海外リゾート婚をしたいというのは夢にも描いてきた人も少なくないでしょう。一生に一度限りの結婚式だからこそ、海外の有名な観光地に行って理想的な形で挙式したいと考えるのはもっともなことです。
しかし、海外リゾート婚で問題になりやすいのが家族や友人を呼ぶかどうかということです。
目次
海外リゾート婚でゲストを呼んだ時の問題点って何がある?
渡航費と滞在費
有名な観光地に呼ぶともなるとどうしてもかかってしまうのが渡航費と滞在費であり、招待するともなるとその費用は負担してあげたいと考えることもあるでしょう。納得の上で自費で来てもらうこともできますが、招待してしまうとその負担を強いることになってしまいます。
国内での結婚式では1人あたり数万円の交通費で済むことがほとんどですが、海外ともなると数十万円になることも。
誰がどの程度負担するのか、これは最重要な問題となってくるでしょう。
パスポートやビザの用意
海外となれば、必ず必要になるのが「パスポート」です。パスポート取得も無料ではありませんし、必要書類をそろえて申請に行き、受け取りまでの時間もかかります。
また国によってはビザが必要となることもあります。
事前に旅行会社へ全員分のパスポート情報を伝える必要があるため、期日に余裕をもって用意をしてもらう必要もあります。
招待するゲストにやってもらわないといけないので、面倒をかけてしまうことは覚悟しないといけません。
長期休暇の取得
海外での結婚式となれば、少なくとも5日~1週間、国によってはそれ以上の休暇が必要となることもあるでしょう。
仕事内容の内容によっては、結婚式といえども1週間近くの長期休暇を取得するのは容易ではない人も多いのも事実です。
たとえ親族の結婚式であったとしても、会社で休暇が認められない、任されている仕事上抜けることができないという方もいらっしゃいます。
また、取得可能な方であったとしても、早めに日程を伝えておかなければ休暇の取得はできないこともあります。
飛行機の搭乗の可否
意外に、飛行機が苦手……飛行機に乗れない……という方もいらっしゃいます。
その方たちがいらっしゃった場合に、どうするかを考えなくてはいけません。
飛行機というのは、安全な乗り物であることは有名な話ですが、これまでに飛行機に乗ったことがない方、何か怖い体験をした方にとっては、不安でいっぱいなのです。
自分たちと同じ飛行機にしてあげることや、できるだけたくさんの知り合いと一緒に飛行機に乗れるように手配をするなど、特別な配慮をしてあげる必要がありますね。
旅行慣れしていない人たちへの配慮
国内でも海外でも、日頃から旅行に慣れている人だと、楽しんでもらうことは容易だと思います。
旅行に慣れていない人が初めて海外に行ったりする場合には、どうすればいいのか分からず、ウェディングパーティー以外はホテルの部屋にこもりっきり……なんてことも事実あるのです。
招待した側が、その人の好みをヒアリングし、ウェディングパーティーを行う国の情報を事前リサーチし、パーティー以外にも楽しんでもらえるように準備をしてあげることも大切です。
そうすれば、招待されたゲストもよい思い出を残してもらうことができるでしょう。
海外リゾートにゲストを呼んで”いいこと”ってどんなことがある?
両家の家族の距離を縮めるには持って来い!
両家の家族は、他人同士の集まりです。これから家族になるとはいえども、「すぐすぐ仲良くなる」というのは困難でしょう。国内での結婚式の場合、両家顔合わせで1回、結婚式当日に1回の計2回で、数時間しか両家の家族同士が顔を合わせて話す時間はありません。では、海外に一緒に行くとどうなるか考えてみましょう。
現地に到着をし、そこから結婚式の日までは、移動や食事など、一緒に過ごす時間は必然的に増えることでしょう。
また両家の家族が新婚旅行などで訪れた国などで、結婚式をする場合には、お互いの思い出話に花を咲かせ、会話のネタに困ることもなくなります。
結婚式以外でも、全員で楽しめるアクティビティーなどを用意しておけば、両家家族をつなげるいい機会にもなります。
常に一緒でなく、少し家族同士の時間も作っておけば、ストレスになることなく、各家族が楽しめるいい時間にもなりますね。
帰国するころには、すっかり友達同士のようになり「次いつ会いますか?」と帰国後の予定を立てる方もいらっしゃるかもしれないですね!
