ハワイで結婚式を挙げる際に費用を抑える方法

投稿日 2020/08/31　更新日 2021/01/18

太平洋に浮かぶハワイ諸島は、海外での結婚式を夢みるカップルに最も人気のエリアの一つです。
あまり費用はかけられないけれど、あこがれのハワイで結婚式を挙げたい、と考えるカップルも多くいるでしょう。

そこで今回の記事では、ハワイで結婚式を挙げたいカップルに向けて、費用を抑える方法をご紹介します。ハワイでの結婚式にかかる費用の相場なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ハワイ挙式の魅力

ハワイでの結婚式には、さまざまな魅力があります。
ハワイといえば“ビーチの国”というイメージが強いのではないでしょうか。そのイメージどおり、ハワイでは青い空と海が広がる絶景を贅沢に楽しめる「ビーチウェディング」が人気です。

また、ハワイで挙げられるのは、ビーチウェディングだけではありません。教会での「チャペルウェディング」や、邸宅を貸し切っておこなう「ハウスウェディング」も実現可能です。公園や森、ホテル・教会の庭など、自然の緑に囲まれて愛を誓う「ガーデンウェディング」も魅力的です。

このように、ハワイでは二人の好みに合わせてさまざまなウェディングスタイルを選べます。どのスタイルを選んでも、美しいロケーションと非日常的な雰囲気を満喫できるでしょう。

また、ハワイには日本人観光客が多いため、日本人向けのサービスも充実しています。海外挙式では言葉の壁が不安だという声もよく聞かれますが、ハワイはほかの国よりも比較的日本語が通じやすいため、新郎新婦もゲストも安心して過ごせるでしょう。

ハワイ挙式はどのくらい費用がかかるの？

ハワイで結婚式を挙げる場合、一般的にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。先輩カップルのデータから導き出した平均費用を紹介します。

ハワイでの結婚式にかかる費用の平均額を項目ごとに見ると、次のようになります。

•ハワイの挙式代：126万円
•二人の旅行代： 89万9,000円
•ハワイ挙式の平均総額：215万9,000円
出典：ゼクシィ 結婚トレンド調査 2020【海外ウェディング編】調べ

ただし、上記の金額はあくまでも平均です。ハワイでの結婚式にかかる費用は、シーズンや宿泊先、滞在日数、ゲストの人数などによって大きく変動するので、おおよその目安としてとらえておきましょう。

もっと費用を抑えたいという方は、このあとに紹介する節約のポイントをぜひ参考にしてください。

ハワイ挙式で費用を抑えるポイント！

挙式エリアが国内・国外に関わらず、結婚式にはなにかとお金がかかるものです。ですから、今後の新婚生活のためにも、結婚式の費用をなるべく抑えたいという方は多いのではないでしょうか。

そこで、ハワイで結婚式を挙げる際に少しでも費用を抑えるためのポイントを紹介します。

旅行のオフシーズンを狙う

ハワイは旅行先として人気のリゾート地であり、航空券代もシーズンによって上下します。そのため、日程に特別なこだわりがない場合は、オフシーズンを狙って結婚式のスケジュールを組むと費用を抑えられる可能性があります。オフシーズンであれば旅行者が少なく、ハワイでの滞在をゆったりと満喫できるのも魅力です。

ハワイのオフシーズンは、ゴールデンウィークを除く4～6月と、年末年始を除いた12～1月となります。12～1月頃はハワイの雨季にあたりますが、日本の梅雨のように長時間雨が降り続けることは少ないため、雨季だからといってあまり心配する必要はないでしょう。ハワイでは短時間のスコールのあとすぐに晴れる場合が多いので、スコールでも問題ない結婚式場を選ぶなどの工夫をすると安心です。

なお、基本的にオフシーズンは費用を抑えて渡航することが可能ですが、金曜日・土曜日発着の航空券はたとえオフシーズンであっても費用が高くなりがちです。シーズンにも発着日にも気を配りつつ、二人の予算と予定に合わせて最適なスケジュールを組みましょう。

二人で結婚式を挙げる

最近では、新郎新婦の二人だけでおこなう海外挙式が増えており、すてきなプランもたくさん登場しています。
二人だけの結婚式なら、費用を抑えられるだけでなく、ゲストのスケジュール調整や宿泊の手配をおこなう必要もありません。ゲストをたくさん招待する場合よりも、結婚式の準備にかかる時間的な負担を大幅に減らせるので、忙しい二人にもぴったりです。

もし、二人だけで結婚式を挙げるのは寂しい、両親や友達に晴れ姿を見てもらいたい、という場合には、帰国後にお披露目パーティーを開催するとよいでしょう。

ウェディングドレスや小物などを持ち込みする

国内で挙げる結婚式と同じく、ウェディングドレスや小物などを自前で用意して会場に持ち込むのも、費用を抑えるのに効果的です。お得に入手できるアイテムを見つけたら、積極的に活用するとよいでしょう。

ただし、プロデュース会社によっては持ち込みが制限されたり、持ち込み料が発生したりする場合もあるので注意が必要です。持ち込み料の金額次第では、かえって費用がかさむ可能性もあります。各アイテムについて持ち込みが可能かどうか、持ち込み料がかかる場合はいくら必要なのかを、事前に確認しておきましょう。

さまざまな挙式スタイルを検討してみる

ハワイ挙式にかかる費用を抑える手段は、ほかにもあります。
次に紹介するような結婚式のスタイルを採用するのも1つの方法です。予算面でも内容面でも、二人が満足できるスタイルを柔軟に取り入れてみましょう。

フォトウェディングにする

結婚式をおこなわず、ウェディングドレスとタキシード姿での記念写真を残す「フォトウェディング」も、最近人気が高まっている挙式スタイルです。

ハワイには、記念撮影に絶好のロケーションがたくさんあります。白い砂浜と青い海をバックにしたビーチフォトはもちろん、満天の星の下での撮影、おしゃれな邸宅や何気ない街角での撮影など、あらゆる場所で画になる写真を撮ることができます。

絶景のなかで撮った記念写真は、愛を誓った日をいつまでも思い出せるアイテムとして、二人の生涯の宝物になるでしょう。

新婚旅行と併せてハワイで結婚式をする

ハワイは、新婚旅行先としても人気のスポットです。ハワイで結婚式を挙げるなら、滞在期間を少し長めにとり、新婚旅行を兼ねるのもおすすめです。

ハワイで結婚式と新婚旅行をセットでおこなえば、新たに宿泊先などを手配する必要がありません。そのため、国内で結婚式を挙げて、そのあと新婚旅行としてハワイへ行く場合と比べると、費用を抑えられる可能性があります。浮いた費用を、結婚式会場・ホテルのグレードアップや、離島ツアーなどのオプションに回してもよいでしょう。

最近では、結婚式と新婚旅行がセットになったプランも登場しているので、海外旅行の手配に慣れていないカップルでも安心です。

まとめ

ハワイでの結婚式では、ビーチウェディングやチャペルウェディング、ハウスウェディング、ガーデンウェディングなど、多彩なウェディングスタイルから、二人好みのスタイルを選べます。ハワイでは日本人向けのサービスが充実しているので、新郎新婦にとってもゲストにとっても、快適な滞在が叶うでしょう。

ハワイでの結婚式費用を抑えるポイントは、以下のとおりです。

•旅行のオフシーズンを狙う
•二人で結婚式を挙げる
•ウェディングドレスや小物などを持ち込む
•さまざまな結婚式のスタイルを検討する（フォトウェディング、結婚旅行との兼用など）

工夫を凝らして費用を節約しつつ、二人らしいすてきなハワイ挙式を実現させましょう。