結婚が決まったらお互いの両親に挨拶をして、顔合わせ、結婚式……というのが定番の流れでしたが最近では結婚式をしない人も増えています。
実際に筆者の周りにも結婚式をしていないという人はたくさんいます。
「費用面で結婚式をあげることができない。」「子どもが産まれたからタイミングを逃した。」「自分たちが主役になるのが恥ずかしい。」
などなど、結婚式をしない理由は様々です。
とは言え、昔から続く結婚式。
やはり結婚式を挙げるメリットもたくさんあるわけです!
筆者も結婚式を挙げましたが、5年経った今もやはり結婚式をして良かったと感じています。
そこで今回は、結婚式をしようか迷っている・結婚式はしないと考えている人のために改めて結婚式の良さを紹介したいと思います!
親孝行ができる
親のためにも結婚式をした方がいいということを聞いたことがないでしょうか?
結婚式の中では親への手紙など、親に感謝の気持ちを伝える機会を作ることができます。
もちろんこれも親孝行の一つなのですが、実は本当の親孝行は子どもの晴れ姿なのです!
親にとってみると、子どもは何歳になってもかわいい我が子です。
幼稚園や小学校の発表会など一生懸命、写真や動画を撮っている親の姿がありませんでしたか?
我が子が主役となる場は親にとっては本当にうれしいものです。
筆者も自分に子どもが産まれて、この親孝行の本当の意味がわかったように思います。
親への手紙がなくても、結婚式という場で晴れ姿を見せることが親孝行になるのです。
お世話になった人に感謝の気持ちを伝えられる
結婚式の準備のほとんどは自分たちのことではなく、ゲストのことを考えて準備を進めます。
引き出物を決めたり、料理を決めたり……
自分たちが今までお世話になった人たちに、少しでも楽しんで頂きたいと準備をする機会は結婚式くらいではないでしょうか?
そのように誰かのことを想って準備を進めたものは、ゲストにもその気持ちがしっかり伝わるものです。
二人の絆が深まる
結婚式には何ヶ月もの準備が必要です。
その大半は二人で相談をして決めていかなければいけません。
よく結婚式の準備中にけんかをするという声を聞きます。
予想通り筆者も結婚式の準備中にけんかをしました(笑)。
ただ、そういったけんかを乗り越えて一緒に準備を進める結婚式だからこそ一生の思い出に残るものです。
お互いのゲストの席順を決めるとき、この友人とはどういった関係でという話が出てくるかもしれません。
そういったところからお互いが今までどのような人生を歩んできて、どんな経験をしてきたのか?ということを改めて知る機会にもなるものです。
そして何より二人で何かを成し遂げるという経験は絆を深めるきっかけになるはずです。
自分のために誰かが集まってくれるのは人生の中で3回
改めて結婚式の良さを考えていきましたがいかがでしたでしょうか?
結婚式という昔からの行事にはやはり、行う大切な意味があるものです。
余談ですが、筆者がウェディングプランナーをしていたときに聞いた話の中に「3つの節目」というものがありました。
わかりやすくお伝えすると、自分のために誰かが集まってくれるのは人生の中で3回あります。
自分が産まれたとき
お葬式
結婚式
実はこの3回のうち2回は自分が用意したものでもなければ、覚えているものでもないのです。
自分たちが呼びたい人を決めて、その人たちのために準備をする場というのは結婚式だけなのです。
そこには今まで自分が歩んできた人生が詰まっているのです。
人生の中で一度だけ、そういった機会を作ってみてもいいのではないでしょうか?