海外の結婚式ではよく見られるブーケトス。日本でも欧米のチャペル式の結婚式が和式の結婚式より増えてきたので、ブーケトスも最初は流行っていました。しかし、最近では5組に3組はブーケトスをやらないという人たちが増えてきています。では、ゲストも楽しめるブーケトスに代わる演出はないのでしょうか。
ブーケトスとは
ブーケトスは、花嫁がブーケを誰に渡すかわからないように後ろ向きになって未婚女性にブーケを投げることです。それを拾った未婚女性は近く結婚でき、幸せになれると言い伝えられていて、幸せのおすそ分けとしてブーケトスがされています。
日本では、未婚の女性の中にはブーケトスをすることが嫌だと言われている人がいます。結婚式でブーケトスをするカップルは約2割とされています。周りが既婚者が多く、未婚者が少ないとブーケトスに抵抗を感じるかもしれません。
ブーケトスをもらうと周りに「がつがつしているように見られることが嫌」とか「段々ブーケトスをもらうのが苦痛」などの意見があり、ブーケトスをしても誰も取りにいかないなんて事にもなりかねません。花嫁にとって幸せのおすそ分けであるブーケトスなので、皆に好評で効果ある演出をしていきたいですね。
ブーケトスを1つの演出として受け取る人を広げる方法も♪
ブーケトスを未婚者のみとしてしまうと、人数が少なく出にくいかもしれません。ブーケを「花嫁の幸せを受け取る演出」として、子供達や既婚者にも広げると皆で楽しめるイベントとなるかもしれません。花嫁からのお花を受け取ったら、嬉しいものです。
また、事前にブーケトスをすることを伝えて参加者をお願いしておくこともいいでしょう。ブーケは花嫁が持つブーケと別にブーケトス用のブーケを用意しないといけません。ブーケは生花やブリザーブドフラワーを使ったものの時にはワイヤーを使っていて、スポンジに水を含ませてあります。
投げるときは、花が壊れないように花嫁の近くに立ってもらうことや小さめのブーケにするとワイヤーが少なくてゲストにあたっても痛くありません。水が飛び散らないように、あまり高く放り投げないようにしましょう。最近では、投げるブーケを飴やチョコレートを入れて作ったキャンデイ―ズブーケも人気です。
ブーケトスに代わるもの
ブーケプルズ
ブーケトスの代わりにブーケプルズというものがあります。ブーケプルズとは、ブーケに数本のリボンをつけておき、それを未婚の女性のゲストに引っ張ってブーケをあててもらう演出です。ブーケトスと同じように引き当てた人は幸せになれて、次の花嫁になれるとされています。
ブーケトスは投げた時にどちらも方向に飛ぶかわかりますが、ブーケプルズの場合、どのゲストが引くかわからないため、ドキドキ感があります。室内の限られたスペースでもできるので、式場内でする場合はブーケプルズがおすすめです。ゲーム感覚で、独身女性だけでなく、子供や既婚女性、男性も参加すると場が盛り上がります。
人数が多すぎる場合は、参加者を頼んでおくと時間のロスがありません。ブーケプルズの場合もブーケを花ではなく、キャンデイブーケにしてもいいですし、花とキャンでいを織り交ぜても面白いです。
プレゼントトス
ブーケトスは参加したくないという人もいるので、ゲスト参加型の演出をする楽しい結婚式もあり、ゲストに感謝をこめてゲストに贈り物をする○○トスもあります。10人10色で様々な演出を楽しむことが出来ます。
例えば、かわいいぬいぐるみをトス、お菓子を包んでブーケにしてトス、箱の中身は様々で当たってもけがをしないような小物をかわいくラッピングしてトスなど工夫すればいろいろな演出ができます。
一番人気・・・ダッフィーとシェリーメイ
2番人気・・・キャンデイ(チュッパチャプスなど)の周りに豪華な花飾って花束にしたもの
