結婚式は年配の方も多く集まるフォーマルな場です。
できればきちんとしたマナーをもって臨みたいものですよね。
結婚式で不安になりがちな食事や受付のマナーについて、基本を押さえておきましょう。
食事のマナー
食事の際、まず押さえておきたいのはカトラリーの使い方。
着席すると、たくさんのカトラリーがテーブルに並んでいますが、全て外側から使うと覚えておきましょう。
ほとんどの場合、サーブされる料理ごとにナイフやフォークを1組使うことになります。
また、料理を食べるときにはフォークを突き刺したまま食べるのではなく、一口大に切り分けて食べましょう。
スピーチや余興の間は食べ続けても大丈夫ですが、できれば食べる手を止めるとより良いですね。
グラスも複数並んでいることがありますが、アルコールの種類によってウエイターがサーブしてくれるのであまり気にする必要はありません。
ちなみにアルコールが飲めない場合でも、乾杯の際は注がれたもので乾杯を。
受付でのマナー
式場についてまず向かうのが受付ですが、受付で名乗るときには、まず「おめでとうございます」とお祝いの言葉を忘れないのがマナーです。
名前を名乗るときには、受付の人がわかりやすいよう、新郎側のゲストなのか新婦側なのかも合わせて伝えるようにしましょう。
受付ではご祝儀を渡しますが、ご祝儀袋は裸で持たずに袱紗に包んで受付まで向かいます。
袱紗には色によって慶弔の区別があり、慶事は紫色の他は暖色の袱紗を使うのが一般的です。
受付の人が見ている前でご祝儀袋を袱紗から取り出し、両手で渡しましょう。
受付を頼まれた時に気をつけたいマナー
もしも受付を頼まれたときには、新郎新婦の顔としてゲストに接しなければなりません。
そのため、服装はあまり肌が露出しすぎるものは避け、清潔感のある明るい服装を意識するといいようです。
また、受付ではゲストから席次や結婚式の式などに関していろいろ聞かれることがあるかもしれません。
新郎新婦は当日忙しくて話す機会もあまり持てないため、できれば前日までに段取りをしっかり把握しておくことも大切なマナーです。
結婚式では、新郎新婦やゲストを不快にさせないよう、最低限のマナーは身につけておきましょう。
一度覚えておくと不安も減りますね。