赤ちゃんの命が、ふたりの結婚を後押しした「できちゃった結婚」。
それはとても素敵なきっかけですが、その事実を子どもに対して伝えるべきなのでしょうか。
大きくなった子どもに「できちゃった結婚」を伝えるか
ある程度成長し、例えば自分の子どもたち自身が結婚を意識する年齢になった時に、できちゃった結婚だったことを伝えるというのも一つのタイミングでしょう。
結婚に必要な書類を集めていく中で、自分の両親ができちゃった結婚であることに気づくよりも、両親の口からきちんと説明されたほうが、親に対する不信感は抱かずにすむもの。
誠意を持って子どもと向き合うことが大切です。
結婚写真などで子どもが気づいたら?
例えば、結婚指揮の写真に赤ちゃんの姿、つまり自分の姿が映っていることで「できちゃった結婚なのでは?」と気づくケースもあるでしょう。
そういった場合は、上手にフォローする必要があります。
妊娠はあくまで「きっかけ」
ある程度、成長した子どもにできちゃった結婚であることを伝えた時、心配されるのは、やはり「自分が理由で結婚した」ということを負担に感じないかと言うこと。
そして、計画性のない結婚だったのではないかと感じられてしまうのではないかということでしょう。
子どもに不安な思いをさせたり、親に対する不信感を抱かせないためには、上手な説明の仕方をする必要があります。
「妊娠をしたのが結婚のきっかけだったけれど、お父さんもお母さんも結婚するつもりで準備を進める中、妊娠が分かった」というように、妊娠だけが結婚のきっかけではなかったことを上手に伝えるようにします。
本当は、少し事情が違っていたとしても、全て本当のことをありのままに話す必要はありません。
子どもに、嘘をつくことは絶対に避けるべきです。
ただ、言葉を選び、子どもを不安にさせないようにする配慮は、親として必要です。
夫婦間でよく話し合い、上手に説明するようにしましょう。