披露宴よりもカジュアルで、2次会よりもフォーマルな1.5次会。結婚式として行うなら、引き出物も準備した方がいいのでしょうか? 引き出物の値段などについても紹介します。
1.5次会で引き出物を用意する?しない?
披露宴であれば、一般的に一人あたり3,000円程度の引き出物と引き菓子を準備するものですが、これは、ゲストからいただくご祝儀の約10%の金額にあたります。また、料理の1/3の金額を目安に引き出物を決めるという考え方も。
一方1.5次会の場合は、会費制をとる場合が多く、会費制の場合は一人あたり1万円程度が一般的です。そこで、会費制の場合は、引き出物がなくてプチギフトだけでも、ゲストに対して失礼にはならないと考えられています。
しかし、ご祝儀制にする場合は別です。ご祝儀制の場合は、披露宴と同じランクの引き出物を用意しても問題はありません。
会費制の場合、引き出物の値段や品物はどんなものがいい?
会費制の場合は、引き出物がなくても特に問題はなさそうですが、感謝の意を込めてやはり引き出物を用意したい人もいるでしょう。
ただ、披露宴と同じランクのものを用意することは予算的に難しくなりますし、払ったお金に見合わないと、ゲストも気を遣ってしまいます。そこで、引き出物の値段としては2,000円程度、引き菓子は用意せずにプチギフトをお菓子にする、というようなスタイルが取られることが多いようです。
品物としては、持ち運びがしやすいもの、あまり人を選ばないものにすると無難です。自分で好きなものを選べるのでカタログギフトもおすすめですよ。
ご祝儀制の場合は?
ご祝儀制の場合は、披露宴と同じくゲストがご祝儀を包んでくださいます。そうなればゲストにとっては、披露宴であろうが1.5次会であろうが同じこと。というわけで、招待する側も披露宴と同じランクの引き出物を用意しておくのがマナーです。価格としては、引き出物と引き菓子を合わせて4,000円程度が一般的です。
1.5次会の引き出物は、ご祝儀制にするか会費制にするかで変わってきます。会費制の場合は、引き出物がなくてプチギフトだけでも、ゲストからあまり不満の声は出にくいものです。しかし、ご祝儀制の場合は披露宴と同じように、引き出物と引き菓子を用意するのが無難です。