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憧れのジューン・ブライド♪ 梅雨の結婚式での注意点は?

投稿日:2017年6月1日 更新日:

欧米では6月に結婚をする花嫁のことを「ジューン・ブライド」と呼び、一生幸せに暮らせるという言い伝えがあります。しかし、日本では6月は梅雨の時期にあたり、外出が億劫になる時期でもありますね。憧れのジューン・ブライドになるために梅雨の結婚式での注意点についてまとめました。

雨が降ることを大前提に

6月は雨がたくさん降る梅雨の時期です。結婚式当日に雨が降ることを前提にしたウェディングプランを考えておくのがスマート、結婚式自体は室内で行うのがおすすめです。

人気の高いガーデンウェディングやチャペルウェディングの後のフラワーシャワーなどは華やかで個性を演出できますが、当日に雨が降ってしまうと台無しになってしまう可能性があります。屋外で行うスタイルのものは梅雨の時期は避けておくのが無難です。

近年ではホテルや結婚式場内でのキリスト教式・室内での人前式などのほかにも、レストランウェディングやゲストハウスウェディングなど、室内でも個性を出せる結婚式のスタイルが増えてきていますので、室内でも十分に自分だけの結婚式を演出することは可能です。

また、6月は結婚式場の予約が比較的少ないこともあり、「ジューン・ブライド特典」など結婚式がリーズナブルに行える特典を用意している式場も少なくありません。6月の結婚式は室内でも十分にゴージャスに演出できる可能性がありますので、ぜひいろいろな式場やイベント会場を下見してみてください。雨でもみんなが楽しめるような室内での結婚式を考えていきましょう。

来てくれたゲストが気持ちよく参加できる環境づくりを

6月の結婚式では来場するゲストの負担が大きくなります。新郎新婦は式場内で着替えをしますので式場までの服装に気を使う必要はありませんが、ゲストの方々は自宅からスーツ・ドレス・着物などを着てこられる方も多く、またヘアセットに美容院へ寄られることもあります。結婚式の準備はゲストの方も時間がかかるものですが、雨が降りやすい梅雨の時期は服が汚れる・セットした髪が乱れるなどの理由から、ゲストからは敬遠されがちです。6月の結婚式はそんな苦労を乗り越えて来てくれたゲストの方々が気持ちよく参加できるような工夫を行いましょう。

1)の「雨が降ることを前提に室内でのウェディングを」にも通じるものがありますが、ゲストが雨に濡れてしまったことを想定して式場の準備を行うことは大切です。気にするべきポイントとしては、

◎駅からのアクセスが良いか

◎駅から遠い場合、行き帰りのタクシーやバスの手配は可能か

◎式場には多めにタオル・ドライヤー・傘を準備

◎ゲストが着替えをできる控え室があるか

◎「雨の中お越しいただきありがとうございます」と感謝の気持ちを表現

などがあります。来てくれたゲストが気持ちよく式に参加できるような環境づくりを行っていきましょう。また、式の当日は「私が主役!」という態度よりも結婚式のまとめ役のようなイメージでゲストの方々をもてなす姿勢があるとポイントが高くなりますね。

式の進行は余裕を持った時間配分で

梅雨の時期、激しい雨などの時には電車やバスの運行に遅延が発生することも珍しくありません。梅雨の結婚式では、開始時間はゲストが出席しやすい日中の時間帯を選択するのがおすすめです。早朝・夜遅くなどの時間帯は避けておきましょう。また、万が一ゲストが遅刻してしまっても大きな支障が出ないよう、式の進行も余裕を持った時間配分にしておくと安心です。

結婚式のスピーチを頼む場合には、スピーチをされる方が遅刻してしまうことも考えておきましょう。例えば事前にスピーチ原稿のコピーをもらっておくのはいいアイデアです。本人が来られない場合でも、ホテルや式場の方、別の親族や友人に代読してもらえるので結婚式自体は滞りなく進められますね。スピーチをされる方が遅刻をした結果、皆の帰宅時間が大幅に遅れてしまった!なんてことのないように、時間配分には気をつけてください。

可能であれば梅雨の影響が少ない地域で

もし予算などに余裕があるようなら、梅雨の影響が少ない地域での結婚式も検討してみてはいかがでしょうか。

日本国内でも北海道は6月の降水量が少ないことで知られており、自然に囲まれた環境の中で結婚式を行えます。また北海道は結婚式が「会費制」で行われることが一般的です。ご祝儀をなくしてゲストから一定の会費をいただくスタイルは、ゲストの負担が少ないとして徐々に北海道以外でも広がっています。梅雨の季節でも降水量が少ない場所で経済的な負担が軽くなるのであれば、呼ばれる側としても嬉しいですね。

また、海外なら6月でも天候の良い場所はいくつもありますので、海外での結婚式を考えてみるのもいいですね。例えば、観光地として人気の高いハワイは、6月は乾期で天候の良いシーズンです。ハワイであればガーデンウェディングなどの屋外での結婚式も問題なく行えますし、チャペルが設置されているホテルなどを見つけることも簡単です。ハワイのホテルには日本語を話せるスタッフも多く、日本食を食べられるレストランやバーの数も豊富ですので、英語が話せないゲストをお招きしても比較的安心でもあります。

住んでいる地域から離れた場所で結婚式を行う場合には、式場のあるエリアに滞在をすることになります。ゲストの方々も仕事の調整や宿泊準備などが必要になりますので、招待する予定の方たちには、早めに参加の可否を確認しておくことも大切です。また、海外であれば体調不良などの緊急時にも対応ができるように保険加入の手続きなども忘れずに行なっておきましょう。

まとめ

以上、6月の結婚式での注意点をまとめました。6月は式場が比較的空いており、各式場ではジューン・ブライド特典などが用意されていることも多くなっています。6月の結婚式は新郎新婦にとっては経済的なメリットもありますが、天候などの事情から式に参加するゲストの負担は少し重くなることに十分注意を。来場するゲストの負担を少しでも軽くするような環境づくりで、誰からも祝福されるジューン・ブライドを目指してくださいね。

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