織姫と彦星の伝説で知られる7月7日に入籍することを「七夕婚」と言います。お客様の中にも、プライベートの友人知人の中にも、今まででたくさん「七夕婚」をされた方がいらっしゃいました。
今回は、「七夕婚」になぞらえてすぐに取り入れられる結婚式の演出例をご紹介します。
招待状・席次表・席札
結婚式に欠かせないペーパーアイテムは、すべて七夕を連想させるようなもので統一します。濃紺をベースにすると星空を連想させますね。また、今は、おしゃれなシールも、クラフトパンチなどの道具も手軽に入手できるので、自作されたり、既製品に一手間かけたりと、オリジナルなものを作られる方も多いです。
ドレスコード
「星」をドレスコードとして、ゲストの方々に星にまつわる何かを身につけて頂くとゲストの皆さんにも準備段階から楽しんでいただけます。また、ご友人限定などで「浴衣」をドレスコードとしても、一気に会場が華やぎますよ。その時は、当日の着付け手配など、心配りも忘れずに。
ウェルカムグッズ
既製のぬいぐるみに織姫彦星を連想させるような衣装を着せて受付に並べたり、受付にバンブーキャンドルを並べたりしても七夕を感じやすくなります。
芳名帳
ゲストの方にお名前を書いていただく芳名帳(ゲストカード)の代わりに、短冊を用意しておき、願い事とお名前を書いて笹に吊るしてもらいましょう。ベタな演出、と言われそうですが、短冊を書く機会って、案外ないものです。この機会に皆さんに楽しんでもらいましょう。
ヘアアレンジ
新婦様のヘアアレンジにも七夕を取り入れてみるのもおしゃれ。ピンの先に星をつけたり、星がついたチェーンを一緒に編みこんでみたり。大振りのものではなく、あえてとても細かいものを選び、気付く人だけがわかる統一感を出すのも、また粋なものです。
ベール
既製のベールの端に「星」をあしらって世界に一つしかないオリジナルベールの完成です。新婦様が歩くたびにキラキラ揺れてとても綺麗です。
結婚証明書
結婚証明書として使われることが多い「ウェディングツリー」。通常は、「木」が描かれていますが、そこを七夕になぞらえて笹にしてみるのは如何でしょう。
バージンロード
新郎様と新婦様が皆様の前で初めて出会うバージンロードは、まさに天の川。「七夕の再現」です。バージンロードに星を散りばめたり、暗転してキャンドルで照らしたりしても美しいです。
フラワーシャワー
挙式の後も、もちろん「星」を使って、フラワーシャワーならぬ、「スターシャワー」。この手の星モチーフは、既製品で販売をしていることも多いですし、クラフトパンチとお好きな色紙で手軽に手作りも可能です。テープや折り紙などで簡単に作ることもできます。
卓上装花・テーブルクロス
テーブルクロスは星空をイメージした濃紺や黒、卓上には笹やキャンドルで演出。笹や竹を使うと、どうしても和の雰囲気が出やすい為、流木を使用し、短冊に見立てたカードなどを吊るして、お二人からのメッセージを忍ばせるのもおしゃれです。ガーラントやタッセル、リボンなどを用いてもいいですね。
プラネタリウム
会場の天井に、プラネタリウムで星を投影してみましょう。
まるで天の川のような満天の星空が誕生します。ロマンティックな雰囲気を演出するのに最適です。
アイテム
お料理やケーキにも天の川や星をイメージしたモチーフを。人気のフォトプロップスはもちろん星型を準備。ウェルカムボードやリングピロー、ブーケやネイル、BGMなどにも、どこかに星のモチーフを取り入れたり、天の川、夜空などを連想するような装飾アイテムを選んだりと、統一感を持たせるといいでしょう。
すぐに取り入れられる七夕にまつわるアイディアをご紹介しました。会場によっては、取り入れられないものもある可能性があります。ご希望の演出については、ぜひ担当のウェディングプランナーに事前にご相談くださいね。