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結婚前の不安を男女別にピックアップ!解消方法は?

投稿日:2017年7月17日 更新日:

結婚前の不安を男女別にピックアップ!解消方法は?1
「この人となら一生を共にしたい」と思える人と出会って、結婚に至る...
とても幸せなことですが、いざ結婚が現実味を帯びてくると、大なり小なり不安は押し寄せてくるもの。
それは、相手のことを大好きであっても変わりません。

結婚前に訪れる不安感や情緒不安定な状態を「マリッジブルー」と呼ぶことがありますが、このマリッジブルー、実は女性だけではなく男性もなることがあると言われています。
結婚前の不安とその解消方法を、男女別にピックアップしてみました。

結婚前の不安 ~男性編~

まずは、男性が抱きやすい結婚前の不安について見ていきましょう。

お金や経済面では、「食べさせていけるか」不安

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やはり大きいのは経済的な不安です。
男性は大黒柱として、家計を担うもの。
最近では女性が大黒柱になることも増えてはきましたが、まだまだ男性の方が一般的です。
独身の時には自分1人が生活できるだけのお金を稼いでいればよかったけれど、結婚すると妻だけではなく、子供も養っていかなければなりません。

そのため、今受け取っている給料で家族を養っていけるのだろうか、と不安になってしまいやすいようです。
実は男性がなかなか結婚に踏み切らないのも、この経済的な責任感が一つの原因と言われています。

しかし、解消方法としては現実的に収入を上げるか、支出を抑えるしかありません。
もしも経済的に不安を感じているのなら、1人で抱え込まずにパートナーにもそのことを伝えられると良いのではないでしょうか。
男性はなかなか人に弱みを見せることができないものですが、お金のことは夫婦2人の大事な問題です。
子供が生まれるまでは仕事に出る、できるだけ固定費を抑えて生活するなど、彼女が同じ目線で考えてくれていることを知ると、安心感も増しますし、一緒に頑張っていこうというモチベーションもあがります。

パートナーの女性との金銭感覚に不安を覚える人も

また、中にはパートナーの女性の金銭感覚に不安を覚えている人もいます。
彼女があまり考えなくお金を出す人だとすると、「生活費を使い込まれるのではないか」と不安に思うこともあるようです。

こういった不安は、彼女に対してのものなので、結婚前に2人で話し合ってある程度お互いの金銭感覚を把握しておくことをおすすめします。
お金に関することを話すのは、せこいと思われそうで抵抗があるという人も少なくありませんが、他人同士が生活していく上でお金の問題はかなり大きなものです。
結婚してからトラブルになったのでは修復が難しいのです。

結婚準備が進むに従って、彼女が情緒不安定になってきた

女性側からの相談で多いのが、「彼氏が結婚準備を何も手伝ってくれない」という意見。
確かに、男性と女性では結婚式に対して温度差があることはよくあることです。
その温度差に女性が耐えきれず、準備を重ねるごとに情緒不安定になってしまうことも少なくありません。

「どうして準備を手伝ってくれないの?」とヒステリックに詰め寄られたという経験を持つ男性も多いことでしょう。
意見がぶつかったり、温度差を感じると、女性側も不安になりますが、男性側も不安になるもの。
まだ準備の段階なのにこんなに喧嘩が多いなんて、この先やっていけるのだろうか、と人知れず悩んでしまうこともあるようです。

解消方法としては、できるだけ時間を割いて準備に協力するという姿勢を見せることももちろんですが、できないことはできないとしっかりと理由をつけて伝えてあげることも大事かもしれません。
仕事が忙しくて準備に手が回らない、結婚後の生活が不安でそっちを考えてしまう、など、理由がわかると相手も安心するものです。

両親と彼女の折り合いがあまり良くない

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その人と結婚を決めた理由の一つとしてよく聞かれるのが、「自分の家族や親しい人たちとうまくやってくれそうだから」という意見です。
女性もそうですが、男性もまた、自分の彼女が自分の両親や家族、親友などとうまくやってくれそうかどうかをとても重視します。
人前に出しても恥ずかしくないかどうか、というと大げさかもしれませんが、しっかりとした立ち振る舞いをしてくれる女性は、パートナーとしても恥ずかしくないと思うのでしょう。

