服を選ぶときに、自分が着たい服があっても、実際に着てみると自分には似合わない……なんてことありませんか？
ウェディングドレスを選ぶときも同じです。「ふわふわのかわいいドレスが着たい！」「体のラインが出る大人っぽいドレスが着たい！」そんな希望はあっても、実際に着てみると自分には似合わない……だったら自分だからこそ似合うドレスを見つけてみてはいかがでしょうか。
今回は、一生に一度の素敵な一着を提案してくれる“ウェディングドレスのプロ”ドレススタイリストに体型ごとにおすすめのドレスを教えていただきました。
目次
“ウェディングドレスのプロ”ドレススタイリスト
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人物紹介 ホテル宴会の婚礼スタッフとして3年程勤務、その後ジュエリーショップやレンタル衣装店での経験を経て、現在ドレススタイリストとしてイノセントリーに勤める。一生に一度の結婚式だからこそ人生最良の日となるようお客様に寄り添い、何十年後も「この一着にして良かった」と思っていただけるよう全力でサポートさせていただきます♪ |
体型ごとにおすすめのウェディングドレス
小柄で身長が低めの方
プリンセスラインなどの、ふわっとしていてシルエットが大きいドレスがおすすめです。小柄な方が着られるとトータルのバランスがすごくきれいです。最近ナチュラルウェディングが流行っていて、スレンダーラインなどのタイトなものがお好みの方が多いですが、シルエットがコンパクトになってしまい、主役である新婦様がゲスト様にまぎれてしまいます。ですので小柄な方にはあまりおすすめではありません。丈の長さも、ボリュームがあるドレスの方が調節しやすいですよ。写真撮影のときも、新郎様とバランスが撮れたお写真を撮ることができます。
ふくよかな方
エンパイアのような胸下切り替えのものだと、胸下からふわっとしているのでより体が大きく見えてしまいます。全体的にふわっとしたドレスではなく、ウエストでしまったドレスを着ることで体がしまって見えるのでおすすめです。また足元に関しては、下までストンとまっすぐなシンプルな形のドレスだと、自分が気にしている体型が目立ってしまうので、下は少しひろがっていて体型が隠れるものや、後ろが長いドレスを着ることで上から下へと流れがつくれて体型が目立たずきれいに見えるのでおすすめです。
華奢（きゃしゃ）な方
細身な方にはAラインドレスがおすすめです。スレンダーラインのようにタイトなものですと、より華奢に見えてしまいます。Aラインドレスはウエストの位置が高く、脚が長く見える効果があるのでエレガントな印象にしてくれます。また、腰のラインが見えないことで体型がカバーされます。更に、二の腕が細すぎてみすぼらしく見えてしまうことを気にされる方ですと、袖のあるドレスがおすすめです。
肌の色ごとにおすすめのウェディングドレス
色黒な方
淡い色味だと肌がくすんで見えてしまうと思うので、ニュアンスカラーであるオレンジや、ビビッドカラーのレッドなどのお色味がおすすめです。また何色とは言い難いようなグレーの混ざった色味はアンティーク感も演出でき、色黒な方はよくお似合いになられます。
色白な方
「どんなお色味でも似合いそう」と思われるのですが、実は、私たちからあまりオススメしないお色味があります。ブルー系のお色味は、色白の肌になじんでしまい「青ざめた印象」を与えてしまうことがあります。色白な方には、暖色系や、グラデーションでも色が薄すぎないものがおすすめです。
その他
二の腕が気になる方
腕を隠すために袖のあるドレスをご希望されることもありますが、腕を出したほうが案外気にならないことがほとんどです。オフショルダーなどで肩の部分に布があるドレスだとそこに目がいってしまい、より二の腕が強調されてしまいます。写真のようなビスチェタイプの方がすらっと見えるので思い切って腕を出してみてください。
大人っぽくみせたい方
マーメイドラインのような、上は体にフィットしていて、腰のあたりからふわっとしている、フィット＆フレアのドレスがおすすめです。ボディラインを見せることで、大人の魅力を引き出します。生地の素材は、光沢がある堅いものがおすすめです。ミカドシルクやサテンは大人っぽさを演出します。
まとめ
初めから「二の腕が気になるから袖付きのドレスがいいです」。など限定してしまうと、選べるドレスの幅が狭くなってしまいます。似合わないと思っていたドレスが実はすごく似合うということもあります。まずはドレスショップにお越しいただき、なんでも着てみてください！
【取材協力】
ドレスのレンタルや販売を行うイノセントリー[innocently]は、「ひとクラス上の清楚」をカンパニーコンセプトとしています。花嫁の美しさを際立たせるための「ここにしかない価値観」の創造を目指します。
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