“モテるLINEメール評論家”“愛され結婚コンサルタント”であり、『Change Me 結婚相談所』の代表を務める白鳥マキさんへのインタビュー記事後編です。今までに、1万2000人以上の恋愛や結婚に悩む男女を救ってきた経験から培った、メールの文章の具体的なテクニックについてご紹介します。
目次
白鳥マキさんが経験した中で印象的だったエピソード
今まで様々な人の結婚コンサルティングを行いましたが、その中でも印象的だったのは60連敗していた男性です。その男性は、ルックスも良く、年収も700万円と悪くありませんでした。しかし、なぜか全くモテません……。その原因を探ってみたところ、メールの文章に問題があることがわかりました。
実は、その男性のメールは「相手の気持ちを踏まえた返事」が全くできていなかったのです。例えば、「昨日も残業でした」と女性からメールをもらったら、普通の感覚であれば「お疲れ様でした」とねぎらいの言葉が出てきますよね。しかし、この男性にはそれができていなかったのです。
そこで、「◯◯さん、昨日残業だったんだね」と、送られてきた女性の文章をほぼコピーして、返事をしてもらうようにレクチャーしました。するとこれだけで相手にメールを無視されることがなくなったのです。それどころか「私のことをきちんと受け止めてくれる」と思ってもらえたそうで、やりとりが続くようになったそうです。
結果、その男性は結婚まで漕ぎつけることができました。結婚する前までは、「相手が悪い」と言っていたのですが……60連敗の原因は完全に男性のメールの文章だったと思いますよ。普通、50人くらいお見合いすれば1人くらい相手が見つかりますからね。
メールの文章に「感情」を入れる！スタンプの活用でかわいさを大切に
LINEは、感情を伝えるスタンプがあったために、流行ったのかもしれませんね。直接感情を伝えるのが恥ずかしい人でも、メールやLINEなら出せる感情があると思います。メールの文章にできるだけ感情を出していくように心がけてみてください。
スタンプや絵文字を取り入れて「かわいい」を意識することも大切です。ちなみに、相手を褒めるときはメール、怒るときは電話や直接会って伝えるのがおすすめです。
恋愛で使えるメール術！男女別の「さ・し・す・せ・そ」
実際に、恋愛で使えるメール術。それは、「さ・し・す・せ・そ」の活用です。気になる異性との関係を深めていくために、以下にまとめたフレーズの活用をおすすめします。男性と女性ごとにフレーズが異なるため、それぞれ確認していきましょう。
男性の「さ・し・す・せ・そ」
まずは、男性の「さ・し・す・せ・そ」を確認していきましょう。 どのフレーズも、男性を褒める言葉ばかりです。気になる男性へアプローチする際は、良い気分になれる“褒め言葉”を多く使うのがおすすめです。
- さ：「さすがですね」
- し：「仕事ができますね」
- す：「すごいですね」
- せ：「センスがいいですね」
- そ：「そうなんですね」
女性の「さ・し・す・せ・そ」
続いて女性の「さ・し・す・せ・そ」を確認していきましょう。男性とは異なり、共感するようなフレーズばかりです。気になる女性を振り向かせるコツは、“相手の感情に共感する”ことなのです。
- さ：「寂しいよね」
- し：「しんどくない？」
- す：「すごい頑張っているよね」
- せ：「センスいいよね」
- そ：「そうそう」
幸せな結婚生活を迎えるための「恋愛テクニック」
甘えるのが上手で、ずる賢い一面がある末っ子はモテますね。他には、男性を励ませる女性もかなりモテます。ちなみに、言葉がトゲトゲしい女性は、男性から“さげまん”に見られてしまうので注意しましょう。
夫婦関係を円満にする秘訣
メールの文章の重要度は、結婚後も変わりません。なぜなら、結婚後も夫婦間でのやりとりはメールが主であるためです。もし、相手から腹が立つようなメールがきたら、怒って返すのはやめましょう。
具体的には、「そんなこと言われたら、
それから、喧嘩したときは謝り方がとても大切です。まず、何について悲しんでいるのか明確に伝えるよう心がけてください。一緒に住んでいるなら、特に注意すべきでしょう。相手と喧嘩をしたら「ごめんね」から始まって「ごめんね」で終わる。これが夫婦円満を作るコツです。
メールの重要性に気づいている人はすでに実践している⁉︎
メールの文章の重要性に気づいている人は、すでに実践しています。例えば、会社など多くの人がいる場で気になる異性に「すごいですね」と言うと、周りから反感をかってしまうかもしれません。ですから、表立って気になる異性を褒めるのではなく、メールを使って相手にアプローチするのです。
そして、表立って相手にアプローチできないからこそ、1回1回のメールの文章を、相手に好意を持ってもらえるようしっかり考えて作成することが大切なのです。
相手をもっと夢中にさせる！夜のテクニック
相手をもっと自分に夢中にさせる夜のテクニック、それはベッドの上で相手を開放させることです。相手があなたに感情を素直に出せるよう、受け入れ体勢でいることを心がけてください。
例えば、女性ならベッドの上でもかわいく振る舞うことを心がけたり、その男性にしか見せない姿や表情が出せると良いでしょう。そうすることで、男性は“自分しか知らないその女性の一面”を知り、相手により愛情を感じることができます。
逆に男性の場合は、挿入時に入らないときでも焦らず落ち着いて対応したり、2度目の性行為を相手に求めるなど、女性を“リード”する一面を見せることで相手をもっと夢中にさせることができますよ。
白鳥マキさんから恋愛に悩むみなさんへ一言
メールの文章が上手な人は、まだほとんどいません。なぜなら、メールが普及し初めてからまだ15年程しか経っていないからです。だからこそ、今がチャンスです！ 今のうちにメール術を習得しておけば、あなたの力になること間違いなしでしょう。ぜひ、他のみなさんがそのことに気づく前にメールの文章の改善に注力して欲しいです。
特に、私が出している本「モテるメール術」の中に書かれている、良くないメールの文章例をしっかり見ることをおすすめします。もし、玉の輿に乗りたいならメールの文章力を磨いてください。女性がかわいさだけで売る時代はもう終わりました。メールの文章力を磨き、違う角度から男性にアプローチすれば、他の女性とは一線を画すことができるでしょう。
白鳥さんから学ぶメール術で恋愛も仕事も円満にしよう！
白鳥マキさんに、恋愛だけでなく仕事も円満するためのメール術についてお伺いすることができました。白鳥さんご自身も24歳のときにご結婚されて以来、旦那様へのメールは意識して返信されていらっしゃるそうです。
なんと、メールの文章を意識すれば、旦那様との関係だけでなく姑問題も円満にできるのだとか。白鳥さんからご教示いただいたメール術を、日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。あなたの日常がより良い状況に変わるかもしれません。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
【書籍紹介】
お金、見た目、学歴……いっさい関係なし！ 文章を変えるだけで、モテる人生に変わる。結婚コンサルタントとして１万２０００人のやりとり・実績から編み出したメール術。メールの優位性が高まった今だからこそ使える技術で、恋愛に縁のない人から夫婦関係が冷めた人まで、恋愛関係が抜群によくなる！