しかし、結婚の準備ではいろいろな人が関わってきて、いろいろな意見を主張してくることが多いため、どうしても摩擦が生じてしまうのは避けられません。
特に、両親にしてみればいくら自分の子供が選んだ人とはいえ、まだ関わりが浅い状態では他人も同然です。
両親としては、どうしても自分の子供や自分の家の事情を尊重してほしいと思うもの。
これはどちらの家も同じことでしょう。

自分の両親、特に母親と、彼女との折り合いが悪いのを見ると、「本当に結婚して大丈夫だろうか」と不安に感じてしまいます。
しかしほとんど相手のことを知らない状態で、最初から何のトラブルもなく円満にいくとすれば、よほど相性が良いかどちらかが我慢しているかです。
我慢に我慢を重ねて、いつか大爆発されるよりも、不満を小出しにして交わしながらやっていった方がいいこともあります。
必要ならば自分が間に立って仲裁をしながら、時間が解決してくれるものと大きく構えて、あまり不安にフォーカスしすぎないことも大切かもしれません。

結婚前の不安 ~女性編~

彼の経済力に対する不安

いざ結婚するという段階になって、彼氏の借金が見つかったり、貯金がないことがわかったり、といったことは少なくありません。
しかしそうなると、「この人は結婚してもまた借金をするのではないか」「貯金ができない人なのではないか」と、彼の経済力に対して不安になってしまいます。

確かに借金癖がある場合は、それを直してもらうのはとても難しいもの。
さらにギャンブル癖があるとなればなおさらです。
もしもそういった問題が発覚したときは、「結婚したら責任感が芽生えて何とか直るだろう」と問題を先延ばしにせず、カウンセリングに相談にいく、借金の整理をするなど、具体的な解決に向けてのアクションを取ることをおすすめします。

彼の給料で生活していけるか不安

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自分1人分の生活費を捻出するのはそこまで難しいことではありませんが、結婚するとなると、単純に支出が倍になります。
もちろん節約することである程度抑えることはできますが、さらに子供が生まれた時のための貯金、家を買うためのローンなど、これから支出はさらに増えていくのが予想されます。
自分が働けるうちは共働きで家計を賄うことができますが、妊娠したり出産したりすると、それまでのように働き続けるのは難しいもの。
彼のお給料だけで生活していけるだろうか?と不安になる人も少なくありません。

解消方法としては、とにかく支出を洗い出してみること。
不安は漠然としているときの方が大きく見えてしまうので、具体的な数字を出してみることが大切です。
具体的にいくら必要なのかということがある程度見えてくれば、それに対して対策を立てることもできます。

彼が結婚式の準備を手伝ってくれないのではないか

結婚式は女性の憧れです!
華やかなドレスを着て、大切な人から祝福されて...できれば、当日は後悔のないよう、準備もぬかりなく済ませておきたいところですね。
しかし、結婚式の準備は思ったよりも大変で、1人ではなかなかできません。

引き出物や招待客など、彼の意見が必要なこともたくさんあります。
しかし、男性と女性とでは結婚式に対する温度差がかなり大きいのです。
男性は、結婚式などの1日だけのイベントよりも、新居に必要な家具や家電にお金を使った方がいいのでは、と考える傾向があります。
あるいは、貯金をした方がいいのではないか、とも。

しかし女性の多くは結婚式の優先度が高いため、どうしても男女で温度差は出やすくなってしまうのです。
そしてそれが「彼が結婚式の準備を手伝ってくれない」という現象として現れてしまったりします。

彼が結婚の準備に対してそこまで乗り気ではないのは、結婚式のことよりも、結婚後の生活にフォーカスしているからでもあります。
結婚した後の生活をうまくやっていけるのか、そういったことが心配で頭から離れないという人も少なくありません。
そこを「自分と結婚したくないから悩んでいるのではないか」と勘違いしてしまい、さらに情緒不安定になってしまう女性もいますが、せっかくお互いを大切に想い合っているのに、このような行き違いはもったいないですね。

