今回は、ドローンを片手に世界一周新婚旅行をされたあるご夫婦に、生涯の思い出に残る新婚旅行写真を残す4つのルールをきいてまいりました。
これから新婚旅行を計画している方はぜひ参考にしてください。
お二人は400日間かけて地球を一周し、48カ国を巡られたそうです。そんなお二人はもう「新婚旅行のプロ」ですよね。今回は、結婚に関するハッピーな情報をお届けする妖精“マリアル”が、「Honeymoon Traveler」山口ご夫妻に「素敵な写真を残す4つのルール」を教えていただきました。
インタビュアー:マリアル
目次
Honeymoon Traveler 山口夫妻
人物紹介 |
マリアル
素敵な写真を残すためにお二人が決めていた、4つのルールを教えてください!どうぞよろしくお願いします!
山口夫妻
よろしくお願いします!
【ルール①】“風景”よりも“自分たち”を撮る
千貴さん
旅行に行くと、普段見る景色とは違ったきれいな景色が広がるため、ついつい“風景”の写真ばかり撮ってしまいがちです。 しかし今の時代、私たちが撮影しなくてもどこの風景の写真でもネットで探せばいくらでもありますし、私たち以上のクオリティで撮影された写真をすぐに見ることができます。
マリアル
プロの方が撮られた写真はもちろんですが、今はスマートフォンも昔に比べて大分高画質な写真が撮影できるようになりましたし、画像加工アプリもたくさんあり、一般の方でもきれいな写真を作ることが簡単な時代になりましたもんね。
千貴さん
そうなんです。ネット上には様々な場所のきれいな風景の写真が溢れているんですよね。でも、自分たちの写真は自分たちで撮るしか、残す方法は無いんですよね。
マリアル
確かに!!自分たちの写真はネット上には無いですし、自然と誰かが撮ってくれるわけではないですもんね。
千貴さん
私も旅行に行ったときは風景だけの写真ばかり撮っていました。夫婦二人揃って写っている写真って数えるくらいしかなかったんです。でも、それだと「私たち夫婦が旅行に行って撮る写真」としての意味がないなと思ったんです。
旅行中いろんなところに行くんだし、せっかくだったらドローンやスマートフォンでセルフィーをたくさん撮ろう。と決めて新婚旅行に臨みました。
旅行中いろんなところに行くんだし、せっかくだったらドローンやスマートフォンでセルフィーをたくさん撮ろう。と決めて新婚旅行に臨みました。
マリアル
きれいな風景の写真を見返すのもきっと楽しいと思いますが、そのきれいな風景をバックに、二人の顔が写ってる写真の方が、後々見返した時に楽しそうですね!
千貴さん
本当にその通りです。旅行の写真を見返した時に、二人の顔が入っている方がよりその時の状況を思い出すことができたりもします。風景だけ撮っていた頃の写真を見返すよりも、夫婦揃って写っている写真が多くある旅行の写真を見返す方が、私たち夫婦は楽しいですね。
【ルール②】現地の人も一緒に撮る
千貴さん
夫婦二人だけの写真も撮影しますが、可能であればなるべく現地の人も一緒に撮影するようにしていました。これには理由が2つあります。
理由①:より思い出に残る写真になる
千貴さん
1つ目の理由は、現地の人も一緒に写真に写ることで、より“その国らしさ”が出る写真を撮影することができるということです。
マリアル
国によって、顔も服装も違いますもんね。
千貴さん
そうなんです。本当に国によって様々なのでおもしろいですよ。複数の国を周る予定の方にはぜひおすすめしたいですね。
理由②:現地の人とのコミュニケーションのきっかけになる
千貴さん
2つ目の理由は、写真を撮ることをきっかけに現地の人とコミュニケーションを取ることができるということです。
私たちの場合は「ドローン」を持っていたこともあり、自分たちから話し掛けなくても大体現地の人から興味を持って寄ってきてくれました。そのことをきっかけにドローンで一緒に遊んだり、撮影した後に一緒に映像を見返したりしました。
文化が異なる人とも、写真をきっかけにコミュニケーションを取れるということが、何か嬉しかったですね。
私たちの場合は「ドローン」を持っていたこともあり、自分たちから話し掛けなくても大体現地の人から興味を持って寄ってきてくれました。そのことをきっかけにドローンで一緒に遊んだり、撮影した後に一緒に映像を見返したりしました。
文化が異なる人とも、写真をきっかけにコミュニケーションを取れるということが、何か嬉しかったですね。
マリアル
言葉が伝わらなくても、ドローンで遊んだり、一緒に写真を撮って、見ることはできますもんね。
千貴さん
そうなんです。特に「ドローン」の場合は、普通のカメラとは違い、空から撮影することができるので、より現地の人に楽しんでいただけたと思います。
自分たちが住んでるところを空から見るということが現地の人にとっては新鮮でしょうし、ドローン自体も新鮮。田舎の人にとっては特にだと思います。
自分たちが住んでるところを空から見るということが現地の人にとっては新鮮でしょうし、ドローン自体も新鮮。田舎の人にとっては特にだと思います。
マリアル
自分たちが普段見ている風景とは違い、空から見る自分たちの街は、また違った雰囲気を感じることができそうですね!
