結婚するとなると、様々な人がお祝いをしてくれます。
会社に勤めている人であれば、上司や同僚からもお祝いを頂くでしょう。
しかし、会社の有志からではなく、法人としての会社から結婚祝い金をもらえることはあるのでしょうか?
周りの人は会社からお祝い金をもらっている? もらっているとしたら、その相場は? もらえるかどうかわからない時は? もらった場合はどうすればいいの?
この記事では、会社から出る(かもしれない)結婚祝い金のあれこれについて述べていきます。
多くの会社が結婚祝い金を出している
結婚する社員に対して祝い金を出す会社は、全体の9割ほどという調査があります。
多くの人は結婚の際に会社から結婚祝い金を頂いた経験があるようです。
規則として結婚祝い金を定めている会社もあれば、慣例として結婚祝い金を出している会社もあるようです。
会社単体から祝い金をもらうのとは別に、会社の組合などからお祝い金をもらった人もおり、会社から結婚祝い金をもらうのは一般的な出来事と言えます。
会社からの結婚祝い金。その相場は?
会社からの結婚祝い金。周りの人や他の会社の人が、大体どのくらいの額をもらっているのか、気になる人もいるでしょう。
当然ながら会社によって結婚祝い金の額は違い、どの社員にも一定額を支給する会社や、勤続年数で支給額を変える会社があります。
ご自分が勤めている会社がどちらなのかは、就業規則等を確認するか、既婚者に聞いてみると良いでしょう。
世間一般の相場ですが、法人だからといって驚くほど多いわけではありません。
一定額を支給する会社の場合、3~5万円の祝い金をもらっている人が多いようです。
勤続年数によって支給額を変える会社の場合は、以下の金額が主流となっています。
・勤続年数1年…1~3万円
・勤続年数3年…1~5万円
・勤続年数5年勤務で3~5万円
・勤続年数10年以上…5万円以上
会社から結婚祝い金をもらえるのかわからない場合は……
会社から結婚祝い金が出るかもしれないけど、人事や総務に確認してしまうのは催促するみたいで気が引ける……。こういった人は意外と多いようです。
まずは就業規則等を確認してみましょう。明記してある場合が多いです。
もし就業規則等に見当たらない場合は、既婚者に聞いてみるといいでしょう。その人の経験に照らし合わせて答えてくれます。
ただ、その既婚者のときは祝い金が出たけれど、その後業績が悪化したなどの理由で、結婚祝い金の制度を打ち切っている場合もあります。
直属または仲の良い上司など、話しやすい人にそれとなく聞いてみるといいでしょう。相談した相手が確認してくれるかも知れません。
前述のように、申請しないと結婚祝い金を出してくれない会社もあり、にも関わらず申請制度がある事自体を教えてくれないケースが散見されます。
せっかく結婚祝い金をもらえるはずだったのに、会社の決まりを知らなかったせいで取りっぱぐれた人もいます。
しっかりと情報収集をしましょう。
会社から結婚祝い金をもらったら?
無事に会社から結婚祝い金をもらうことが出来た場合、どのようなお礼をすれば良いのでしょう?
この場合、基本的にはなにもしなくて構いません。
祝い金を受け取った人にとってはどうあれ、会社としては単に福利厚生の一環として行っているものです。
特別に高額なお返しは必要なく、新婚旅行などのお土産としてお菓子をお礼に配るといったような対応がいいでしょう。
会社によって習慣は違うため、気になった場合は前例に倣うのが無難です。社内の既婚者から体験談を聞いておきましょう。