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花嫁さんの憧れ”ウェディングブーケ”
ドレスを際立たせる可愛い花束ブーケ。ウェディングのブーケトスに憧れる花嫁さんも多いのではないでしょうか?ウェディングブーケは、ドレス姿の新婦をより華やかにします。そのためブーケ選びは慎重にしたいところ。しかし選び方や相場などわからないという方も多いと思います。そこでブーケの種類や選び方、手作りをする時のポイントなどをご紹介いたします。
ブーケの種類と人気ランキング!
ブーケといえば丸い球体上の花束を想像するのではないでしょうか?しかし実はブーケにはさまざまな種類・形があるのです。ブーケの種類、違いによって変わる印象についてご紹介します。
1位 ラウンド
丸い半球体のブーケ。花嫁からもっとも人気の高いブーケです。花の種類や色合いによって可愛くも大人っぽくもなるため、どのようなドレスにも合わせやすいのが特徴です。 特に可憐なドレスやAラインのドレスと相性が良いです。
2位 キャスケード
上から下に流れ落ちる可憐さが特徴の格式高いブーケ。気品漂う華やかさで高級感を感じさせます。ブーケの種類の中でもお値段が高価なものが多いです。ボリュームがあるので、トレーンを長く引くドレスに似合います。
3位 クラッチ
英語で「ぎゅっとつかむ」という意味のある通り、花材を片手でも持てるくらい小ぶりに束ねたブーケです。ラウンドに比べ小さめでお手頃なものが多いです。
4位 ハンギング
もち手があり、ハンドバッグのようにアレンジされているブーケです。ハンドバッグブーケとも呼ばれます。乙女な印象や可憐な印象を与えます
参照:ひぐちまり監修 2015年 「結婚式のしきたりとマナー新辞典」朝日新聞出版
ランクには入っていないけれど可愛いブーケたち
クレッセント
三日月形のフォルムのナチュラルさ・優雅さどちらも兼ね備えたブーケです。ドレスの前があまり隠れないため、スレンダーラインやプリンセスラインのドレスに似合います。
オーバル
涙のしずくに似た楕円形のシルエットのため、別名「ティアドロップ」と呼ばれるブーケ。 大きな花や動きのある葉ものが映えます。
リースアーム
丈の長い花を茎ごと束ねたブーケです。落ち着きとスタイリッシュさが感じられるブーケです。
いつから始めればいいの?ブーケの準備期間
ブーケの準備期間はいつから?
ブーケを発注するタイミングは、ドレスや小物が決定した直後がベストです。そのため遅くとも挙式の2ヵ月前には発注しておきましょう。もし、髪にヘアアクセサリーとして生花を飾るのであれば、ヘアアクセサリー用の花も同時に注文しましょう。ブーケの花材とヘアアクセサリーの花材はそろえると統一性があり、ドレスやヘアスタイルを際立たせるからです。その際、新婦が付けるブートニアも忘れずに!
ブーケの依頼はどこにすればいいの?
1位 会場または会場提携の花屋さん
2位 外部の花屋さんで購入・レンタル
3位 友人、知人からのプレゼント・手作り
4位 自分で手作り
参照:ひぐちまり監修 2015年 「結婚式のしきたりとマナー新辞典」朝日新聞出版
もっとも多いのが会場提携の花屋さんに依頼するというパターン。簡単に注文できるのと、花屋を探す手間が省けることから人気です。しかし、会場提携の花屋さんに依頼すると、料金が高めなことも。そのため予算を抑えたいときは、個人で外部の花屋に依頼したり、レンタルしたり、手作りするようです。
ブーケの相場・ブーケと金額の関係
ブーケの相場
会場提携の花屋に依頼する場合 2,500~4,000円
花屋さんで購入する場合 7,000~20,000円
花屋さんでレンタルする場合(造花) 5,000~10,000円
手づくりする場合 3,000~5,000円
ブーケの値段はやはりお高め。花屋さんで購入・レンタルすれば費用は押さえられますが、1万円前後は見ておきましょう。手作りする場合は、生花・造花によっても費用が異なります。
ブーケがプレゼント用の花束よりも高いわけ
ブーケの大きさや花の数が、プレゼント用の花束と同じくらいでも、ブーケの方が高くなるのに疑問を感じたことは無いでしょうか?実はブーケは結婚式中に崩れたり、変色したりしないように1本1本の花にワイヤーをかけたり、保水処理を施します。そのため一般の花束とは違い、一つ一つの細かい工程があるためどうしても価格は高くなってしまうのです。
高いブーケはゴージャスなだけじゃない
このためブーケの値段はゴージャスさだけでなく、崩れにくさ、変色の心配がないかどうかでも関わってくるのです。高いブーケはその分、ブーケの制作工程が丁寧であったり、花の種類が豊富だったり、依頼主の注文に柔軟に対応してくれたりするメリットがあります。
ブーケの予算を抑えるには?手作りや購入の仕方
ブーケの予算を抑えるには、外部の花屋に頼んだり、自分で作って持ち込んだりすることで値段を抑えられます。その際は持ち込み料や搬入方法、時間など、会場側と事前に相談しておきましょう。また、手作りは挙式中崩れたりする恐れがあるので検討しておきましょう。花の量が少ないリースアームブーケであれば作りやすく、価格もぐっと抑えられます。
ブーケの造花と生花、違いについて
価格が大きく異なります
ブーケの価格は、
生花 > 造花 > プリザーブドフラワー
順に安くなっていきます。
良い造花であれば生花と引けを取りません
やはり1万円以下の造花のブーケは、やはり安っぽい印象になってしまいます。 しかし、良い造花であれば生花の半分以下の価格でボリュームのあるブーケが作れます。また写真上では生花と造化の判断が付かないくらい精巧につくられています。実際に見ても生花に引けを取らないという声もあります。 生花が造花、はたまたプリザーブドフラワーか、どちらにするかはじっくりと検討しておきましょう。
その他ブーケにまつわるQ&A
Q.和装の時ブーケはどうすれば良いでしょうか?
A.和装用の和花を使ったブーケもあります。和花のブーケの種類も増えてきているので、担当者と話し合ってみましょう。
Q.海外の場合ブーケはどのように調達すればよいでしょうか?
A.生花のブーケを希望される場合、日本から持っていくことは困難です。なぜなら生花のブーケはデリケートなため、枯れたり変色したりする恐れがあるからです。そのため多くの場合、ウェディング業者を通じて出発前に国内で依頼しておくことになります。多くの花嫁さんが海外の花屋に依頼するため、「イメージが異なったり、思っていたのよりボリュームが少なかったりするかもしれない」という心配から、1ランク上のブーケを注文する場合もあります。造花であれば、枯れる心配がないので国内で購入して海外に持ち出すことができます。
ブーケにこだわって華やかな挙式に
結婚式の中でこだわりたいポイントは人それぞれですが、ブーケをこだわりたい花嫁さんは多いのではないでしょうか。華やかな花束を持って、写真を残したい花嫁さんも多いと思います。その分、ブーケ選びは慎重に、満足いくものを選びましょう。ドレスに合ったブーケを選んで、より魅力的な姿で式に臨んでくださいね。