結婚式当日の雰囲気を決定的にする会場装花。お打ち合わせを楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。結婚式のお花のお打ち合わせは基本的には1回というのが一般的です。
サンプルを見たり、フラワーデザイナーと話したり……当日の装花を具体的に決めるには時間が足りない! なんとなくイメージができそうになったところで、打ち合わせが終わってしまった……なんて経験のある花嫁様も多いと聞きます。
そんなことにならないために、今日は、お花のお打ち合わせを控えた方に向けたアドバイスです。
目次
(1)過去のサンプル写真を事前に見せてもらう
まず、招待状の打合わせ時など、お花の打合わせ前に過去に同じ会場で使用した装花のサンプル例見せてもらいましょう。実際の写真を見ることで、どんな雰囲気が好きか、どんなイメージが理想と近いかを把握することができます。
事前にプランナーに伝えておくと、フラワーデザイナーに伝達しておいてくれることも多いので、打ち合わせ時によりたくさんの提案をしてくれるかもしれません。
(2)好きな装花写真を集めておく
打ち合わせまでに雑誌や先輩花嫁さんのブログ、SNS等でよりイメージに近い写真を探しておきましょう。フラワーデザイナーに実際にイメージしている雰囲気に近い写真を見せるのが、一番スムーズです。参考写真があると、そこからおふたりらしさを演出したり会場にあった形へのアレンジなど、より濃い打合わせをすることができます。
(3)装花予算を検討しておく
装花は、結婚式のアイテムの中でも、節約できる項目であり、お金をかけようと思えば、どこまでもかけられる項目。打合わせ後、見積もりが最初の3~5倍になってしまうこともしばしばです。事前に全体のお見積もりの中で装花予算をいくら位にするかを考えておきましょう。
打合わせでは、フラワーデザイナーがたくさんの提案をしてくれると思いますが、入り口や受付、トイレなどは、予算に余剰があった時に置くかどうかを考えるとよいでしょう。
(4)何を優先するかを決めておく
装花の打合わせ前に最も考えておいてほしいことのは、「優先順位」です。おふたりが“装花においてこだわりたいポイント”は、どこかを事前に考えてみてください。
花の具体的な種類
バラを使いたい、芍薬(しゃくやく)を使いたい、など
演出
カラー・イメージ・雰囲気/ピンク系の可愛い感じ、モノトーンでかっこいい感じ、など
ボリューム
花の種類や演出はこだわらず、見せ方でボリュームをつけてほしい、など。
この要望を出すと、キャンドルやBOX、ガラスベースなどを使って同じお花の量でもボリューム感が出せる演出を提案してくれます。
イメージがない時は、プロにお任せする
「会場装花の理想のスタイルがない場合は、どうしたらいい?」という質問をよく受けますが、そんな時は”プロにお任せする”のが一番です。好きな色や予算を伝え、あとは、フラワーデザイナーにお任せしましょう。
※手がけたサンプル写真を見せてもらい、クオリティは確認しておくことが大前提です。
旬のお花や当日に一番状態のいいお花を取り入れて、そのフラワーデザイナーが一番得意とする装飾を手がけてくれるはずです。当日は、写真や動画等、たくさんの方たちが撮影されます。メインテーブルやゲストテーブルは、そこにほぼ確実に映るもの。おふたりの結婚式の雰囲気を決定づけるといっても過言ではありません。
事前準備を万端にして、お気に入りの会場装花に出会えますように。