今回は長らく論争が続いてきた、デート代の割り勘問題について、一つの終止符を打ちたいと思います。
まずはよくある女性の意見をまとめてみました
「それが男性の器の見せ所でしょ。せめて初回のデートぐらいはかっこつけて欲しい。デート代ぐらい奢れないと、頼り甲斐がないなって思っちゃう。」
「恋人とは対等な関係でいたいから、きっちり割り勘にしたい。特に年齢が近いと余計にそう思っちゃうし、毎回奢られると申し訳なくなってしまう。」
「明らかに歳上の人に割り勘にされるとさすがにひきます。余裕ないんだろうなって思う。」
それに対し、こちらが男性側の本音です
「奢りたい子と奢りたくない子ハッキリ分かれる。要はその子にいいかっこしたいかどうか。」
「器が小さいやつだと思われたくないから奢る場合もある。でも奢ってもらって当たり前だと思ってる女性はムカつきます。二度とメシに誘うもんかと思いますね。」
「その人同士の関係性によるとしか言えないですよね。年齢が自分よりもある程度若いなら奢るし、自分より歳上の人なら割り勘か、奢ってもらうことも悪いことではないと思います。」
結論、二人が納得すればなんだっていい
なるほど、それぞれの意見はどれもその通りだと思わされます。人それぞれの価値観があってしかるべきだと思いますし、その価値観を覆す必要もないと思います。
デート代を「男性が出して当たり前だ」と考える女性の皆さん、その時間に対しての対価を男性が積極的に払いたくなるほどの価値を提供できるのであれば、お互い幸せなので全く問題ないでしょう。
最初から奢ってもらって当たり前っていう態度を取るような女性には払いたくないという男性の皆さん、そもそもそんな相手をデート相手に選んでしまった自分の選択眼に目を向けていただきたいと思います。
この割り勘問題において、私ができれば忘れて欲しくないと思うことは、そのデート代自体は、カップルを楽しませてくれたサービスに対して支払われるべきものであり、彼女に対して払われるものでも、彼氏に対して払われるものでもない、ということです。
その配分をどうするかは、本人達の自由でしょう。
デート代は男性側が負担すべきか、割り勘にすべきか、という議論自体にはあまり意味がなく、二人が納得すればなんだっていいと思います。
男性の器が小さいとか嘆くよりも前に、 女性の勘違いが甚だしいとか憤るよりも前に、ふたりの時間を演出してくれた人たちへの感謝をどう表現したいか?ということへの意見を持っている方が大事なのではないでしょうか?