もし、あなたが体重100㎏を超えたら、悩みますか?
そりゃさすがにちょっと悩むと思います。「痩せたい」と考えることでしょう。
でも、私は体重100㎏超えているのですが、それが自分の「自信」でもあり、チャームポイントだと思っているんです。
写真をご覧いただいても分かるように、悩んでいないのです(笑)。
それがどうしてなのか、自分に自問自答してみたところ、いろいろ気づいたことがありました。この体に自信を持っている理由をみなさんに伝えたいと思います。
目次
自分に自信が持てるように、身なりには相当な力を入れる
そもそもおしゃれをすることが好きな私ではありますが、100㎏越えともなると、はやりの服を選ぶ幅が狭いったらありゃしないのです。
最近では、大きいサイズのお洋服がたくさん販売されるようになりましたが、それでも選ぶことは大変です。
その難しい中でも、たくさんのアパレルショップを回り、自分に着れそうなお洋服を見つけては試着し、少しでも流行に近くなるように努力をしています。服の組み合わせや色の使い方など、雑誌やネットからの情報をたくさん頭に放り込み、ちょっとでも「ダサい」部分があっては、体は大きいだけでもダサくなるので、一般人の数倍ダサさをアピールしてしまいます。
おしゃれをしていると、どんなことが起きると思いますか?
体重100㎏超えた私にみんなが「おしゃれだねー!」「あ!!これ今流行りのやつ!」「こんな組み合わせかわいいですね!」など褒めてくれるのです!
(お世辞かもしれませんが、ダサかったらお世辞でも言いづらいことを考えれば、本当に褒めてくれたのではないかと思っています。)
これが自分の大きな「自信」になり、おしゃれをすることがどんどん楽しくなり、さらにおしゃれになっていくという良い効果を生みます。
どんなことでも「受け止める」頑丈な心を持つ
どんなことでも「受け止める」ということ。これは今あなたが持っている心の器を一度ぶち壊して、もっと大きな器に変える作業です。
正直これは、無理におすすめはしません。私は耐えることができましたが、苦しい作業でもあるといえます。
体の大きい私は「デブ」「豚」なんて言葉は茶飯事でした。でも面と向かって言われるとやっぱり傷ついて泣きたくなることもあるのです。でも、泣きたくなるのは、どこかで「自分はデブじゃない」「豚じゃない」って思っているからそれに反発する心の動きから泣きたくなるのです。
これがいいのかどうかわからないのですが、「とにかく明るいデブ」になる練習をしました(笑)。
練習方法は、道行く人たちに声をかけて「お笑い芸人の卵なのでネタを見てほしい」とその場で仕込んでおいたネタをやって笑いを取るということです。これが何の役に立つの?って思う人も大勢いるでしょう。でも私はこれで自分がかぶっていた「小さな器」をぶち壊すことができたのです。
この日から、何を言われても、ちょっとやそっとでは傷つかない頑丈な心を持つことができたのです。
だからこうして自分をさらけ出したことも書けちゃうんですよね(笑)。
幸せは歩いてこない ”出会いを探しにいく”
道で肩がぶつかった彼と恋に落ちる……なんて漫画のようなことが現実起きるわけありません。
これが現実だったら、体重100㎏越えの私は、道を歩けば軽く100人くらい意図せずぶつかられるのだから恋愛だらけになって困ってしまいます。
合コンや街コンでは、この体で最強に明るいキャラクターだと「盛り上げ役」としては、引っ張りだこになるのです。でも肝心な「出会い」となるとフリな部分も多々。
そこで私は考えました。「そもそも、こういう私を求めている人を探しにいけばいいんじゃないか」と。そこで始めたのがネット婚活です。様々な条件を入力して、相手に求めること自分のことも細かく入力し、互いにマッチングするのだから、こういう女性を条件としている男性もいるはずだ!とひらめいたのです。
メールのやり取りの中で私は必ず自分の体形のことを話します。
「私は100㎏越えですがそれでも大丈夫ですか?」というと、それでも大丈夫だといってくれたり、見た目じゃないからという返答が来たらその人はある程度信頼できるでしょう。
実際会ってみて、まずは騙されていないかだけは慎重に。あとは、相手に興味をもち、そして自分のことも話したり、楽しい時間を過ごしましょう!
ちなみに私は、この方法で運命の彼をゲットしちゃいました♡
ネット婚活を実際にやってみて感じたことは、危険もあるけれど、真剣に運命の人を探している人もたくさんいるということです。
体が大きい人に限ったことではないですが、「普通に出会って恋愛がしたい」なんて考えて何もせずいたら、出会いなんてありませんよ!自分から動かなければ恋愛は動かないのです!
仕事は体の大きさなんて関係ない。誰にも負けないように努力の日々
私が努力したことはダイエットではなく「仕事」でした。(いや、ダイエットの方を努力しろよってツッコミたいのは重々承知。)
仕事というのは、体の大きさは関係ないのです。仕事に対する自分の「実力」がどこまであるのかが勝負なのです。
私の仕事はウェディングプランナーでした。ウェディングプランナーと聞くと「きれいな女性」「ほっそり・すらっと・しゅっとした……」なんてフレーズが似合いそうですよね。
でも自分でも「奇跡かっ!」と突っ込んだくらいでしたが、私がウェディングプランナーになったのです。
もちろん回りのプランナーは「ほっそり・すらっと・しゅっとした」プランナーばかりの中、自分は完全に浮いていました(笑)。
ただ、仕事は実力勝負です。とにかくまわりに負けないように、自分にしかできない自分の体の特徴を生かしつつも、あの手この手である程度の地位までのぼりつめたのです。
100㎏越えのウェディングプランナーなんてそれだけで笑える話かもしれませんが、仕事は体の大きさなんて関係ないなと、バリバリこなしていたのです。
かなりハードワークな仕事だったはずなのに、痩せるどころか増え続ける体重にさすがに驚きは隠せませんでしたね(笑)。
自分の悩みをカバーできる武器を持てば「最強」になる
私は「体が大きいこと」が悩みポイント(今ではすっかりチャームポイント)ですが、
人それぞれに何かしらの悩みがあるものではないでしょうか。痩せている人には痩せている人の悩み、美人な人は美人であるが故の悩み、体に何かしらのハンディキャップを持っている人は、ハンディキャップに対する悩みなど、「私って完璧なんだよね♪」って胸を張っていえる人の方が少ないように感じます。
でも、私は自分の悩みがいつの間にかウィークポイントに代わるほどの「武器」を手に入れました。その武器が今の私を幸せにしてくれています。それは、自分に対する「自信」です。
「体が大きくたっておしゃれできるよ!」「多少何を言われたって関係ないっしょ!」「自分から探せば出会いもあるもんだね♡」「仕事だって気づけばバリバリじゃん!」というこれらすべてが「自信」なのです。
どんな悩みがあったとしても、自分にしかない、自分しか持てない武器を手に入れてください。そうすれば、あなたの悩みポイントはチャームポイントに早変わりでしょう!