「恋人はほしいけど、出会いがない！」という言葉をよく耳にします。合コンや婚活パーティーには行きたくなく、自然な出会いを求めている人もいれば、仕事と家の往復で全く新しい出会いがない人もいらっしゃると思います。
今回は「わけもなく男が魅かれる女50のルール」の著者であり、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきさんにインタビューをさせていただきました。
下村さんもよく「出会いがない」という相談をお客様から受けているそう。
そんなお客様に、どんなことをお伝えしているのか、そして「出会いがないから恋人ができない」人が出会いをつくる方法教えていただきました。
「出会いがないから恋人ができない」人が出会いをつくる方法
「出会いがない」と相談をされる方には2つのパターンがあります。
枠を設けてしまっている人
まずは、枠を設けてしまっている人。出会いはほしいのに、合コンや婚活パーティーには行きたくない、婚活アプリは嫌だ、自然な出会いがほしい！ と言う方がいます。自然な出会いを求めることが悪いわけではないのですが、それだけを求めていると、素敵な人に出会う確率はぐんっと下がってしまいます。そういう方には「まずは出会いの枠を取っ払いましょう！」と伝えています。
出会い方を1番こだわりたいのであればそれで良いのですが、「あなたは今後どうしたいのですか？」と尋ねると、「結婚したい」「彼氏が欲しい」とみなさん言われます。それが最終目標なのであれば出会いにこだわっていてはいけません。自然な出会いも待ちつつ、でも確率を上げるためには出会い方を気にせず、「結婚する」「彼氏をつくる」という目標に向かって、合コンや婚活パーィーに参加しましょうと伝えています。
それでもみなさん初めは抵抗されるのですが、ちょっとずつ意識を変えてくださって「婚活パーティーに参加してみました」「久しぶりに合コンに行ってみました」と報告してくださいますよ。それでもあまり良い出会いがないようでしたら、ネット婚活アプリを使ってちょっと男性とデートしてもらったりしています。そうすると恋愛していたときの気持ちが戻ってくるようで、「男性に声を掛けられると楽しい」とちょっとずつ意識改革が起こります。そうすることで、自分に自信が持てるようになり、これまではただの男友達だったのに、何となく恋愛モードになってきたり……と自然な出会いが増えていきます。
自分が一歩踏み出して変われば、周りの環境や見方が変わっていきます。まずは出会いの枠を取っ払ってみましょう！
全く出会いがない人
もう一つのパターンは「全く出会いがない人」。仕事が忙しく、職場と家の往復しかしていない為出会いがないという人がいます。そういう人はもう生活を変えるしかありません。極端なことを言えば、転職を勧めることもあります。
結婚よりも優先したいくらい、仕事が好きなのであれば転職は勧めませんが、仕事は辞めても良いと思っているけど、何となく辞められないという人は、生活の何か1つを変えるという意味で仕事を変えることは人生の大きな転機になると思うので良いと思いますよ。
どうしても結婚したい、1番の目標が結婚、というのであれば、職場を変えることで出会う人も変わりますし、生活リズムが変わり、人と出会う時間をつくることができかもしれません。それに何より、自分の気持が変わるので良いと思いますよ。
「それでも転職はちょっと……」と言われる方には、朝活を勧めています。朝早く起きることはしんどいかもしれませんが、出会いがほしいのであれば、頑張って出会う時間をつくるしかありませんよ！
「出会いがないんです」と相談してくださる方の中には、会社と家の往復で出会いがない人もいらっしゃいますが、ほとんどの場合は「合コンは嫌！」「婚活アプリは嫌！」と自分の中で出会いの枠を作ってしまっている人が非常に多いです。まずはその枠を取っ払って、いろんな人と出会ってみましょう。素敵な出会いがあるかもしれませんよ！
【書籍紹介】
わけもなく男が魅かれる女50のルール
彼との関係が面白いほど変わっていく！「恋愛デトックス」カウンセラーが指南する、「男女の壁」を乗り越えるコツが満載の1冊！
【取材協力/下村さきさんプロフィール】
下村 さき
恋愛デトックスカウンセラー／ライター。1987年生まれ、早稲田大学法学部卒。地方銀行に就職の後、学生時代から行っていた芸能活動を本格化させる。2012年、恋愛エッセイストの活動スタート。その後、芸能活動に区切りをつけ、2013年、結婚と同時に会社員復帰。2016年、独立。失恋リカバリー、男女のすれ違い、男の浮気、男性心理などを主に、恋愛以外にも、結婚・仕事・ライフスタイルや、広告・イベントレポートなども手がける。