婚約指輪や結婚指輪を用意するとなると、気になるのが指輪に入れる「刻印」です。
お互いの名前や日付を入れたり、メッセージを入れたりと、ある程度自由に決められる刻印だからこそふたりでしっかり話し合って決めたいところ。
そこで今回は結婚を控えたふたりに向けて、刻印の文字数や人気のパターン、どんな文字を入れるのかなど、知っておきたい情報をたっぷりとご紹介します。
指輪を用意するときの刻印マニュアルとして、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
指輪への刻印は絶対に必要?
そもそも、指輪への刻印は必ずしなければいけないものなのでしょうか?
刻印はふたりをつなぐ一つの要素
指輪への刻印は必ずしも必要というものではなく、式までに十分な準備期間がない場合や、将来的に子供に譲りたいからなど、さまざまな理由から刻印を入れないカップルもいます。
ただし、「世界に一組しかないふたりだけの指輪」という感覚を強めてくれるので、結婚の記念に入れるケースが多いようです。
刻印の後入れや刻印消しも可能
急いでいる場合や刻印をどうするか決めきれない場合、刻印なしで指輪を購入し、後から刻印だけを入れることも可能です。
その場合基本的には購入したブランドやジュエリーショップに依頼しますが、ジュエリー加工の専門店に刻印だけお願いしてもOK。お店によっては刻印消しも可能なので、将来子供に譲る時も安心です。
指輪の刻印に文字数制限はある?
結婚指輪や婚姻指輪の刻印には文字数の制限があり、サイズやデザインにもよるものの、一般的には最大で15文字~20文字程度です。
例えばイニシャルと日付を組み合わせた「2019.12.25 AtoH」などの刻印が人気ですが、これで合計14文字。スペースを含めれば15文字になります。最大15文字までの指輪の場合、ふたりのイニシャルと日付程度とイメージしておきましょう。
そのほか、外国語で「愛」や「永遠」などを表す言葉を入れるパターンも人気がありますが、その場合もあまり長いメッセージは入れられないため注意が必要です。
いざ刻印を入れようとしても、入れられる文字数がわからないとイメージも湧かないもの。何文字まで可能なのか、必ず事前に確認しておきましょう。
指輪の刻印は名前派?イニシャル派?
指輪にふたりの名前を刻印する場合、名前をアルファベットで入れるパターンや、イニシャルで入れるパターンなどがあります。
もちろん名前とイニシャル、どちらかが正解というわけではありません。自分たちのケースではどちらの方がいいのか、ふたりで話し合って決めるのがいいでしょう。
名前のアルファベット表記はきちんと派におすすめ
「ここはきちんと名前を記しておきたい」という考えのふたりなら、名前のアルファベット表記できちんと感を演出するのもいいでしょう。筆記体など流線的なフォントを選べば、より洗練された印象に仕上がります。
ただし名前のアルファベット表記は刻印の文字数制限に引っ掛かる可能性もあるため、あらかじめ名前の文字数を確認しておきましょう。
「少し照れくさい」「日付やメッセージを入れたい」ならイニシャル
名前がしっかり表記されてしまうのが照れくさい、気恥ずかしいというふたりにはイニシャルがおすすめ。文字数に余裕が出るので日付やモチーフ、簡単なメッセージを入れることもできます。
「A to H」など、イニシャルの間に「to」を入れればどちらがどちらに贈ったのかを表すことも可能。お店によってはイニシャルの間に「♡」などの記号が入れられる場合もあります。
指輪の刻印は漢字でもアリ?
刻印はアルファベットや数字のみとイメージしてしまいがちですが、実はひらがなやカタカナ、漢字での刻印も可能です。手書きの文字をそのまま転写するスタイルの刻印もあり、人とかぶらないデザインを希望するカップルに密かに人気のパターンでもあります。
「Love」だと4文字必要なところが「愛」だと1文字で済むなど、文字数が少なく済むのも漢字ならではの魅力。
ただしアルファベットでの刻印に比べて料金が高くなる傾向にあるため、予算とのバランスに注意しましょう。また、希望する漢字によっては刻印に使えない可能性もあるので、まずはお店に相談して。
日付の刻印はいつの日付を入れる?
刻印に日付を入れる場合、いつの日付を入れるかはカップルによってさまざまです。
結婚指輪の場合は入籍日や結婚式の日付など、ふたりの結婚記念日となる日付を刻印するのが一般的。
一方で婚約指輪の場合、どの日付を刻印するのか特に決まりはありません。ふたりが付き合い始めた日やプロポーズの日、あるいは婚約指輪を購入した日など、ふたりが「これ!」と思える日付を刻印しましょう。
刻印で人気のパターンは?
最後はどんな刻印にしようか悩むふたりに向けて、人気の刻印パターンをご紹介します。
イニシャルや名前+日付
ふたりのイニシャルや名前に日付を加えるのが、定番人気の王道スタイル。シンプルなので、いつ人に見られても気恥ずかしさがありません。
英語のメッセージ
愛を誓うアツいメッセージも、英語なら照れくさくないという方も多いよう。「with Love(愛をこめて)」や「Happily ever after(ずっとずっと幸せに)」など、ストレートなメッセージが人気です。
ドイツ語やフランス語、ハワイ語など、英語以外の言語も人気があります。
日本語のメッセージ
最近は日本語での刻印に対応しているお店も多く、「いつまでも一緒に」「ずっと笑顔で」など、シンプルなメッセージを手書き風のフォントなど、優しい書体で刻印するパターンが人気です。ふたりの名前をひらがなや漢字で刻印するのもおすすめ。
半分ずつのモチーフ
ハートやクローバーなどのモチーフをふたりの指輪に半分ずつ刻印して、重ねることでモチーフが見えるパターンも人気があります。
一人では完成しないというのが、これから共に歩んでいくふたりを暗示しているよう。
ハートなどのシンプルなモチーフだけでなく、重ねることでイラストが完成するような繊細なデザインの刻印もあり、オーダーメイドでイチから考えるのも楽しそうです。
まとめ
結婚指輪や婚約指輪の刻印について、気になるけどどこで聞けばいいかわからない…という疑問や情報を詳しくご紹介しました。
指輪は刻印を入れることで世界に一組しかないふたりだけの指輪となり、ふたりを繋ぐ証となってくれます。
とっておきの刻印を入れて、ふたりらしい指輪に仕上げたいですね。
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