これを読んでいる方は、同棲をすでにしている方もいれば、同棲を考えている方もいると思いますが、そんなみなさんに質問です。
「今あなたは、ラブラブですか?」
この質問に、Yes! と思った方は、この続きを読んでいただければ幸いです。なぜなら、いまラブラブなカップルこそ、家事分担でモメる可能性があるからです。実は、この「家事分担」は同棲しているカップルの喧嘩の原因の上位になるのだそうです。
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「ラブラブなときってなんでもうまくいくからね」
この言葉は、ついこの間結婚した友人から聞いた言葉です。なんとも皮肉っぽい言葉ですが、私は「たしかになぁ」と妙に納得してしました。友人いわく「ラブラブなときは、なんでも許せるし多少は無理も全然平気だし、とにかくなんでもうまくいくんだよね」。みなさんも、同じような経験はありませんか?
同棲しはじめた数ヶ月なんかは、お互いに一緒に暮らせる嬉しさや新鮮さがあり、お互いの悪い部分はそれほど目につかないですよね。
「彼女が家事全然やらなくてさ」
これも新婚の友人が話していたことなのですが、友人の奥さんははじめ全然家事をしなかったそうです。奥さんは、実家暮らしで一人暮らし経験なし、友人はずっと一人暮らしで、自然な流れで友人がはじめは家事全般をしていたそうです。はじめはそれで「うまくいっていた」ようで、とくに喧嘩はなく同棲をはじめた嬉しさで「ラブラブ」だったそうです。しかし、月日が経つにつれ、家事が自分にだけ寄っていることに不満を感じ、ついにその不満は爆発。家事分担でかなりもめたそうです。
モメるの原因は、同棲初期のラブラブ期間=なぁなぁ期間
このモメる原因となる家事分担ですが、なぜモメるか、原因はいろいろあるようです。
- 男性側が全然やってくれない。
- 自分がやっても文句を言われて喧嘩になる
- やるといったのに、一週間でやめてしまう
- やってもらって当たり前な感じがいやだ。
このほかにも、いろいろありますが、男性も女性もそれぞれ悩んでいることが多いようです。私は、このひとつの原因をつくっているのは「同棲初期のラブラブ期間=なぁなぁ期間」だと考えています。
同棲前に「家事分担」をしっかりと決めた方がいい3つの理由
では、なぜ家事分担は一緒に暮らし始めた初期できちんとした方がいいのか、について書いていきたいと思います。
人の仕事を突然振られるのって嫌ですよね?
職場で人の仕事を突然振られた経験ってありませんか? その方が、病気などの仕方のない理由であったり、あなたに任されたりといった理由なら納得できますが、突然振られたりすると納得できませんよね。逆に当たり前の話ですが、「あなたに任せるね」と言われた仕事は、スムーズにできますよね。家事分担も同じではないでしょうか。同棲して月日が経ってから「これやって、あれやって」と言われても、なかなか納得はいかないですよね。
ラブラブなときは、多少の無理ができてしまう
同棲の家事分担でもめるのは、同棲をはじめてすぐではなく数ヶ月がたってからが多いようです。これは、同棲はじめのときの「多少の無理」に限界がきたときに、ちょうど数ヶ月経つとでてくるからではないでしょうか。たとえば、料理にしても、料理が苦手でも多少無理してでも頑張って作りますが、ずっとは難しいですよね。このはじめの期間に、無理をしてどちらかに負担がいくのではなくしっかりと、気持ちを話し合うことは大切だと思います。
ラブラブなときだからこそ、話し合いも建設的?
付き合いが長くなってきたり同棲が長くなると、話し合いといってもお互いに感情をぶつけ合うだけになってしまうこともあります。しかし、同棲しはじめたときは、話し合いもお互いの思いを聞いたり建設的なことも多いですよね。ただでさえ、難しい家事分担の話は、いろんな問題がまだない同棲初期に話し合うことで、スムーズにできるかもしれません。
「これからもっともっと幸せになるよ」
最後に、また私の友人に登場してももらいますが、この「これからもっともっと、幸せになるよ」という言葉は、新婚の友人が言った言葉です。友人は、家事分担でかなりもめて一時は別れることまで考えたそうですが、そうしたトラブルを乗り越え、結婚に至りいまはとても幸せだそうです。そんな友人に「幸せそうだね」と言ったら、こう返されました。しかし、余計な喧嘩はない方がいいですよね。もし、うまくっているなら一度家事分担を見直してみてくださいね。