結婚式の余興を頼まれたら、何をしたらよいか悩んでしまう人も少なくありません。結婚式は、新郎新婦が主役でも、余興は余興をやる人が主役になれるひととき。ここでは、よく選ばれる余興と選び方をご紹介します。
目次
結婚式の余興ネタ定番の5つはコレ
みんなを主役にする「歌やダンス」
みんなでワイワイ「ビンゴ」
クオリティの高い「演奏」
心のこもった「ムービー」
得意の「手品やコント」
どんな余興が良いか悩んだら……
余興で大切なことは、自分がやりたいことだけではなく、会場の規模を意識することです。参加者がついていきやすい内容を、チョイスしましょう。上記の5つの余興から適していると思われるものを、会場別に考えてみたいと思います。規模はあらかじめ新郎新婦に聞いてみて、どのような参加者がいるのかをざっとリサーチしておきましょう。
会場の規模が大きく、知らない人も多い
おすすめの余興は
・みんなを主役にする「歌やダンス」
・みんなでワイワイ「ビンゴ」
知らない人が多い時には、それこそ”あるあるネタ”のほうがわかりやすいからです。会場が大きい分、わかりにくいと、食事に手を付けてばかりの人や、スマホをいじり出す人も。一体感を生み出す余興が喜ばれるでしょう。
中規模で顔見知りと知らない人が半分くらい
おすすめの余興は
・クオリティの高い「演奏」
・心のこもった「ムービー」
楽器の演奏やムービーは、小規模から中規模あたりの会場が一番適しているかもしれません。コンサートなどに行ったことがある人はわかると思いますが、前列になればなるほどワクワクし、後ろの席だとワクワク感が半減してしまいますよね。みんなにワクワクしてもらえる余興がおすすめです。
親族中心のアットホームな雰囲気
おすすめの余興は
・クオリティの高い「演奏」
・得意の「手品やコント」
たとえば本当に親族しかいない席なら、新しい自分を知ってもらうチャンスにも。たとえ失敗しても、親族ならあたたかく見守ってくれるはずです。他にも歌やダンスも大歓迎。まわりから「おー」と歓声が上がれば成功ですね。
余興をやるときの注意点3つ
歌やダンスは流行と年齢層に注意
スゴイと思われる特技がなくてもできるのが、参加者全員で盛り上がれる歌やダンス。最初の出だしだけ準備するのもよいですが、手抜き感が出ると盛り上がりません。みんなで歌うにしても、1つのステージを作る感覚は忘れないでおきたいですね。ダンスの場合も、知っている人が多い分、クオリティが求められることも。
あらかじめ、参加者の年齢なども確認して選曲するとベターです。念のため、スクリーンに歌詞があるとスムーズ。新郎新婦にまつわるネタを、替え歌にして楽しむという手もあります。
「ムービー」は内輪ネタに偏らないで
ムービーも現在では、個人でもスマホでクオリティが高いものを作ることができてしまいますね。そのため単なるスライドショーでは、飽きられてしまうことも考えられます。内容は新郎新婦ネタが中心になると思われますが、あまりにも内輪すぎるネタは、見てもらえないでしょう。
当日参加できない本人のコメントを流すのもおすすめですが、参加者の中には本人を知らない人もいるので、長すぎないようにしましょう。
「ビンゴやクイズ」簡単でもウケるコツ
全員参加型で景品があると、参加者も楽しめる余興になるでしょう。ビンゴやクイズは、司会者のノリも盛り上がるコツ。淡々とやるよりも、メリハリのある話し方がおすすめです。新郎新婦にまつわるネタも交えつつ、大人から子供まで楽しめる内容にしましょう。
余興は準備と時間配分も忘れずに
会場の集中力も考えると、1つの余興をやる際は、長すぎないようにしましょう。一方、ビンゴなどは長引きやすいため、余興をやる人が少ない場合にもおすすめです。準備に時間がかかることも視野に、ステージを楽しんでみましょう。