外国人の彼との国際結婚は、日本人同士の結婚とは違うところも多くあります。国際結婚をしたいと考えているならば、注意しておきたいポイントはいくつかあるので、ここで紹介していきます。
結婚後どこに住むことになるのか
まず確認しておきたいのは、彼が結婚後も日本に住むことを希望しているのか、それとも母国や他の国で暮らしたいと考えているのかどうかです。もしも日本を出て行くつもりならば、結婚後は一緒に日本を離れることになります。
国によっては日本と文化や気候が全く違って戸惑うことや、その国との相性もありますよね。それに、もしも日本を離れることになれば、知らない国で家族や友人とも離れて1人ということにもなりかねません。結婚後どこで暮らすつもりかについては、結婚する前に確認して話し合っておきたいところです。
文化や習慣に馴染めるか
日本で暮らすことになったとしても、外国に移住することになったとしても、国際結婚でもめる原因となるのが文化や習慣の違いです。作法や礼儀の違いにとどまらず、食文化も国によって大きく違うことも少なくありません。
大抵は、長く一緒に暮らすことで慣れていくものですが、やはり文化や習慣の違いがストレスとなってしまうことも少なくないでしょう。どんな習慣を持っているのか、どんな文化なのかなど、付き合っているときに少しずつでも触れて慣れておくようにしましょう。
法律や手続きのことも知っておこう
日本で国際結婚をする場合、外国人は在留資格の変更手続きが必要なこともあります。また、適用される法律も場合によっては日本の法律だったり、場合によっては彼の母国の法律だったりと、ケースによって違うので複雑です。
単なる交際とは異なり、結婚となると法的手続きが必要になります。ましてや子供が生まれた時には、国籍をどうするかなど、決めることはたくさんあります。国際結婚を希望するならば、こういった手続きについても予めよく確認しておきましょう。
外国人の彼と結婚するのは、日本人同士が結婚するときよりも手続きが複雑です。後から「知らなかった」でもめないように、事前に準備できることは準備し、知りたいことはしっかりと確認しておきましょう。