家族しかいないからこそできる”親孝行を”
海外リゾート婚で人気の国やエリアというのは、両親が新婚旅行などで行ったことがある国であることも珍しくはありません。
そんなときは、ぜひ両親に盛大に親孝行をしてあげたいものですね。
二人の挙式の中のイベントとして、バウリニューアルなど家族にもプレゼントできるようなイベントを入れてみるのも素敵です。
両親も自分たちが結婚した頃のことを思い出し、日頃聞けなかった両親の思い出話が聞けるかもしれません。
また、これまでの感謝の気持ちとして、海外リゾート婚でかかった両親分の旅行費などは新郎新婦が持ち、「海外旅行のプレゼント」としてもいいでしょう。
事前に両親とゆっくり話ができる場合であれば、新婚旅行はどんなレジャーを楽しんだのか、ディナーはどこで食べたのかなどをヒアリングをし、新婚当時に楽しんだことと同じことを再現してあげるようなプラン立てを新郎新婦が行ってあげるのもいいですね。
ほかのゲストがいない分、両親にかけられる時間がとても多くなるので、素敵な親孝行ができるのではないでしょうか。
海外で撮影する”両家集合写真が残せること”も最高!
結婚式といえば、参列者で集合写真を撮影します。これは結婚式をするすべての人にとって外せないポイントではないでしょうか。
もちろん海外リゾート婚でも家族の集合写真は撮影したいですね!
海外で両家の家族がそろって写真撮影するというのは、これが最初で最後の機会になるかもしれません。
お二人が結婚をするからこそ、休暇が取れたり、苦手な飛行機に乗ったりと全員が揃うことが可能になります。それ以外の機会では誰かが欠けてしまうことがほとんどでしょう。
また、海外という場所では自然と誰もがいい表情になることでしょう!
その国独自のポーズをとって撮影をしたり、家族全員で砂浜に寝っころがって撮影したり、海にダイブするような写真を撮影してもいいかもしれないですね!
心が解放的になったときこそ、素敵な表情が現れるものです。それは参加者全員に言えるのではないでしょうか。
海外リゾート婚で招待するゲストって誰を呼ぶ?
家族
家族についてはまず相談してみるのが賢明でしょう。海外で挙式をしたいけれど来てくれるかということを腹を割って話してみるのが大切です。やはり生活費との兼ね合いや仕事の都合があるから難しいということはあるはず。そのような印象を受けたときには二人きりで挙げるつもりもあるということを告げれば正直に話をしてくれるでしょう。血がつながっている関係だからこそ気を使いすぎないで済むので、家族の招待については相談で解決されることが多いのです。
費用面のほか、これまでの家族の関係性で呼びづらいなどもあるかもしれません。そんなときも、これを機に何か変わるかもしれませんので、お二人が呼びたい人には、まず声をかけてみましょう。その後話し合いを重ねて結果を決めればいいのです。
友人
より大変なのは友人ですが、できるだけ候補を絞り込んだ後で、招待状は送らずにやはり相談することから始めると良いでしょう。まだ挙式する予定は立っていないという雰囲気で、海外で挙式したいと考えているという話を切り出してみるのが賢い方法です。そのときに自分から行きたいという話をしてくれる人であれば招待すれば喜んで来てくれるでしょう。行けるかどうか不安だという話をしたり、明らかに場を取り持つために喜んでくれていたりしたときには招待するのは諦めた方が友人のためになるかもしれません。招待しないという場合でも声がけをされなかったことを残念に思う人も多いので、海外で行うということに加えて原則として家族だけで挙式するという旨を伝えておくと良いでしょう。
お二人の理想を追求しましょう!
基本的なスタンスとして考えておくと良いのが自分の理想を追求するということです。
これはお祝いの場だからこそ、祝って欲しい人に集まってもらうというのをまず前提として考えましょう。一生に一度きりの機会なので招待したい人は前向きに招待する方向で考えるようにすると満足できる結婚式を挙げることができます。本当は呼びたかったけれど遠慮してしまった挙句、後になって話をしたら行きたかったという声をもらしてくれる人もいるでしょう。問題はどのようにして招待するかということなのです。
このように少し手間をかけると誰もが遠路遥々海外の観光地にまで来るのにためらいを持たなくなります。理想を追い求めながらも少し気遣いをして予定を立てるのが海外のリゾート婚では大切なのです。
迷ったら、国内も海外も両方扱っているプロデュース会社で比較してみよう
国内での結婚式もいいな……海外の結婚式もいいな……と迷うのも当然!
国内と海外で迷ったときには、両方のウェディングプランを用意しているプロデュース会社に行って、比較してみましょう。
スマ婚では、国内の結婚式はもちろん、海外での結婚式プランも用意されています。
お二人にぴったりの結婚式プランが見つかるかも!
デート次いでに気軽な気分で、お近くのスマ婚ショールームに遊びに行ってみてはいかがですか?