パートナーとの結婚を考えている男性の皆さん、なぜプロポーズや婚約の際に「婚約指輪」を女性へ送る習慣があるのかご存じでしょうか。
今回は意外と知らない方も多いであろう婚約指輪の持つ意味や、パートナーに合う婚約指輪の探し方や選び方のポイントについてご紹介します。
先輩カップルが実際にどのような指輪を選んだのか、調査結果もご紹介するので指輪選びの参考にしてくださいね。
目次
そもそも婚約指輪にはどんな意味があるのか
男性から女性に婚約指輪を送る習慣は古代ギリシャ時代から存在したようですが、日本で徐々に習慣化していったのは1960年ごろだと言われています。
婚約指輪といえばダイヤモンドの指輪ですが、ではなぜ婚約指輪の定番がダイヤモンドになったのでしょう?
ダイヤモンドはその固さと無色透明の美しい輝きから、「強い決意」や「永遠の愛」、「深い絆」「純真無垢」などの石言葉が付けられています。
結婚に結び付く言葉ばかりですね。
このことからダイヤモンドは婚約指輪の定番になりました。
婚約指輪に人気の宝石
ゼクシィが先輩カップルに向けて行った調査によると、婚約指輪の材質は以下の通りダイヤモンドがダントツ。
婚約指輪=ダイヤモンドというイメージが、いかに浸透しているかがわかります。
■婚約指輪の材質
1位 ダイヤ 94.1%
2位 パール 0.4%
3位 ルビー 0.2%
価値を決めるダイヤモンドの4Cとは?
カラー(color)、カット(cut)、カラット(carat)、クラリティ(clarity)の4つの頭文字からなる、ダイヤモンドの品質評価対象となる国際基準のことです。
ダイヤモンドの基本情報を頭に入れておくと、婚約指輪を選ぶときに役立つかもしれませんね。
color
ダイヤモンドの色を示します。
ダイヤモンド=無色透明だと思われがちですが、実際にはほとんどのものはかすかに色が付いています。
無色透明に近ければ近いほど価値が上がります。
cut
ダイヤモンドの研磨の状態を示します。
他の3つの評価要素とは異なり、唯一人間の手が加えられ、ダイヤモンドそのものの美しさを引き出すためにはカットの技術が最重要です。
carat
ダイヤモンドの重さを示します。
カラット=大きさだと勘違いしている方、多いのではないでしょうか。
重いダイヤモンドほど価値が上がります。
clarity
ダイヤモンドの透明度を示します。
ほとんどのダイヤモンドには小さなキズがあったり、気泡のような内包物が入っています。
内包物や傷の数が少なく大きさが小さいものほど価値が上がります。
婚約指輪の素材
婚約指輪のアームに使われている素材の種類を挙げていきますね。
ちなみにアームとは、指輪のリングの部分のことを示しています。
プラチナ
ジュエリーに使用される素材の中で強度も耐久性も非常に優れています。
日常使いしても傷が付きにくく、ダイヤモンドの輝きがよく映える素材ということからダントツで一番人気だそうです。
万が一のサイズ直しも専門店に依頼すると比較的簡単とのこと。
ホワイトゴールド
プラチナに次いで人気なのがこの素材。
プラチナ同様、ダイヤモンドが良く映えます。
価格がプラチナ素材に比べて手ごろで着け心地が軽いのも人気の理由の一つ。
ただし、金属アレルギー持ちの方は要注意。
これら2つの素材は、スタンダードかつシンプルで非常に人気が高いです。人と被るのをあまり好まない方はイエローゴールドやピンクゴールドもおしゃれでおすすめです。
ちなみに先輩カップルのアンケート調査でも、やはりプラチナが一番人気。
■婚約指輪の素材
1位 プラチナ 88.2%
2位 ゴールド(ホワイト、ピンク含む) 9.0%
3位 コンビ(プラチナとゴールド) 1.0%
およそ9割近いカップルがプラチナの指輪を選択しているよう。ダイヤモンドとプラチナの組み合わせは、永遠の王道ですね。
婚約指輪のデザインの種類
指輪はどれも同じように見える・・・なんて思わないでください!(笑)
デザインにもしっかり種類があってよく見るとひとつひとつ全然違います。
婚約指輪のデザインは大きく分けて4つ。
まずはこのデザインの中からご自身のパートナーにいちばん似合いそうなものを選んでみましょう。
ソリティア
王道中の王道と言っても過言ではない婚約指輪の中で最もポピュラーな一粒石の指輪。シンプルなデザインがダイヤモンドの輝きをより上品に引き立てます。
ほとんどのジュエリーショップで扱っている年代問わず人気のデザインです。
メレ
センターストーンのサイドにメレと呼ばれる0.1カラット未満の小さなダイヤモンドがセットされたデザイン。
センターストーンをより美しく引き立てる役目を果たし、手元が華やかに見えるのが特徴です。
パヴェ