【ルール③】なるべく現地の服を着る
千貴さん
国によって難しい場合もありますが、なるべく現地の服を着るようにしていました。理由は【ルール②】と同じで、より“その国らしさ”が出る写真を撮影することができるからです。
マリアル
毎回違う服を着ているとお金がかかりそうですね……!
千貴さん
アジアなどでは数百円で買えるので良かったですが、確かにヨーロッパなど物価が高い国もありましたね。しかし、そういう国では国旗が描かれたTシャツを着たり、なるべく国によって服装を変えるようにはしていました。同じ服をずっと着ているよりはいろんな服を着て撮影した方がおもしろいと思ったので。
ただ、次の国で新しい服を買ったら、前の国の服は処分して、荷物はなるべく増えないように徹底していたので、物としては残らず“写真”としてしか残っていないですけどね(笑)。
ただ、次の国で新しい服を買ったら、前の国の服は処分して、荷物はなるべく増えないように徹底していたので、物としては残らず“写真”としてしか残っていないですけどね(笑)。
マリアル
世界一周するとなると、どれだけ荷物を減らせるかが大切ですもんね。ちなみに、1番印象に残った国の衣装とかありますか?
真理子さん
オマーンという国で着た、イスラム教の人が着ている、全身真っ黒の衣装が1番印象に残っていますね。女性は全身真っ黒で、男性は全身真っ白の衣装を着るんです。
マリアル
全身真っ黒……!なんだか、暑そうですね……。
真理子さん
意外とそうでもなかったですよ!日よけにもなり、案外涼しかったです。
【ルール④】どんなときでも笑顔で撮る
千貴さん
1番大切にしていたのが「笑顔で撮る」ということです。普通に写真を撮影するときには自然と意識できるのですが、けんかをしてしまったときなど、旅行中は笑顔をつくることが難しい場面が時々ありました。しかし、その場所に行くのはおそらく人生一度きり。その場所での写真はそこでしか撮れないという思いがあったので、けんかしてしまった時でも頑張って笑顔で撮るということは決めていました。
マリアル
お二人のどの映像を見ても笑顔でしたもんね!
真理子さん
けんか中だけど、無理やり笑顔をつくっているものもたまにありましたけどね(笑)。
マリアル
ちなみに、どのお写真ですか……(笑)?
真理子さん
ウユニ塩湖で撮った写真です。
マリアル
写真だけ見ると、けんかをしているとは全く思えませんね!!二人とも笑顔が上手です!なぜけんかになったんですか?
真理子さん
私がサングラスを部屋に置いてきたことがけんかのきっかけでした。
千貴さん
昼間は日差しが強く、サングラスを着けたままの写真と、外した状態の写真の両方を撮影していました。このときは機嫌よく撮影していたんですが……夕方、ドレスとタキシード姿で写真を撮影するときに、ドレスでサングラス姿というのが面白いかもなーと自分の中で考えていたので、サングラスを持ってこなかったことをきっかけにけんかになってしまいました。
真理子さん
夕方だし、サングラスはいらないかなーと思って勝手に置いてきたら、怒られてしまいました(笑)。
マリアル
それでも抜群の笑顔を作れる二人はやはり「新婚旅行のプロ」ですね!!
千貴さん
とにかく、その場所での写真はその時しか撮れないから、せっかくなら笑顔で撮りたい!という思いが二人とも強かったからこそ笑顔で撮ることができました。せっかく新婚旅行に行くのであれば「その場所での写真はそこでしか撮れない」ので、ぜひみなさんにも素敵な写真を残していただきたいですね。
まとめ
マリアル
この4つのルールを知っていれば、何年後に見返しても、楽しかった思い出を振り返ることができる素敵な新婚旅行写真を収めることができそうですね。その場所での写真はそこでしか撮れません。ぜひ、素敵な新婚旅行写真を収めてくださいね!
【書籍紹介】
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http://books.rakuten.co.jp/rb/14550683
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