「20歳以上の年の差婚」という芸能人の驚くような歳の差結婚のニュースを目にします。芸能人の場合、年上の旦那、年下の妻のパターンを多く目にしますが、近年では逆パターンも珍しくはないようです。気になる年の差婚のパターンとリアルな意見をご紹介します!
目次
歳の差婚って、実際何歳離れていれば年の差婚なの?
「何歳離れていてもOK?」年の差婚に具体的な規定はありません!
歳の差婚とは、年齢に大きな差のある者同士の結婚のことです。年齢の差は、どのくらいとは具体的に定められていませんが、「10歳差前後」が一つの目安となるようです。
日本では、結婚できる年齢は、(2017年現在)「男性が18歳」、「女性が16歳」と定められています。既定の年齢を達していれば、何歳離れている相手でも法律上は結婚できるのです。
考えておきたいポイントは2つ!「あなたと相手のこれから」・「周囲への理解」
年の差婚で考えておきたいポイントは、大きく2つあります。1つ目は「あなたと相手のこれから」。年が離れているからこそ、他の夫婦にはない壁もあります。詳しくは次項でご紹介します。
2つ目は、「周囲への理解」について。愛し合っていても、結婚は、ふたりだけではなく、親や友人など周囲の理解と協力あってこそ成り立つもの。そのため、年の差婚を報告することで、あなたの親や友人は、どのように感じるのかもある程度理解しておきましょう。
歳の差婚をパターン別に詳しくご紹介
年の差婚をパターン別に、詳しくご紹介します!
①相手が10歳以上年下の場合
男女ともに10歳以上年下の相手と結婚を報告した際、周りはすこし驚くかもしれません。一回り下、もしくは上となると、そういった周囲の反応も覚悟に入れて、報告しなければなりません。
年齢を伝える前に、相手の人柄などを踏まえた上で報告してみましょう。あなたの結婚相手の良い部分を、親や周囲にわかってもらえるように努めれば、理解を得られる可能性はあがります。
相手のご両親を安心させるためにも見た目で与える印象をカバーするのは大切です。近年では、スキンケアを男女ともに行っている傾向。お肌が若々しいと、見た目年齢は若く見えます。服装や髪形については、過剰に若さを演出する必要はないですが、清潔感やフレッシュさを感じさせるように、整えておくことはもはやマストでしょう。
②相手が20歳以上年下の場合
20歳以上となると、将来のことを見据えて親や友人に報告しなければなりません。場合によっては、あなたが相手の両親と同じ、もしくはそれ以上の年齢であるかもしれないからです。そのため、反対されてしまうことも懸念しておきましょう。
男女ともに大きく年の離れた相手と結婚をした場合、周囲からの視線はやや厳しめと知っておきましょう。男性は、「やっぱり若い女性好きの人」、女性は「お金を選んだ」、「相手結構おじさんじゃん…」など、冷ややかな視線を向けられる可能性は否定できません。
しかし、そういった周囲に与えてしまうマイナスイメージすらも、プラスに変えるくらいの強い思いで望みましょう!これから結婚後にふたりで乗り越えなければならないことを考えれば、周囲の目は跳ねのけられるはず。逆境を乗り越えてこそ、周囲に認められる夫婦になるのです。
③相手が10歳以上年上の場合
相手のご両親から見れば、あなたはすこし頼りがいがないように見えてしまうかもしれません。まだ若い、年下のあなたは相手のご両親から見ると、結婚相手としてふさわしいか、やや不安を感じさせてしまう存在です。
そのため、目上の人との接し方やマナーには、人一倍気を配りましょう。年が離れていても落ち着いた物腰でいたり、周りへ気配りができる人であると分かれば、相手の両親の不安を解消できるかもしれません。
③相手が20歳以上年上の場合
相手があなたよりも20歳以上年が離れていると、気配りやマナーができるだけでは、相手の両親の信頼は得られません。あなたが本当に相手を思いやっている態度やエピソードを伝えましょう。
また20歳以上の相手と結婚するのですから、あなたよりも相手が先に老いてしまうのは仕方がありません。将来的に介護が必要になることなどは、考えておかなければならない項目。そういった覚悟があることも踏まえて、周りの理解を得なければなりません。生涯寄り添っていける相手であるということを伝えられなければ、世間の目はやや厳しめかもしれません。
年齢差があっても良い結婚生活を送るには
年の差婚だからこそ考えておきたい夫婦生活のコツについてチェックしておきましょう。
精神的な差は歩み寄っていきましょう
一回り年齢が離れると、幼少期に影響を受けた文化も大きく異なるもの。相手と物事に対しての認識が異なるのは仕方ありません。自分が年上だから、年下だからと意見を通してはいけません。歩み寄ってその差を埋めていきましょう。
体力面での違いはお互いが理解しておく
20代、30代でも体力の差は出てきます。それが40・50代ならなおさらです。体力面では、年齢と共に変化してしまうのは仕方がありません。鍛えても限界があります。大切な夫婦の営みも、相手の体力を気遣ってこそ。もし悩むことがあれば、思い切って、年の差婚をした友達に相談してみるのも一つの手段です。
愛情の表現方法は、言葉や態度、プレゼントなどさまざまな方法があります。応えられない部分は、別の方法で表現していくことも、良い夫婦生活を過ごすカギです。
年齢を超えた付き合い方をふたりで見つける
本当に好きで結婚したのであれば、周囲の夫婦のあり方に流されないで、ふたりの間で愛を育みましょう。相手との年齢はこの先埋まることはありません。どちらかが「先に老いてしまう」、「今、若い相手も数年後には若くなくなる」というのは覆せない事実です。年齢を超えた相手の魅力を理解し、向き合い方を見つけていくのが重要です。
いずれは一人の時期が訪れてしまうということも受け止めて
一般的な結婚よりも老後ふたりで過ごす期間は短くなってしまうのは年の差婚のデメリット。一般的に平均寿命は女性の方が長いです。もし年の離れた男性と結婚する場合は尚更「その時」を早く迎えることも理解しておきましょう。
また「介護が必要になることが他の夫婦よりも早く訪れる」、「将来一人で過ごす期間が長くなる」ことも理解しておきましょう。年齢による壁を越えていくことが大切です。
年齢よりも「どう生きてきたか」「どう生きていきたいか」
色々と書きましたが、本当に大切なのは相手の年齢よりも、相手が「どう生きてきたか」を踏まえて、一緒にこれから「どう生きていきたいか」を考えていくこと!年齢よりも、相手と自分自身を見つめてみましょう。そうすると、これから訪れる壁も自然とふたりで乗り越えていけるのではないでしょうか?年齢が近くても、意見が合わないことはあります。一方で年齢が離れているからこそ、認められる部分もありますよね。
この世にひとりだけのあなたの結婚相手。その相手とあなたはどんな風に付き合っていきたいですか?どう生きていきたいですか?すてきな答えをふたりで見つけていってくださいね!