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あなたも「絶対結婚しない!」と思っている男性と結婚するかもよ?

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「絶対結婚する!」と思っていた彼と別れたり、「絶対結婚しない!」と思っていた彼と結婚したり、恋愛・結婚において信頼度の低い“絶対”という言葉。将来、もしかしたらあなたも「絶対結婚しない!」と思っている彼と結婚するかもしれません。

今回は「わけもなく男が魅かれる女50のルール」の著者であり、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきさんにインタビューをさせていただきました。

下村さんは「絶対結婚しない!」と思っていた男性と結婚し、今では幸せな結婚生活を送っています。

そんな下村さんに、1番好きだった男性のお話や、今の旦那様と結婚した経緯などお話しいただきました。結婚がまだの方も、結婚されている方も必見です。

下村さんの恋愛遍歴

なぜか女性は「この人と絶対結婚する!」と言ったり、「絶対結婚しない!」と言ったり、恋愛や結婚においてよく“絶対”という言葉を使います。しかしその“絶対”は本当にあてにならないもので、「絶対ありえないと思ってた人と結婚した~」なんてことは日常茶飯事です。恋愛デトックスカウンセラーである下村さんも「絶対結婚しない!」と思っていた男性と結婚し、今では妊娠もされて幸せな結婚生活を送っていらっしゃいます。まずはそんな下村さんの恋愛遍歴から伺いたいと思います。

恋愛がゲーム感覚だった中学・高校時代

私は中学生くらいまで、全く恋愛をしたことがありませんでした。彼氏がいたことはありましたが、「周りが付き合ったりしているから自分も」という感覚で付き合ったりしていて、“好き”という感情には結構疎かったですね。
そして高校2年生の時に、まさにこの「わけもなく男が魅かれる女50のルール」のような恋愛本を友人に借りたのです。その本を読んで「大人ってこんなに自由に恋愛して良いんだ!」と思い、本に書かれている恋愛テクニックを実際に試し始めたのです。
そして試していく中で「あ、これは私にはあってるな」とか「これはちょっと合わないな」ということを考ていたら楽しくなってしまって……恋愛がゲーム感覚になっていました。大学時代まで完全に調子に乗っていましたね……。

人生で1番好きな彼との失恋

そして大学の時に付き合い始めた彼と、付き合ったり別れたりを繰り返しながらも、“絶対”結婚するだろうなと思っていました。しかし最終的には、彼に二股をかけられて捨てられたのです。約4年半付き合った彼との別れ、本当に辛かったですね。

しかし、思い返せば私は、彼にありえない行動ばかりしていたのです。
「私、今暇になったから、今から遊びましょ」と急に彼を呼び出したり、「何で私の予定に合わせてくれないの?ありえない!」と理不尽に怒ったり……ずっとわがままばかり言っていました。
彼のことが大好きだったのですが、大好きだったからこそ、甘えすぎていました。彼なら何を言っても、何をしても許してくれると思っていたのです。

そして別れてから初めて気づきました。「相手を大切にしないと、自分も相手に大切にしてもらえない」ということを、身をもって実感しましたね。

旦那さんとのお付き合いのきっかけ

恋愛がゲーム感覚になってしまっていた下村さん。しかし、人生で1番大好きな彼との別れをきっかけに「相手を大切にしないと、自分も相手に大切にしてもらえない」ということに気づいたとのこと。下村さんにとって「失恋」はとても辛い経験だったかと思いますが、その経験があったからこそ今の下村さんがあるように思います。続いて、大失恋を味わった後お付き合いをされた旦那さんとのエピソードを話してくださいました。

夫とはもともと知り合いでした。もっと言うと、私の友達の元彼だったんです。彼女から彼の話をいろいろ聞いていたので「私は彼とは“絶対”無理!」と思い込んでいました。

しかし、私が大好きな彼と別れてボロボロになっていた時に、たまたま夫と街でばったり会ったんです。
夫「俺、彼女と別れたこと聞いた?」
私「え?聞いてないけど、そうなんだー」
そんな会話を交わし、その日をきっかけに夫からよく連絡がくるようになりました。そして夫は私に交際を申し込んできたのです。しかし、私は「絶対あなたと私は合わないので、付き合うつもりはありません」と言い、断り続けていました。

そんな中、私はまだ前の彼のことが好きだったので、ずっと彼に連絡をしていました。私、ストーカーだったんです(笑)。でもある日彼から最終通告を受けたのです。「もう連絡してくるな」と……。そしてその時、私はこう考えたのです。

「彼と“絶対”結婚する」と思っていたけど、別れてしまった。恋愛や結婚に“絶対”はない! 一歩踏み出してみよう!

