大好きな人が多いでしょう。もちろん私だって食べること大好きです。だからこそ必要以上に食べ過ぎて「おデブ」になってしまうのです。
でもただ、食べるだけのおデブというのは、「コンビニでホットスナックを爆買いしている」とか「ファーストフード一日三食」とか「毎日外食で食費が高そう」とか、とにかくイメージが悪いのなんのって。
ここでですよ。めちゃくちゃ料理が上手なおデブというのは、ポイントが高くなることを知っておきましょう。おデブな人で「料理が得意です♪」というと、だいたいの人が「おいしそうな料理を作るんだろうな」と実はプラスのイメージにとることが多いのです。ただ食べるだけではなく、ちゃんと自炊し、家計のこともしっかりと考えられる「きっちりおデブ」だと思われるようになります。だからお料理上手なおデブは「愛されおデブ」なのです!お料理が上手であれば、男性の胃袋をわしづかみにすることができ、おデブなあなたをカバーしてくれる最高のアイテムにもなります!

「ただ食べるばっかりではなく、自分で作ることが”愛されおデブ”になるコツ」

さあ、今日から外食はやめて、家でご飯を作りましょう!

「自分はデブだから……」で片づけようとするおデブは「嫌われおデブ」

私が一番嫌いなフレーズかもしれないです。「自分はデブだから……」。
はっきり言います。
「そんなの関係ねぇー!!!!」ですよ!
なぜかというと、普通体形の女子たちだって、人それぞれに悩みがあって、つらい思いをしているのです。それって「デブだから」「痩せてるから」ではなく「人」というくくりの話なのです。

ではここで。私がよく聞いていた「自分はデブだから……」のあとに続くフレーズを紹介しましょう。

かわいくない

そんなわけないです。なぜかって??「かわいい」「かわいくない」は人の感性で決まるものだからです。感性は人それぞれみんな違います。私が「かわいい」と思った芸能人でも、友人がみたら「え?全然かわいくないじゃん」なんてことはザラにありませんか?
それと同じなのです。だから、自信を持ってください。
また、「かわいい」と得をすることって、普通に生きててそう多くはないです。街中で声をかけられるか、ちょっと恋愛面でちやほやされることが多いかその程度でしょう。学業や仕事など恋愛以外で生きていくうえで必要なことって山ほど川ほどあります。
その中でかわいいとかブサイクとか関係あると思いますか?私が生きてきた中では、少なからず関係なかったですね。

友人ができない・恋人ができない

これは同じ原理だと思っています。
おデブなことが原因ではありません。
「自分はデブだから……」というフレーズが、自分の心の扉を閉じてしまっているのです。
かなり後ろ向きのフレーズですから、このように考えている時点で思考もかなりマイナスになってしまっています。
前向きなおデブ(私みたいな)は、友人もいますし、恋だって人並みに経験をしました。そして現在も恋愛真っ最中です。
人は心を開いた人としかつながれないのです。
素性がわからないような人と友人になりますか?恋人になりますか?
それは難しいですよね?
あなたが自分に自信を持って心を開いたときに、今まで居た世界が大きく変わり始めるのです。

【余談】食べ過ぎてしまう

「自分はデブだから食べ過ぎてしまう」……。これに関しては、もう物理的に「胃」がでかくなってしまっている状態だと思います。私も同じです。こればっかりは、「おデブだから」でしょう。人間の体というのはすごいですよね。けがをしても自然治癒で治そうとするし、胃にものがたくさん入ってくると感じたらでかくなるし、様々な環境の変化に対応できるようになっているのでしょう。痩せたいと思っているおデブであれば、お寺の断食合宿に参加をしてみるなどして、胃を小さくしていく作業が必要でしょう。

まあ、私には必要ありません。自然の流れを大事にしたいと思います。

ゆとりを持って堂々としているおデブは「愛されおデブ」

そうです。堂々としてください。おデブだから……って自信なさそうにしていませんか?
前にも書きましたが、「おデブ」なものはもう仕方がないのです!そこに引け目を感じる必要なんてないのです。
ゆとりを持って堂々とし始めると、どんなことが起きると思いますか?

堂々としておしゃれを楽しむ

まずは、自分が「これが着たい!」と思った洋服を着るようになります。そうするとおしゃれが楽しくて仕方がなくなり、どんどん自分好みのファッションを楽しむようになります。やがて気づけばあなたがファッションリーダーのように周りからも褒められるようになります。

彼氏ができた!なんてことも!

続いて恋愛面での変化が期待されます。おしゃれを楽しみ始めると、自然と出歩くことが多くなってきます。いろんな服が買いたい、おしゃれなものを見つけたいという心理から、それまではいかなかったようなエリアにも足をのばすようになり、すれ違う人の数も断然多くなるものです。いつもと違うエリアでランチをしたり、カフェをしたりと、人と接触する時間も大幅に増えるはず!おしゃれを楽しめるようになれば、友達と一緒に街コンなどのラフな出会いの場に出かけるようになることも!一歩踏み出すことで恋愛にも大きな変化が生まれてくるのです。楽しみしかないですね!

普通の女子と同様を求めるおデブは「嫌われおデブ」

難しいところではあると思います。「だって女の子なんだもん」という気持ちは女子ならだれでも持っているものでしょう。
でもおデブ女子になった宿命としては、「女の子なんだもん」という気持ちをいったん捨てることも大事です。

・普通の女子よりも「強そう」に見える
・普通の女子よりも「肝が据わってる」ように見える
・普通の女子よりも「どっしり」している

というように、体の大きさゆえに普通の女子と同じようにはいかない部分が物理的にあるのです。
お姫様抱っこはしてもらえないだろうし、おんぶだってしてもらえないだろうし、物理的弊害があるのはおデブ女子が自分で理解をしておかないといけません。これを相手に求めてしまうのは「嫌われおデブ」なのです。

でも普通の女子にはない「強そう」「肝が据わってる」「どっしり」を自分の特技としてしまえばいいのです。
だってこの3つのポイントは、おデブ女子だからこそのポイントではないでしょうか?この3つのポイントが共通する存在があります。
そう、「お母さん」です。
母になった女性は、自然とこの3つがくっついてくるように思います。なぜかというと、目に入れても痛くないほどかわいい子供を「守る」ことが仕事だからです。だからこそ、「母のような気持ち」で常にいるようにすると、周りからは自然と頼られる存在になり、安心感を求めていろんな人たちが寄ってくるようになります。

「普通の女子と同様を求めず「自分にしかないところを活かす」それが”愛されおデブ”」

ということでしょう。

いかがでしたか?

おデブってわかっていても、なかなか痩せて普通体形に戻るって難しいことです。
無理に痩せる必要もないし、おデブのままだってチャームポイントはたくさんあるはず。
どうかこれを読んだおデブ女子が「愛されおデブ」になりますように。

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