フランス語で「石畳」という意味を持つパヴェ。センターストーンのサイドにメレをまるで石畳のように敷き詰めたデザインのこと。
ゴージャス感を好む方におすすめのデザインです。
エタニティ
同じサイズの石が均等にリングに埋め込まれているデザイン。
途切れることなく並び埋め込まれているダイヤモンドが「永遠の愛」の象徴であるという例えが生まれたことから、エタニティという呼び名が付いたのだとか。
使用する石の数が多いわりにリーズナブルであることと、結婚指輪との重ね付けをして普段使いもスタイリッシュにできることも人気である理由のひとつです。
婚約指輪デザイン人気ランキング
先輩カップルたちが実際に購入したデザインのランキングは、以下の通りです。
■婚約指輪のスタイル
1位 ソリテア 45.7%
2位 メレ 37.4%
3位 パヴェ 10.0%
最も多かったのが、一粒石の存在感が目を引くソリテアです。
華やかながらも繊細なディティールに仕上がるメレが、そのすぐ後を追う結果となりました。
一方でゴージャスな印象のパヴェは全体の一割にとどまり、婚約指輪はシンプルなデザインを選ぶカップルが多いということがわかります。
婚約指輪購入までの流れ
婚約指輪は、プロポーズ時期のおよそ2か月前くらいから少しずつ準備を進めることをおすすめします。
ちなみに先輩カップルが婚約指輪を決めた時期は、以下の通り。
■婚約指輪の決定時期
1位 挙式の13ヵ月以上前 28.0%
2位 挙式の12ヵ月前 9.3%
3位 挙式の10ヵ月前 8.9%
結婚式の1年以上前に婚約指輪を決めたという回答が多数派でした。
では、何から始めたら良いのかわからない!
という方のためにチェックしておくべき点をいくつかご紹介します。
パートナーの指輪のサイズをチェック!
寝ている間にこっそり測るのもアリですがなかなか至難の業なので、共通の友人や知人に代わりに聞いてもらうことをおすすめします。
その際は口止めを忘れずに!
ジュエリーショップを決めましょう!
一番人気なのは、普段使いのジュエリーも多数取り扱っていて親しみやすいデザインが多いTiffany&Co。
いろんなお店を見て回る時間がない場合はインターネット等で下調べをしていくつか候補のお店をピックアップしておくといいですね。
婚約指輪の値段ランキング
婚約指輪の購入金額の平均はおよそ30~40万円だと言われています。
アンケート調査でも同様の結果になりました。
■婚約指輪にかかった金額
1位 30~40万円未満 26.0%
2位 20~30万円未満 19.1%
3位 40~50万円未満 14.1%
「給料3か月分」が妥当なんて言われていますが、ここはあくまでも身の丈に合った金額で大丈夫。
背伸びをせず、あらかじめ無理のない予算を決めておきましょう。
デザインを選びましょう!
パートナーの好みに合わせたデザインを選ぶも良し、パートナーに似合いそうなデザインをご自身のセンスで選んであげても良し!
もしどうしても決められなさそうであれば、パートナーの写真をジュエリーショップに持ち込んで、パートナーの雰囲気やイメージを店員さんに伝えて相談しながら決めるのも良いと思います。
指が短めの方にはウェーブ調のデザインのものが、指が長めの方には華奢なデザインのものが似合うとされています。参考にしてみてくださいね。
気に入るデザインの既製品がなければ、可能な範囲で元々のデザインにアレンジを加える「セミオーダー」も人気があります。
■婚約指輪の種類/オーダーか既製品か
1位 既製品 47.5%
2位 セミオーダー 42.2%
3位 フルオーダー 9.0%
上記の調査でも、既製品を選んだ割合とセミオーダーを選んだ割合はおよそ同程度。
既製品より自由度が高く、フルオーダーに比べてグッと費用が抑えられるセミオーダーは最近人気の選択肢です。
いよいよオーダー&購入!
購入するデザインが決まったらいよいよ購入です。
決して安い買い物ではないので先ほども申し上げましたがあくまでも身の丈に合ったものを。
いざ結婚するとなると想像以上にいろいろと出費がかさむので、代金の支払い方法は今後のことを考えて一括にするのか、分割にするのか慎重に考えましょう。
オーダーした婚約指輪が完成するまで約1か月かかります。
その間にどのようなシチュエーションでプロポーズするのか、しっかりイメージトレーニングするなり、プランを考えるなりしておくことをおすすめします!
いかがでしたか?簡単にではありますが、婚約指輪についてご紹介させていただきました。
近々プロポーズを控えている男性陣の手助けに少しでもなれればいいなと思っております。
一世一代のプロポーズ!頑張ってください!
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