披露宴の内容は人それぞれであり、大まかな流れの中や時間の中であれば好きなようにプログラムを組むことは可能です。
そんな披露宴の中で今注目を集めているのが”サプライズ演出”です。どんな演出があるのかを参考までにいくつか紹介していきます。
目次
新郎から新婦へ、または新婦から新郎へ
日頃の感謝の気持ちなど伝えたいことはあるのに恥ずかしくて言えない人、きちんとプロポーズをしてあげられなかったから再プロポーズをしたい人など、結婚式という場を借りてパートナーに大切な想いを伝えようという演出です。多い演出としては
内緒で手紙を書いてくる
突然花束をプレゼントする
友人の余興に参加し、ラストにパートナーに向けてメッセージを送る
などがあげられますが、特におすすめしたい演出があります。
おすすめ！パラパラ漫画を使った演出
専門業者も存在するほど今注目を集めている演出の1つです。
音楽に合わせてパラパラ漫画のストーリーが進んでいくのですが、その中にはキャラクター化された新郎新婦が描かれています。
スクリーン上で様々な展開を見せていくことから会場全体が映像にくぎ付けになります。また1つのストーリーの中に伝えたいメッセージを盛り込むことによって見ている人々の感動をよぶのです。
新郎新婦から両親へ
今まで育ててくれた感謝と、これからもよろしくお願いしますという挨拶を込めて両親に対して何かサプライズを行いたいという人は意外と多いものです。そこでおすすめなのがウェディングケーキを使った演出です。
披露宴の目玉の1つともなるのがケーキ入刀とファーストバイトです。通常は新郎新婦2人で行う演出なのですが、このファーストバイトの際に両親を加えるという演出を行うのです。この演出には2つの方法があります。
サンキューバイト
サンキューバイトとは……今まで育ててくれた両親に感謝を込めて、新郎新婦から両親の口へケーキを運んであげるというもの。
ラストバイト
ラストバイトとは……母乳や離乳食など、幼い頃に食べ物を口に運んでくれた両親から、結婚という門出を祝して我が子に最後の一口を食べさせるというもの。
この演出によって親子の絆というものを感じ多くの人が涙を流します。
特に幼少期を思い出してしまいハンカチで涙を拭う両親は非常に多いものです。
新郎新婦にとっても、両親に感謝を伝えることができるだけではなく、一時だけ子どもにかえることができる感動的な演出なのです。
友人たちから新郎新婦へ
青春時代を共に謳歌してきた友人たちから新郎新婦へ向けた演出です。
披露宴中の余興で行われることが多いのですが、サプライズ要素が強いのはやはりフラッシュモブでしょう。
余興を任された友人たちと式場スタッフを加えた数名で行うものもあれば、新郎新婦以外のその場の全員の協力を仰いで行う人もいます。
最初は依頼した数名だけが余興をしてくれると思っていた新郎新婦にとっては、途中から人数が増えていく変化に驚きを隠せなくなるでしょう。どうすれば新郎新婦が喜んでくれるのかを考えた友人たちの愛を目の当たりにし、笑顔と同時に涙をこぼす新郎新婦も少なくはありません。
このように様々な演出が行われることによって、2人にとってだけではなく列席者全員にとっても思い出深い結婚式となるのです。