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タバコを吸うとモテない、ということを市場原理で立証します。

投稿日:2017年4月20日 更新日:

先輩や上司に一度くらいは言われたことはありませんか? 「もっとマーケティングの勉強をした方がいいよ」と。あれほど口うるさく言われているはずなのに、恋愛になるとどうしてそれができなくなってしまうのでしょう。もう幾度となく耳にしたはずです。自分が売りたいものを売るな、相手が欲しがるものを売れ、と。マーケットのニーズを把握し、そこに売れる商品を考えろ、と。

モテる人とモテない人の違い

モテる人は「相手にとって必要な自分」を演出することができます。逆にモテない人は「自分がアピールしたい自分」しか見せることができません。

恋愛市場というものは想像以上に残酷でして、どれだけ高スペックで整った顔立ちをしていても、自分が売りたい自分を売っている以上は、世間のニーズとマッチしないため結局は売れ残ってしまうのです。

こういった市場感覚がない人は、他の人たちとどうやって自分を差別化することができるのかを把握していません。これは「タバコ」を例にとるとすごくわかりやすくなります。

タバコを吸うだけでモテない時代

厚生労働省の「国民栄養の現状」(国民栄養調査結果)によれば、平成25年の20代30代女性の平均喫煙率はおよそ12%しかいません。つまりタバコを吸う、という選択をした瞬間に残りの88%の女性とは嗜好性が合わないことを覚悟しなくてはならないということです。

その他にも喫煙者の方はよくご存知のことだと思いますが、世間の分煙化が進んだことで喫煙者のいられる場所が限られてきました。そうなれば一緒に行ける場所や、一緒に参加できるレクリエーションも限られてしまいます。事実、出会いの場所である「クラブ」ですらも分煙化が進み、SNSや婚活サイトではタバコを吸う異性は恋愛対象にならないと答える人は過半数いたというアンケートも出ています。

以上のことからも、タバコを吸うということは、それだけで全体の半分のマーケットを失ってしまうことになるのです。つまり、もしあなたが喫煙者だったとしたら、モテるためにコミュニケーション能力を磨くよりも、オシャレに投資をするよりも、禁煙をするという行為がもっとも効果的だということです。

自分という商品を売るにはマーケティングを心がけよう

男性のみなさん、あなた以外の男性が女性とどんなコミュニケーションをしていて、女性がどんな不満を持っているか、どんな相手を欲しているかリサーチしたことがありますか?

女性のみなさん、仕事も恋も一生懸命頑張りたいと思っているのに、どっちかにバランスが崩れてしまっていることありませんか?世の中の男性の「本音」に触れたことがありますか?

異性のニーズに対して、自分の適切な価値を発揮している自信がありますか?なかなかいい出会いがない、出会いがあってもマッチしないと思われている方は、自分という商品が市場に対してどれくらいカバーできているのかをなんとなくでも把握すべきではないでしょうか。

そう考えると恋愛もビジネスも一緒じゃないですか?

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