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涙も笑いも!結婚式のサプライズをムービー演出でさらに盛り上げよう!

投稿日:2017年8月11日 更新日:

結婚式にはサプライズが付き物! 何も知らない相手の驚き喜ぶ顔を想像しながら、あれこれと思案を巡らせて準備を進めるのは楽しいですよね。結婚式のサプライズといえば、新郎新婦自らが行う演出やゲストによる余興等があります。生のパフォーマンスももちろん素敵ですが、さらに盛り上げるために結婚式で定番の「ムービー」をプラスして使うのはいかがでしょうか?

ここでは、ムービーを生かした結婚式でのサプライズ方法についてご紹介します。

そもそもムービーとは?

ムービーとは、音楽とともに写真や動画等がスライドショーのようにスクリーンで流れる映像のことです。結婚式では定番の演出なので、実際に見たことがある人も多いでしょう。結婚式場で専門の業者に制作依頼することもできますが、サプライズ用ならば仕掛け人自身でムービーを手掛けることがほとんどです。自作する場合は、画像データや好みのBGM等の素材さえあれば、市販のムービー作成ソフトで誰でも手軽に作れます。

ムービーってどうやって作るの?

ムービー作りは、大きく分けて4工程!

1:写真や動画等のデータを作る、または集める

2:あらすじを考え、さらに細かいストーリーを作る

3:内容に合う音楽を選定する

4:ソフトを使って編集作業を行い、メディアに保存する

一人で全工程を行うことも可能ですが、複数人で手分けして作業すれば負担が軽くて済みます。
でき上ったムービーをインターネットの動画サイトやSNS等にアップできるソフトもあるので、編集の進み具合を共有するのも簡単です。
余興者同士の打ち合わせが時間的、物理的に難しい時も、ムービーならチームで助け合って準備できます。
内容さえ決まれば、編集作業自体に要する時間は数日間ほど。ムービー作成ソフトを使えば、じっくりと作り込んで大作を手掛けることもできますし、初心者でも簡単に見栄えの良い作品ができます。

結婚式のムービーにはどんな種類があるの?

オープニングムービー

これから始まる披露宴への期待感を高めるムービー。結婚式への参列のお礼等、ゲストへの挨拶が主で、このムービーが終わるタイミングで、新郎新婦が披露宴会場へ入場します。

プロフィールムービー

新郎新婦の誕生から結婚式までの歩みをまとめたムービー。可愛らしい幼少期の姿&エピソードや、ゲストも一緒に写った懐かしい画像、ふたりの馴れ初め等が盛り込まれるので、結婚式ではメインのムービーとなります。

エンドロールムービー

ゲストひとりひとりの名前と新郎新婦からの一言コメントが映画のエンドロールのように流れるムービー。会場によっては、挙式から披露宴までの結婚式当日の映像を使うので、ゲストがその即時性に驚きます。

余興ムービー

ゲストが余興のために作るムービー。オープニング、プロフィール、エンディングの3ムービーは、新郎新婦側で準備されることが多いです。

ムービーを使ったサプライズ実例をご紹介します!

新郎新婦へ

特別なゲストからのメッセージ

会場から遠方過ぎる、年配で参列が難しい、当日に外せない用事がある等、残念ながらふたりの晴れ姿を直に見られないゲストもいますよね。残念だと諦めていたところに、思いがけず映像でお祝いメッセージが送られてきたら、新郎新婦の喜びは計り知れません。祝電も嬉しいものですが、ムービーならば声と姿がリアルに感じられて、お祝いの言葉が伝わる温度が違います。おすすめはメッセージを動画撮影すること。遠くの病院や自宅で静養中の祖父母を映像で見て、涙腺が崩壊する人も多いです。

天国からの祝辞

晴れ姿を見せる前に、大切な人を失った新郎新婦もいます。在りし日の元気な姿をフォトフレームに納め、バージンロードを歩いたり披露宴会場で一緒に過ごしたりするカップルも多いです。ムービーの演出で、特別ゲストとして紹介するのはいかがでしょうか?懐かしい映像を見て、最後に大切な人の肉声を流したムービー演出がありました。娘が嫁ぐ日のために録音されたもので、祝福の言葉に続いて、「新郎君、どうかよろしく頼む」という父親らしいコメント。主役やゲストがとめどない涙を流したのはもちろん、司会者もしばらくマイクを握れなかったほど、会場は感動の渦に飲まれました。

 ゲストへ

連鎖する幸せ

エンドロールムービーの最後に、結婚式に揃って招待されていたカップルが突然指名されます。驚く女性の前に、ひざまづいて花束と指輪を手に、愛の言葉を堂々と宣言する男性。結婚式で、友人カップルにサプライズのプロポーズをしてもらった例があります。申し出を受け入れ、晴れて婚約となったふたりに、見届けたゲストから惜しみない拍手が送られました。新郎新婦の幸せがリレーされていくのも素敵ですね。

もう一つの幸せな報告

エンドロールも終盤に差し掛かり、そろそろ結婚式も終わりだとゲストが思い始めた頃、スクリーンに映し出された白黒の画像。経験のある人ならすぐにピンと来ますね。産婦人科の検診でもらえる赤ちゃんのエコー写真です。結婚の幸せな報告をした同日に、家族が増える嬉しい報告もゲストと分かち合った新郎新婦がいました。

新婦へ

新郎新婦は同じ大学の出身。久しぶりに、構内や周辺の思い出の地を巡って撮影した映像とエピソードを紹介するムービーを、新郎と友人が作りました。画面の中で、新郎と友人が突然曲に合わせて踊り始めたかと思うと、会場が明転。ダンスの続きを友人が踊り、新郎が歌いながら新婦のもとへ近づき、歌い終わりで再度プロポーズをしました。普段はシャイな新郎が思い切ったサプライズを贈ってくれ、泣き笑いする新婦です。

新郎へ

いつも大切にしてくれる新郎へ、サプライズで感謝の気持ちを伝える新婦もいます。例えば、新郎が好きな曲をBGMに、旅行や各種イベント事等の思い出の映像にありがとうのコメントを添えて流します。新郎がスクリーンに注目している間に、新婦が高砂からこっそりと離席。急いでスタンバイして、ゲストと一緒にダンスのフラッシュモブを披露したり、学生時代の仲間と楽器を演奏したりする新婦もいます。主役もゲストも一緒になって盛り上がれる演出って素敵ですね。

結婚式でサプライズにムービーを使う時は、ここだけ注意!

結婚式のサプライズにもってこいのムービーですが、1点だけ注意です。ムービーの上映にはプロジェクターとスクリーンが必要で、ほとんどの結婚式場やホテル、レストランでも機械の使用料が発生します。ムービーは結婚式の定番ですが、新郎新婦側は使用予定がない場合もあるかもしれません。それとなく、新郎新婦または会場スタッフに探りを入れておくことをおすすめします。感動を生むはずが、予期せぬ追加料金が発生するという嬉しくないサプライズを防ぐために、小さな確認で大きな安心を買いましょう。きっと自信を持って当日のサプライズに臨めます。

結婚式のサプライズにムービーを取り入れる方法についてご紹介しました。アイデア次第で多種多様な演出ができるので、結婚式を華やかに、かつ感動的に盛り上げてくれるでしょう。大切な人のアッと驚いた顔、喜びに満ちた笑顔、溢れる涙……仕掛け人の努力と苦労が報われる瞬間ですね。ムービーはメディアに保存しておけるので、サプライズの余韻がいつでも呼び起せます。記録にも記憶にもしっかりと残り、結婚式で感動的なサプライズを創出するのに、ぜひムービーを活用してください。

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