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幸せを結婚に依存するとろくなことにならない。

投稿日:2017年7月17日 更新日:

結婚したら勝ち組?そんなわけないじゃないですか

婚活市場をみているといつも不思議だなと思うことがあります。それは結婚した時「だけ」に見せる幸せアピール。婚姻届を出した夫婦の画像ばかりがSNSが出回りますが、普段の何気ない写真はあがらない。なぜか?理由はシンプルですよね。普段はそこまで幸せじゃないからです。

毎日幸せでしょうがないなら、こっちがブロックしたくなるほどの幸せアピールが続くはずです。(やりすぎると嫌われると思っているのかもしれないですが。)続いたとしても一年かそこらが限界ではないかと思います。

外から「幸せいっぱいの毎日」に見える生活も、いつしかそれが「当たり前」になる日が必ずやってきます。そうなった時に「結婚すること」自体に幸せの定義を重ねていたカップルは、徐々に幸せでなくなっていくのです。

日本には未だに「結婚」を一つの社会的ステータスとして認識する傾向にあり、結婚すれば成功、結婚してなければ後ろ指刺される、といったような風潮を捨てきれていません。みんな心ではそんなことはないとわかっているのに、同調圧力という大義名分のもと「結婚しないと幸せになれない」という幻想を植え付けてしまうし、植え付けられてしまうのです。

そもそも幸せって、条件ではなくて、完全なる主観ですよね

仕事も順調、プライベートも充実してる、なのに、心が満たされないのはなぜなんだろう…?と思う女性が、「あとは結婚を残すのみよ!」と決め付けたくなる気持ちはわかります。人生のほとんどは、恋愛・仕事・プライベートの時間に分類されますので、その欠けている部分に目を向けたくなるのも頷けます。

しかし、「夫婦生活も文句はない・仕事も充実し・プライベートも大切にできている」人でさえも、幸せじゃない人はいつまで経っても幸せになれないですし、一方で「独身・仕事も好きな仕事とは言えない・プライベートもなく働いている」人でも、「あぁ私はなんて幸せなんだろう」と感じられる人も確かにいるんです。

幸せとは、周りの社会的ステータスや職種などの外的条件によって決まるのではなく、自分の心が決める問題です。「そんなことわかっているよ」という声が聞こえてきそうですが、本当にわかっているのであれば世の中にこんなに婚活に苦しんでいる女性がいるはずがないのです。

結婚があなたを幸せにしてくれることは100%ない

結婚をきっかけに変わる人はいます。しかしそれはあくまできっかけであって、そこに幸せになると決意があったから、幸せになっているにすぎません。その決意は目には見えないので、はたから見ると「結婚がその人を幸せにした」ように見えます。

だからこそ、人は「結婚さえすれば私も!」と意気込むのかもしれないですが、それは「幸せを結婚というステータスに依存している」状態に他なりません。そうなると、結婚すること自体が目的となり、本来の目的であるパートナーシップを築くということの本質を見失います。

結果、夫婦生活に不満が募り、家族仲が悪くなり、最悪の場合には子どもの非行・離婚と続いていくことにすらなりかねません。結婚することで幸せを得られるのであれば、それは間違いです。結婚とはあくまで手段であり、通過点。人によっては人生の選択肢にも入らない、言ってしまえば取るに足らないものです。

そこに幸せのゴールを置いてしまったとしたら、間違いなくそれは結婚への依存であり、自己責任の放棄です。結婚するから幸せになるのではなくて、一人でもすでに幸せな二人が結婚するから幸せになるだけなんです。

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