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演出選びは慎重に
一生に一度の結婚式。せっかくなら、楽しくて思い出に残る演出にしたいですよね。 最近では、従来の形にとらわれない、ユニークな演出が人気になってきています。 新郎新婦だけでなく、ゲストも楽しめるユニークな演出があったら、ぜひ取り入れてみたいですよね。ただ、狙った演出がウケなかったときはショックです。一生に一度の結婚式だからこそ、残念な思いはしたくもさせたくもないはず。ユニークで絶対に外さない演出があれば、参考にしたいところですよね。
大盛り上がりできる演出は?
皆でワイワイと、パーティー感覚で楽しめる演出があったら良いですよね。友人たちと大盛り上がりをすれば、最高の思い出になること請け合いです。ただ若者ノリでハメを外しすぎると、ご両親やご年配の方を置いてきぼりにしてしまうことも。そこで大いに盛り上がれて、ハメを外しすぎない演出をご紹介します。
仮装入場
お色直しの際に、自分たちの好きなキャラクターのコスプレや、着ぐるみで入場する演出です。好きなキャラクターになりきることで、自分らしさを表現できます。 その他にも、自分がしている仕事の制服で登場することで、職場関係のゲストが大盛り上がりしてくれます。コスプレ衣装の値段はピンキリなので、どこまで凝るかによって値段は大きく変わってきます。仕事の制服だったら、タダなので気軽に行うことができますよ。
腕相撲大会
新郎が男性出席者に、片っ端から腕相撲勝負を挑むというものです。これから花嫁を守っていく新郎の、力の見せ所です。本気で何人も相手にすると、新郎が疲れてしまうので、あらかじめ打ち合わせをして出席者が大げさに負けるように演出すると、さらに盛り上がるかも。 新郎と新婦父の対決は、手に汗握る名勝負になること間違いなし。新婦父にも楽しんでもらえる、粋な演出です。
ビアサーブ
新郎がビールサーバーを担いで、各テーブルをまわるという演出です。新婦は隣で、おつまみを配ってまわる演出もいいですね。各テーブルでは写真撮影をしたり、何度もおかわりをしたりと大盛り上がり。ハメを外しすぎないように注意してください。サーバーとビール樽10リットルで、3万円ほどでレンタルできます。
上品で落ち着いた演出は?
ユニークな演出はしたいけど、落ち着いた雰囲気で行いたい。賑やかさよりも、アットホームで温かみのある凝った演出にしたいという方も多いのでは。落ち着いているからといって、盛り上がりに欠けることはありません。一つ一つを丁寧に行うことで、気品のある素晴らしい演出にすることができます。すこし大人で上品なユニーク演出をご紹介します。
ブーケセレモニー
プロポーズの再現をする演出です。新郎が先に入場し、出席者から一輪ずつ花を集め、ブーケを作ります。新婦が入場してきたところで、新郎は愛の言葉をささやきながら、新婦にブーケを捧げます。新婦は、快諾の意味を込めて、ブーケから一輪抜き取り、新郎の胸元に挿すというものです。中にはプロポーズの言葉を口にせずに、結婚式を迎えたカップルも多いと思います。でも、やっぱりプロポーズの言葉は欲しいと思っている新婦も多いはず。この機会に、正式にプロポーズを申し込むといいかもしれませんね。
エンドロールムービー
披露宴や2次会の最後を飾る演出です。映画のエンドロールのように、出席者の名前がプロジェクターで投影されます。そこに新郎新婦の感謝の言葉が添えられ、披露宴中の様々な写真が挿み込まれていきます。最後に全員で、結婚式を振り返ることができるので、人気が高まってきている演出です。 専門の業者に頼めば数万円はかかりますが、最近では素人でもプロ並みの編集ができるソフトが出ているので、映像の得意な友人に頼むなどして、自主制作すれば費用をあまりかけずに作成ができますよ。
リングリレー
指輪交換の時に、参列者全員でリングを、新郎新婦のもとまで運ぶという演出です。参列者が、新郎側と新婦側で各1列に並び、一本のリボンを持ちます。一番後ろの人がリボンに結婚指輪を通し、参列者全員で協力して、指輪を最前列の新郎新婦の両親まで運びます。リングを受けとった両親は、リングを新郎新婦に渡し、そのまま指輪交換の儀に入るというものです。どんなリボンを選ぶかで個性も出しやすいですし、両親も参加できるのでアットホームな演出ができます。
ゲストにウケる演出は?
新郎新婦の個性が光る演出は物珍しいですが、ゲストを置いてきぼりにしてしまっているものも、意外と多いですよね。出席者に心から祝福してもらうためにも、全員が楽しめる演出を考えたいところです。そこでゲスト全員が参加できる、楽しい演出をご紹介します。
ウェルカムツリー
芳名帳のかわりに、枝だけが印刷されたツリーに、ゲストがスタンプ、母印、シールなどを使って花を咲かせて、完成させるというものです。お金もかからず、準備も簡単。なにより、ゲスト参加型なので、全員が楽しみながら完成させられますよ。完成後は、新居に飾れるインテリアにもなるので、とても人気な演出です。
ブライダル新聞
受付時から始まり、披露宴中の新郎新婦や出席者の様々な写真を撮影。披露宴の終盤に、新聞の号外として、全員に配るという演出です。結婚式のハイライトを披露宴中に振り返ることができるほか、見出しや本文がユーモラスに書かれており、一生の思い出になります。予算も3~5万円程度で依頼ができます。持ち帰ることができ、ずっと形に残る物なので、思い切って頼んでみると、いい思い出になるかもしれませんよ。
お菓子トス
ブーケのかわりに、お菓子をトスする演出です。老若男女誰でも参加でき、多くの人が持ち帰ることができるのが魅力です。ブーケよりも、コストを抑えることができるのもいいですよね。お子様ゲストは、絶対に喜びます。
一生の思い出に残る演出を
結婚式で何をするかは、新郎新婦の自由です。ただし、演出を考えるときは、何を一番やりたいかを絞って考えることが大切です。あれもこれもやってしまうと、逆にメリハリのない演出になってしまうので気をつけましょうね。 2人の個性があふれた最高の演出で、ゲストを心からおもてなしてください。一生の思い出になる、素晴らしい結婚式ができますよ。