そして私は「“絶対”夫と私は合わない」という考えを捨て、夫と付き合うことにしたのです。

元彼を忘れられないまま新しい彼とお付き合いがスタート

「“絶対”結婚する!」と思っていた男性と別れ、「“絶対”結婚しない!」と思っていた男性と結婚した下村さん。恋愛や結婚に“絶対”はないということをひしひしと感じます。しかし、恋愛は一般的に相手に好意を持った状態でスタートするもの。好意がない状態でお付き合いをスタートして、どうやって結婚まで結びついたのでしょうか。

初めは正直、元彼のことを忘れることができず、夫と一緒にいても元彼のことを思い出すような状態でした。「元彼だったらこうだったのに……」と思うことも正直いっぱいありましたよ。

でも幸いなことに私は、過去の大失恋の経験から「相手を大切にしないと、自分も相手に大切にしてもらえない」ということを学んでいました。私は彼とお付き合いすることを決めたのだから、自分を大切に思ってくれるこの彼を大切にしようと思ったのです。

それからは彼になるべく会うようにしました。また、「私を好きになってくれてありがとう」「大切にしてくれてありがとう」という気持ちを持って彼にマッサージしたりもしました。(※女性は肌の触れ合いを通して「愛おしい」という感情が込み上げるそうですよ。)彼に対する愛情というよりも、感謝の気持ちを持って接していましたね。そうするとだんだん彼のことを愛おしいと感じるようになり、気づいたときには好きになっていたのです。

過去に大好きだった彼がいると、新しい恋人ができたときに「前の彼だったらこうだったのに……」と比べてしまうかもしれません。しかし、比べてしまってはいけません。比べていると、相手にも自分と前の彼女を比べられてしまいますよ!

“絶対”を決めつけないで進むことが大切

下村さんにとってとても辛い経験だった“大失恋”。でも、その経験が「相手を大切にしないと、自分も相手に大切にしてもらえない」という大切なことを学ぶきっかけになったんですね。その経験があったからこそ下村さんの今の幸せがあるように思います。それでは最後に読者の方に向けてメッセージをお願いします。

今好きな人がいない、前の彼が忘れられない、と思っている方にはぜひ、私と同じようにとりあえずで良いから付き合ってみる、そして相手を好きになる努力をする、ということを試してみてほしいと思いますね。「この人は“絶対”無理!」と思っていても案外そんな人と合うこともある。“絶対”を自分で決めつけないで進んだ方が良いと思います。

付き合ってみて、やっぱり合わないということももちろんあると思います。でもそれは仕方がありません、その時は別れれば良いのです。
でも、彼のここがいいなと思うところと、彼のここは嫌だなと思うところを天秤にかけて、いいなと思うことが1つでも多いのであれば、相手を手放す必要はないと思います。そしてなるべくその彼のいいなと思うところをフォーカスして見てあげれば、だんだんと好きになるはずだし、それでもやっぱり嫌いなところが気になるのであれば、別れれば良いのです。

恋愛・結婚において“絶対”は“絶対”ではありません。“絶対”を自分で決めつけるのではなく、まずはやってみましょう!

 

【書籍紹介】

わけもなく男が魅かれる女50のルール
彼との関係が面白いほど変わっていく!「恋愛デトックス」カウンセラーが指南する、「男女の壁」を乗り越えるコツが満載の1冊!

【取材協力/下村さきさんプロフィール】

下村 さき
恋愛デトックスカウンセラー/ライター。1987年生まれ、早稲田大学法学部卒。地方銀行に就職の後、学生時代から行っていた芸能活動を本格化させる。2012年、恋愛エッセイストの活動スタート。その後、芸能活動に区切りをつけ、2013年、結婚と同時に会社員復帰。2016年、独立。失恋リカバリー、男女のすれ違い、男の浮気、男性心理などを主に、恋愛以外にも、結婚・仕事・ライフスタイルや、広告・イベントレポートなども手がける。

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