できちゃった婚の場合の結婚挨拶のマナーや注意点

結婚の約束よりも、妊娠の方が先になってしまうことは珍しくありません。
しかし、いわゆる「できちゃった婚」に関しては、年配の方ほど抵抗が強いのが一般的です。
できちゃった婚での結婚の挨拶では、通常の結婚の挨拶の時よりも少し気をつけた方がいいことがあります。

順序が逆になったことについては触れる

まずは、結婚してから妊娠という通常の順序とは逆になったことについて、ご両親に謝罪を述べましょう。
いい悪い、自分たちがどう思っているかはともかく、世間的にはやはり「結婚してから妊娠」というのが一般的な流れだからです。
特に女性の家に挨拶に行く時には、男性は謝罪の意を表明しておくことが大切です。

挨拶の日取りは妊婦さんの体調を考えて

できちゃった婚の場合は、妊娠が発覚してから入籍に至るまでのスケジュールがタイトになりがちです。
また、順序が逆だということもあり、できるだけ早くご両親に挨拶に行って結婚について報告する必要があります。

しかし、妊娠初期は体調も安定しませんし、刺激によっては胎児に影響が出ることもあります。
挨拶に行くのは急いだ方がいいのは確かですが、彼女の体調も考慮して日取りを決めるようにしましょう。
事情が事情なだけに、少し遅れたからといって激怒されることはないでしょう。

誠意を伝えることが大切

できちゃった婚を報告された時にご両親が思ってしまうのは、やはり「妊娠したからしぶしぶ結婚を決めたのでは？」ということ。
妊娠していなかったら結婚に至っていない関係だったのではないか、ということは気になるところです。

もしも面と向かって聞かれなかったとしても、「妊娠がなくても結婚するつもりだった」ということは伝えましょう。
誠意をもって自分の子供と結婚するのだということがわかれば、ご両親は安心して子供を送り出せますよ。

できちゃった婚の場合は、結婚の挨拶も戸惑ってしまうものです。
最低限のマナーを押さえた上で、ご両親を安心させるためにも誠意をもって挨拶を行うのがポイントとなるでしょう。