結婚式でたいせつなこと
結婚式で本当にたいせつなことってなんでしょう。
この記事を読んでくださっている未来の新郎新婦さまの中に、
『せっかく来てもらうのだから、楽しんでもらう演出を考えよう』
『お料理は温かくて美味しいものを用意しよう』
『列席経験が多いゲストがほとんどだから、誰も見たことないようなサプライズをしよう』
『でも、なんだか大変…それって本当に必要なの??』
そんなふうに、結婚式で何をたいせつにすればいいか、ちょっとだけつまずいているとしたら、プレッシャーを感じる必要はないですよーって伝えたいです。
ゲストに楽しんでもらうために、”ふたりらしい結婚式に『しなきゃ』『した方がいい』”って知らない間に背伸びをしてしまっている方が多いように感じます。
結婚式をすることに意味がある
ウェディングプランナーとして7年間、結婚式を挙げるおふたりとご家族のこと、裏方として見守ってきました。
そこで感じたことがあります。
『結婚式ってすることに意味がある』ということ。
ゲストにとって、
たとえ、どんなに綺麗で設備が整った会場に招かれて心地よいサービスを受けても、
たとえ、どんなに今まで見たことがない、「人と被らない演出」を楽しんでも、
結婚式の帰りに、そして結婚式から何十年経っても心に残っていることは、きっと、
“心からおめでとうと思えたふたりの幸せそうな笑顔“
なんですよね。
先日、お手伝いさせていただいた、ご家族、ご親戚と親しい友人を招いてのレストランウェディングでのこと。
挙式は、レストランのテラスでのアットホームな人前式。
新郎様が緊張されて入場する様子に笑いがおきたり、新婦様が入場すると「キレイ!」と感嘆の声があがったり、おふたりが考えた誓いの言葉をみなさんがほほえましく聞いていたり。
そんな風に、あたたかい祝福の空気に包まれたお式の最中、おふたりの近くで見守っていた私は、ふとゲスト様の方に目を向けました。
すると、ゲストの中でおば様たちが涙を流していらっしゃるのです。
きっと、小さいころからずっと見てきた姪御さんが、花婿さんの横で笑っている幸せそうな花嫁姿をみて、ただただ嬉しくて涙が出たのだとおもいます。私もそのお姿をみて、おふたりに想いを馳せるご親戚の、目には見えないけれど確実にそこにある絆、深い愛情を想像して・・・
それだけで泣けてきました。
いわゆる“感動的な演出”がなくても、
『結婚式をすること』
ただそれだけで、おふたりのゲストは嬉しいのですね。
ふたりからの「ありがとう」と「よろしくね」が“最幸(さいこう)”のおもてなし
『結婚式するなら、ゲストがつまらなく思わないように他の人とは違う結婚式をしなくちゃ。
でも情報誌を見てもなんだかピンとこない。だったら結婚式はしなくていいか』
そんな風におもって、結婚式をしないという方々がいたら・・・結婚式の本当のすばらしさを知らずに諦めてほしくないとおもいます。
結婚するふたりが、出会えたことは奇跡であって、その奇跡は、家族や友人がいたからこそ。
そして、夫婦となるふたりのことを心から応援したいという人がいる。
「おめでとう」「ありがとう」「これからもよろしくね」
結婚式だからこそ言える大切な人への気持ち。
たいせつなことは、
ふたりが、集まってくれた一人一人の顔をちゃんと見て、自分の言葉で、『ありがとう、これからもよろしくね』を伝えること。
ただそれだけでいい。
むしろそれが“最高のおもてなし”になると私は確信しています。
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