結婚を前提として付き合ったり同棲したりしていたのに、気がつけば別れたいと考えるようになったというようなことも、悲しいことではありますが珍しいことではありません。
結婚前提で付き合っていた彼氏と別れたいと思うとき、どんな方法で別れを切り出せばいいのでしょうか?
気持ちが決まったら早めに伝える
別れたいという気持ちが自分の中で固まったら、早めに相手に伝えましょう。
結婚を考えるほど好きだった相手ですし、真剣にお付き合いをしている相手なので、悲しむ顔が見たくないなどと、なかなか「別れる」と言い出せない気持ちは痛いほどわかります。
しかし、結婚する気がなく、むしろ別れたいと思っているのに、ずるずると結論を引き伸ばしてしまうことで相手の時間も無駄にしているのです。
傷つけずに別れることはできない
好きだった人のことは、できれば傷つけずに別れたいと思うのは当然です。
また、相手が別れることに承諾してくれず、揉めることもあります。
できれば穏便に、別れるときも後腐れなく別れたいと思うものですが、真剣に付き合っていたらいたほど、別れるときに相手を傷つけないことは難しいでしょう。
できるだけ傷つけないようにと、本心を隠して耳障りのいいことを伝えたとしても、相手は納得しづらいものです。
「じゃあ別に別れなくてもいいじゃない」「そこがネックならなんとかして解決するから」と食い下がられることもあります。
相手のことを思うなら、はっきりと思っていることを正直に伝えることが大切です。
別れるタイミングによっては、慰謝料が発生することも
基本的にはほとんどないケースですが、もしも結婚前提で交際していて結婚式のための式場を予約していたり、新居の契約をしていたりといったように、結婚に向けてなんらかの具体的な行動に出ていたときには注意が必要です。
このようになにか法律関係が生じているような場合は、そのタイミングで交際を解消することで慰謝料を請求される可能性もあるので注意してください。
この点も踏まえて、結婚の意思がないのであれば早めに別れを切り出したほうが良いといえるでしょう。
結婚前提で交際していても、別れを選ぶカップルは少なくありません。
真剣に交際していればしているほど、別れのときには傷つくものです。
傷つくことを恐れていても始まりませんので、覚悟を決めて切り出しましょう。