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どうやって過ごしてる?結婚式当日の新郎新婦のタイムスケジュール

投稿日:2017年1月10日 更新日:

いつもよりも服装やヘアメイクに気をつかって臨む結婚式。

“ゲスト”として過ごす当日の流れはイメージがつくかと思いますが、”主役”がどんな1日を過ごしているかは、体験してみないとなかなかイメージが湧かないものだと思います。

新郎新婦が結婚式当日をどんな風に過ごしているか、1日の流れを紹介したいと思います。

結婚式当日、新郎新婦はフル回転!

結婚式当日の新郎新婦は、まさに1分1秒が貴重になるような忙しさ! 挙式、披露宴を行う以外にも、写真撮影や会場間の移動、当日使用した荷物の整理など、スケジュールがびっしりと詰まっています。

今回は、午前中に挙式・午後に披露宴を行った後、二次会、三次会まで開催するオーソドックスなタイムスケジュールについて紹介します。

7:00 結婚式場入り

新郎新婦の1日は早朝から始まります。

挙式開始の2時間〜3時間前には式場に入り、ヘアメイクと衣裳の着付けを開始。じっくりと時間をかけて花嫁姿、花婿姿へ仕上げていくプロセスは、これから始まる1日への期待と緊張の思いが交差しつつも、煌めく姿に変わっていく自分に胸の弾みを感じる時間に。

ふたりの1日は早朝から始まるので、結婚式前日の夜更かしには気をつけたいもの。特に新婦は、前日の睡眠の量と質で、化粧ノリが全然違ってきます。

9:00 挙式会場での写真撮影

当日ふたりの写真撮影を挙式会場でも行う場合、メイクとドレスアップを終えた直後に実施するパターンが多いです。キリスト教式の場合は教壇を背景にバージンロードに立ってポーズを取るなど、撮りたいカットは予め打ち合わせで決めておきます。

10:00 挙式リハーサル

挙式本番を迎える前に、両家の親(特にバージンロードを一緒に歩く親)も参加してのリハーサルを行います。

ゲストへ向けてお辞儀をするタイミング、バージンロードを歩く速度、新婦と親の腕の組み方、ブーケを持つ位置、新婦の親から新郎へバトンタッチをする際の作法、指輪交換の仕方など、本番をスムーズに進行できるようにひとつひとつの動作を確認していきます。

11:00 挙式

教会の結婚式におすすめの曲5選

挙式にかかる時間は約20分〜30分。多くのカップルに人気のキリスト教式で行う場合の挙式の流れは、ざっくりと以下のようなイメージです。

キリスト教式の挙式の一般的な流れ

  • 開式宣言
  • 新郎入場
  • 新婦が親と共に入場
  • 新郎へ新婦の引き渡し
  • 聖歌(賛美歌)斉唱
  • 聖書朗読
  • 結婚の誓い
  • 結婚指輪の交換
  • 誓いのキス
  • 司祭による結婚の宣言
  • 結婚証明書に署名
  • 聖歌(賛美歌)斉唱
  • 新郎新婦退場の後、ゲストも退場
  • 教会の外で、フラワーシャワーやブーケトスなどの演出

11:30 集合写真撮影

挙式を終えた後は、挙式に参列した親族・ゲスト全員で集合写真の撮影を実施。大切な人たちに見届けてもらい、晴れて夫婦になった瞬間の喜びを収める1枚に。全員で同じポーズを取りたいなどのリクエストがある場合には、事前にカメラマンに伝えておくとスムーズ。

12:00~14:30 披露宴

当日6

挙式の終了から約1時間後に、ふたりの結婚を祝福するパーティーを開始します。

挙式と披露宴で衣裳を変更する場合、新郎新婦は挙式終了後すぐに衣裳・ヘアチェンジの準備に入ります。特に変更しないという場合には、新郎新婦自らウェルカムスペースに立ってゲストをお迎えするという演出も。

