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結婚式の雰囲気を変える「カラードレス」が人気!
最近、真っ白い「ウェディングドレス」のみで結婚式を行う人は少なくなってきています。多くの花嫁が、お色直しの時に利用するのが「カラードレス」です。ウェディングドレスと合わせて2着、または3着以上のドレスを用意するのが定番になってきています。
女性はいつでもオシャレを楽しみたいもの。一生に一度しかない結婚式ではとびっきりの美しい姿を、みんなに見せたいですよね。清楚な純白のドレスで神聖な雰囲気の挙式を行い、披露宴でカラードレスに着替えて、ガラッと雰囲気を変えるのが人気の演出です。
結婚式の準備をするにあたって、カラードレスに挑戦しようと考えている人も多いはず。絶対に後悔しないように、カラードレスの選び方を解説します。
カラードレスどうやって用意する?
まず、カラードレスはどのように用意する人が多いのでしょうか?
圧倒的に多いのは、レンタルをする人です。一回しか着ないので、手間がかからず安く済むレンタルを選ぶ人が多いようです。ただし、人気のドレスはレンタルの注文が集中するので、予約は早めにするようにしましょう。
カラードレスを購入するという方法もあります。既製品をそのまま購入する人や、自分でオーダーメイドをする人など様々です。オーダーメイドで作ったドレスを、挙式後にドレスショップに返却する、「オーダーレンタル」を利用する方法もあります。購入するよりも安く済みますが、こちらは時間がかかります。
カラードレスを選ぶ時は、まずカタログやインターネットを利用して、お気に入りの色やデザインを探しておきます。画像を保存したり、切り抜きを取っておいたりすると、あとで店舗に実際に行く時に便利です。自分の思い描いているイメージを、具体的に伝えることができます。
納得のいくカラードレスの選び方5つ
1.時間帯で選ぶ
色に関しては自分の好きなものを選べばいいのですが、ドレスのスタイルは時間帯によって変える必要があります。昼の時間帯は肌の露出度が低い「アフタヌーンドレス」、夜の披露宴は「イブニングドレス」や「カクテルドレス」が基本です。
2.季節で選ぶ
カラー選びは、時間帯と共に季節も気にしたいです。春や夏などは淡いパステルカラー、クリスマスシーズンにはレッドなど、その時の気候や季節のイベントに応じたイメージカラーを選択すると、参加者にもさらに喜んでもらえるかもしれません。
3.会場で選ぶ
ガーデンウェディングなど、自然光が溢れる明るい会場では、パステルカラーの優しい色合いのドレスが映えます。ホテルなど、厳かで落ち着いた雰囲気の会場には、レッドやネイビーなどのシックな色がよく似合います。このように、会場の雰囲気に合わせてカラーを選ぶと、より素敵な演出ができます。
4.自分に合う色を選ぶ
人それぞれ、似合う色というものがあります。肌のトーンや、顔の雰囲気で映える色が決まってくるんですね。選んだ色によっては、明るい印象を与えたり、逆に顔色が悪く見え、暗い印象を与えることだってあります。特に顔周りの色は、着る人の印象に大きな影響を与えます。普段よく着ている服の色がしっくり来るのは間違いないのですが、せっかくの晴れ舞台です。ちょっと冒険したい人もいると思います。
そんな方は、「パーソナルカラー診断」で自分に似合う色を見つけましょう。肌、髪の毛、瞳などの様々な面から、その人に合ったカラーを見つけてくれます。セルフチェックもできますが、プロの力を借りればより詳しく、自分自身と色の相性について知ることができます。
5.ドレスラインで選ぶ
ドレスには、シルエットを決める「ドレスライン」があります。ドレスラインによって見た目の印象が変わり、演出できるイメージも違ってきます。
例えば、ウェディングドレスはAラインを選んだから、カラードレスはプリンセスラインを選ぶというようなバリエーションを持たせることができます。カラードレスには、他にもスレンダーラインやマーメイドライン、エンパイアラインなどがあります。自分がどう見られたいかをイメージして、それにマッチするものを選びましょう。
Aライン | マーメイドライン |
スレンダーライン | エンパイアライン |
プリンセスライン | |
カラー選びのポイントを解説
カラードレス人気の色ランキング
1位 | ピンク系 | 30% |
2位 | レッド系 | 16% |
3位 | ブルー系 | 14% |
4位 | グリーン系、パープル系 | 9% |
出典:きちんと知っておきたい 本人・両親 結婚のしきたりとマナー新事典
1番人気は「ピンク系」、そして次いで「レッド系」です。この2色は、女性らしい色なので人気を集めています。カラー別の特徴や、与える印象をお伝えします。ぜひ参考にしてください。
ピンク系
日本人の肌の色に合っている、大人気の色です。「優しい」「可愛らしい」「幸福感」などの印象を与えます。ふんわりしたシルエットのドレスは、お姫様っぽい雰囲気を漂わせます。パステルカラーは膨張色でもあるので、ラインが気になる方は濃い目のピンクを選ぶようにしましょう。
レッド系
鮮やかなカラーで、インパクトを与えることができます。ピンク色よりも、大人っぽいイメージを考えている方にオススメです。ロマンチックで情熱的なレッドのドレスを着た花嫁の姿は、きっとゲストの方の思い出にも深く刻まれるはずです。
ブルー系
淡いブルーは清涼感がありさわやかな印象、濃いブルーは落ち着きがあり、大人っぽい印象を与えます。深みのあるシックなカラーは、夜の時間帯に着ることをオススメします。濃いブルーは暗く見られてしまうこともありますが、最近はスパンコールやレースがあしらわれた、豪華なドレスもたくさん出てきています。暗いイメージになりがちなカラーは、デザイン面で明るくしましょう。
グリーン系
新緑の季節は淡いグリーン、秋冬の季節はダークグリーンと、その季節の木の葉の色に合わせてカラーを選ぶとより魅力的です。華やかなブーケと合わせて、オシャレに演出できます。
パープル系
シックで上品なイメージがあるパープル系。パープルは日本人にとって、潜在的に高貴な印象が根付いている色ですね。淡いパープルは、美しさと可愛さの両方の印象が与えられます。
オレンジ・イエロー系
明るく、はつらつとした印象が与えられます。オレンジやイエローのドレスを着た花嫁を見たら、思わずゲストも笑顔になってしまいます。色の濃さによっては、かなり若い雰囲気になってしまうので、年齢に応じて、色の濃さで落ち着きを表せるようにしましょう。
あなたらしいカラードレスを選びましょう
お色直し後、カラードレスを着て登場する瞬間は、式の中でも花嫁の個性がすごく出る場面です。ゲストも雰囲気が変わった花嫁を楽しみにしています。 着るだけならお金がかからないので、カラードレスは何度も何度も試着して、本当に気に入ったものを見つけてください。自分の意見だけでなく、ドレスショップや式場のスタッフの意見やアイデアも積極的に取り入れましょう。
カラードレスは、写真を撮った時によく映えます。後に結婚式を振り返って、楽しい気持ちにさせてくれる一着に巡り合えるといいですね。 カラードレスを選ぶ時は、ぜひこの記事を参考にして、あなたに1番似合うカラードレスを見つけてくださいね。
【写真協力】
innocently
ドレスのレンタルや販売を行うイノセントリー[innocently]は、「ひとクラス上の清楚」をカンパニーコンセプトとしています。
花嫁の美しさを際立たせるための「ここにしかない価値観」の創造を目指します。