こういった不安の解消方法としては、難しいかもしれませんが、一度相手の立場に立ってみるというのが有効です。
男女ではどうしても立ち位置が違うもの。
そのため、同じ「結婚式の準備」であっても、見えているものが違っています。
彼が見ているものがどんな景色なのかが少しでもわかると、不安は軽くなりますよ。

相手の両親や親族とうまくやっていけるか不安

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男性側は、自分の両親と彼女がうまくやっていけるだろうかと不安に感じる人が多いようですが、女性もまた、彼の両親や親族と自分がうまくやっていけるだろうかと悩みます。
日本では長い間、結婚は「家と家のもの」「妻が夫の家に入るもの」として考えられてきました。
未だその考えが強い人も少なくありません。

彼のことはたくさん一緒にいて人となりを知り、この人だったら大丈夫と思って結婚を決めたわけですが、だからといって彼が長い時間一緒にいた家族とまで相性が良いかというと、そういうこともありませんよね。
結婚前に相手の両親や家族とうまくいくかどうかを悩んでいる人の中には、「彼を好きになるのと同じくらい彼の家族も好きにならなければならない」と考えてしまっている人も多いのです。

確かに、彼を愛するのと同じくらい彼の家族のことも愛することができれば、きっと結婚生活はとても素敵なものになるでしょう。
しかし、最初からそこまでハードルを上げる必要はないのではないでしょうか。
これからずっと長いお付き合いが続いていくわけですから、「徐々に人となりを知っていこう」「徐々に好きになっていこう」と考えてみてもいいかもしれません。

自分の仕事に対する不安も大きい

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特に女性は、結婚した後に新居の関係や環境の変化により、それまで働いていた仕事を辞めざるを得なくなることもあります。
そうすると、新天地でまた仕事を探さなければならなくなります。
今の条件と同じくらいの条件の仕事が見つかるかどうか、収入が保てるかどうか、人間関係は大丈夫だろうか、などと不安になってしまうものです。

また、結婚前と同じ職場で結婚後も働き続ける場合でも、妊娠や出産を経ても同じように仕事ができるか、不安になってしまう人も少なくないでしょう。
子供がいると、どうしても突発的に会社を休まなければならなくなることがあります。
会社がそれを受け入れてくれたとしても、自分の中で会社や同僚に対して申し訳ないという罪悪感が捨てきれず、もっと時間的に余裕のあるパートなどに転職しなければと考えてしまう人も多いものです。

退職して新たに就職先を探さなければならないときは確かに不安になってしまいますが、退職前に準備できることはしてしまいましょう。
退職を一つのいいきっかけと捉えて、それまで自分のやりたいことを仕事にしてこなかったという人は、思い切って次は自分のやりたいことができそうな就職先を探してみるのも良いかもしれません。
そのためにスキルが必要なら、思い切ってスキルアップに挑戦してみるのも良いですね。

今の職場で働き続けられるけれど、妊娠や出産後の環境の変化が不安だという人は、職場に同じような経験をすでにしている人を探して話を聞いてみましょう。
また、腹を割って上司に相談してみるというのも一つの方法です。

不安は放置せずに一度向き合ってみよう

結婚準備に対して男性と女性が陥りやすい不安について見ていきました。
不安の対象となるのはお金や仕事、人間関係と、男女ともに変わりはありません。
しかしその内容はやはり少し違います。

男性は、自分が一家を支えるという責任感からくる不安。
女性は、男性をサポートして家庭を支えるという責任感からくる不安が大きいようです。
結婚後はこれまでと環境がガラリと変わるため、不安に感じていることを今の時点で解消することは難しいもの。
しかし、「不安の9割は起こらない」という言葉もあります。
まずは不安の正体を突き止めて、可能ならそれを数値化したり細かくしたりして目に見える状態に持っていくことが、不安を解消する一つの有効手段です。

お互いにこの人しかいないと思って結婚に至ったのに、不安が大きくなって2人の関係に溝が入ってしまうのはとてももったいないこと。
絆を深める一つのチャンスと捉えて、結婚準備の期間を乗り切ってくださいね。

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