披露宴のオーソドックスな流れは以下の通り。

披露宴の一般的な流れ

  • 新郎新婦入場
  • 開演の挨拶
  • 新郎新婦の紹介
  • 全員で乾杯、食事の開始
  • 主賓による祝辞
  • 祝電披露
  • ケーキ入刀、ファーストバイトの実施
  • お色直しのための退場
  • 再入場、キャンドルサービスなどで各円卓へご挨拶
  • ゲストによるスピーチや余興の披露
  • 花嫁の手紙の朗読
  • 新郎新婦から両家の親へ花束や記念品の贈呈
  • 新郎の父親又は新郎による謝辞
  • 閉会の挨拶
  • 新郎新婦と親の退場
  • 披露宴会場の出口でプチギフトを手渡しながらゲストをお見送り

15:00 持ち帰る荷物のまとめ作業

当日7

披露宴を終えて控え室に戻ったら、早々に衣裳を脱いで、当日持ち込んだ荷物やゲストからいただいたギフトをまとめて持ち帰る準備を行います。

多くの結婚式場が、当日の内に荷物を全て持ち帰るルール。短時間で荷物をまとめなくてはいけないので、忘れ物のないよう、持ち込む荷物は事前にリスト化しておくと安心です。

15:30 二次会衣装へお色直し

持ち帰る荷物をすべてまとめたら、二次会用の衣裳へとお色直し。披露宴会場でそのまま行えることが多いですが、事前に会場に確認しておくと確実です。

16:30 二次会会場へ移動

お色直しが完了したら、二次会会場へと移動。ドレスやハイヒールでの移動は負担が大きいので、なるべく利便性を優先してタクシーを予約しておくなど、スムーズな移動の準備をしておくのがおすすめです。

17:30 二次会スタート

二次会は挙式や披露宴と比べてグッとカジュアルで、参加者同士の距離も近くワイワイと楽しめる場。会の進行を信頼できる幹事に任せておけば、新郎新婦もリラックスしてパーティーを楽しむことができます。

二次会のオーソドックスな流れは以下の通り。

二次会の一般的な流れ

  • 新郎新婦入場・開演
  • 新郎新婦からの挨拶
  • 乾杯
  • 歓談
  • お楽しみプログラム1(ケーキ入刀など)
  • 歓談
  • お楽しみプログラム2(ビンゴゲームなど)
  • 新郎新婦からお礼の挨拶
  • ゲストのお見送り

21:00 三次会

二次会を終えた後は、地元のグループ、大学の同級生グループ、会社の同僚グループなど、小さなグループに分かれて開催されることが多い三次会へ。新郎新婦ふたり揃ってそれぞれの会へ顔を出して回ったり、新郎新婦別々にそれぞれの友人グループとワイワイ過ごすという楽しみ方も。

24:00 帰宅

三次会を終えた後は、その場の展開に身を任せて朝まで宴会を続けるというパターンもありますが、結婚式の翌日に行う作業も意外と多いもの。互いの親への挨拶、持ち帰った荷物の整理、ご祝儀の確認など、いずれも式後“すぐに”行うべき内容が盛りだくさん。なるべく当日の内に帰宅して、翌日に備えてゆっくり休むことがおすすめです。

忙しくもあっという間の一日は、一生色あせない思い出に!

こうして見てみると「結婚式って大変そうだな……」というイメージが先行してしまうかもしれませんが、新郎新婦は忙しくも“ドラマの主役”のような気持ちで最高の1日を過ごすもの。

何十着もの中から選び抜いたお気に入りの衣裳に身をまとい、行く先々で浴びる「おめでとう!」の祝福のシャワーと笑顔。大切な人たちへの感謝の気持ちや家族の絆の深まり、夫婦として認められた喜びを噛み締める1日は長くともあっという間で、一生色あせない思い出としてふたりの記憶に刻まれるでしょう!

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