3番人気・・・二人がやっていたスポーツのボールをプレゼントする。例えばサッカーをしていたらサッカーボールトス、テニスをしていたらテニスボールトス、バスケットをしていたらバスケットボールトスをプレゼントします。サッカーボールトスは蹴って、テニスボールトスはラケットでトスしてもいいかもしれません。
4番人気・・・クッションとコスメやビール券をトスする。女性なら小さめのクッションの中にコスメを忍ばせて渡せます。男性ならビール券を中に入れておいたら喜ばれるかも。クッションだったら、中に割れ物が入っていても痛くなく割れる心配がないですね。
5番人気・・・ドライフラワーの中にスタバカードを入れてプレゼントトス。ドライフラワーなので、ずっと飾っておくことが出来ます。
菓子まき
東海地方に伝わる文化で嫁入り前に実家の近所の人にお菓子をふるまいます。その風習をもとに披露宴で行うカップルがいます。花嫁は実家を出るときに、近所の人にお菓子を配ったり、バルーンを飛ばしたり、2階からお菓子を巻いたりとやり方は色々です。お披露目があるとお菓子をもらえると子供たちは楽しみにしていました。
菓子まきの風習も減ってきましたが、披露宴で新郎新婦がゲストに向かって菓子まきをとリ入れる場合もあるようです。当たっても痛くない菓子を袋に詰めてラッピングするとしゃれています。
パラシュートス
ブーケトスの代わりにパラシュートスはいかがですか。バズーカ砲から発射されたクマのぬいぐるみを付けたパラシュートが空から降ってきます。それを受け取ったゲストは、新郎新婦から幸せをおすそ分けしてもらえます。かわいいベアのぬいぐるみや猫、犬のぬいぐるみもいいかもしれません。
ダ―ズンローズ
ブーケトスのようにゲストに渡すとは反対で、ゲストから集めた12本のバラを花嫁に差し出してプロポーズするものです。元来、ヨーロッパの言い伝えに由来したもので、花嫁に恋焦がれていた青年が結婚の許しを請うために、村人からバラの花をもらいプレゼントしたものです。
青年は12本のバラを集めたのでダーズンローズと呼ばれています。12本のバラの意味は、幸福、信頼、誠実、感謝、愛情、真実、情熱、尊敬、栄光、努力、永遠、希望を意味しています。これらすべてを花嫁に近いますという意味を込めて、新婦にそれを渡します。
新婦の返事がイエスだと、1本を抜き取って新郎の胸に挿すという演出です。一般に新郎はゲストから受け取った12本のバラの花束を受け取ってバージンロードの先まで歩きます。その時にスタッフにリボンをかけてもらい、花束にします。あらかじめブートニア用のバラを花束に忍ばせておきます。そして、バージンロードを新婦の父に連れられて歩いてきた新婦にバラの花束を差し出します。
ここがクライマックスです。新郎は改めてプロポーズして、新婦からOKなら花束に忍ばせていたブートニアを新郎に渡します。ゲストが参加できて、新婦に改めてプロポーズできるいい機会となります。
ハッピードラジェ
ハッピードラジェは、ケーキの中にスイーツのドラジェを仕込んでおいて、後からプレゼントを渡します。ぜひ、渡したい人がいれば、その人の席にドラジェ入りケーキが入るようにプランナーの方に前もってお願いしておくといいですね。ゲストも楽しめて、参加できて公平な楽しみ方ができる演出です。
ブロッコリートス
新郎側から未婚の男性にブロッコリーの花束をトスするというものです。ブロッコリーは株がいっぱいついてる野菜なので子宝に恵まれるという意味合いがあります。男性が結婚式の演出として面白がって参加するようです。
ブーケパス
これは、ブーケを小分けにしておき、名指しでブーケを渡すという演出です。皆が持って帰れるように、テーブルの上に花を小分けにして挿しておいて、帰るときにすべての花を分けてしまうことも良いですね。花は処分されてしまうので、ゲストの皆さんに持って帰っていただく方が幸せをお裾分けできますね♪
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