「絶対結婚する！」と思っていた大好きな彼と別れた……そんな時はなかなか立ち直ることができず、次の恋にも進めなくなってしまう女性は多いですよね。
今回は「わけもなく男が魅かれる女50のルール」の著者であり、恋愛デトックスカウンセラーの下村さきさんにインタビューをさせていただきました。
下村さんは「絶対結婚する！」と思っていた大好きな彼に別れを告げられ、ストレスで難聴、拒食、過食になるほど肉体的にも精神的にもボロボロになったそうです。
そんな下村さんに、大失恋の経験談、そしてその大失恋から立ち直った方法を教えていただきました。
大好きな彼との別れ
自身の経験を活かし、現在「恋愛デトックスカウンセラー」として活躍される下村さん。自身の大失恋とは一体どのようなものだったのでしょうか。
大学生の頃、私にはお付き合いをしていた彼がいました。彼とは付き合ったり別れたりを繰り返しながらも、「絶対結婚するだろうな」と思うほど仲が良く、大好きな人でした。約4年半付き合った彼でしたが、最終的には彼に二股をかけられて捨てられたのです。今思い返せば彼を傷つける言動ばかりしていたので仕方がなかったとは思いますが……別れを告げられた時はただただ辛かったですね。
別れてからも彼のことを忘れることができず、いつまでも連絡をとったり、会いにいったり、ストーカーのようなことをしていました。そしてストレスで難聴になり、拒食になり、過食にもなり、本当にぼろぼろでした……。
失恋で辛い思いをしている人を助けたい
お話を聞いているだけで、本当に下村さんが彼を大好きだったこと、失恋が辛かったことが伝わってきます。その経験を活かし、様々な方の恋愛相談にのる下村さん。どのような思いでカウンセリングをされていらっしゃるのでしょうか。
本当に辛かった大好きな彼との別れ。その自身の大失恋の経験を活かして“失恋からのデトックス”を得意分野としてお客様の恋愛相談を受けています。そこから“デトックスカウンセラー”という名前がついています。
私自身が大好きな彼との失恋で心身共にボロボロになり、元の生活に戻すのがとても大変だったので、失恋した方や不毛な恋愛から立ち直りたいと考えている方の相談はよく受けていますし、そういった方を助けたいという気持ちが強いですね。
大失恋から立ち直った方法
大好きな彼との別れをきっかけに、難聴・拒食・過食になり心身共にボロボロになった下村さん。その状態からどうやって普通の生活に戻していったのか、大失恋から立ち直った方法を教えていただきました。
自分の体を大事にする
まずは「自分の体を大事にする」ということを考え、幸せな友達には会わないようにするなど、ストレスになることを排除するようにしました。優しい友人が励ましてくれようともしたのですが、その時の私は、彼がいる幸せな友人に励まされてもストレスに感じてしまうような精神状態だったのです。素直に友人に甘えて「ごめん、今はちょっと遊ぶ気になれなくて……」と断っていましたね。
無理に元気になろうとか、外に出ようとかはせず、落ち込むまで落ち込んでいました。
彼を思い出し切る
そしてもう一つは「彼を思い出し切る」ということをしました。
彼のことを忘れようとしても、4年半も付き合っていたので、その思い出を忘れることはできませんでした。無理に忘れようとすればするほど辛い……それならば彼のことを思い出しきろうと考えたのです。彼としたこと、行った場所、言われたこと、全部思い出して年表に書き出したんです。そんな作業をしていると途中でふとバカらしくなりました。「私、何やってるんだろう」「なんでこんなことに時間費やしているんだろう」って。忘れようとすればするほど忘れられないもの。とにかく彼のことを思い出し切れば、自然と忘れられますよ。
自身の経験を元に様々な方の恋愛相談にのる下村さん。辛い大失恋を味わっている下村さんだからこそ、相談しやすいと思う人はたくさんいると思います。何か恋愛のことで悩み事がある方はぜひ、恋愛デトックスカウンセラー下村さきさんに相談してみてはいかがですか？
【書籍紹介】
わけもなく男が魅かれる女50のルール
彼との関係が面白いほど変わっていく！「恋愛デトックス」カウンセラーが指南する、「男女の壁」を乗り越えるコツが満載の1冊！
【取材協力/下村さきさんプロフィール】
下村 さき
恋愛デトックスカウンセラー／ライター。1987年生まれ、早稲田大学法学部卒。地方銀行に就職の後、学生時代から行っていた芸能活動を本格化させる。2012年、恋愛エッセイストの活動スタート。その後、芸能活動に区切りをつけ、2013年、結婚と同時に会社員復帰。2016年、独立。失恋リカバリー、男女のすれ違い、男の浮気、男性心理などを主に、恋愛以外にも、結婚・仕事・ライフスタイルや、広告・イベントレポートなども手がける。