いざ結婚式場を探すとなると、たくさんの会場があって悩みますよね。
と同時に、平均350万円といわれる結婚式の費用に驚いているカップルも多いのではないでしょうか。
今回は結婚式を平均以下の価格で挙げられる、ウェディングの「プロデュース会社」についてご紹介します。
プロデュース会社を知っているか知らないかで、結婚式費用がずいぶん変わるかもしれません。
目次
結婚式を知ろう
一般的なブライダル会社とプロデュース会社の違いを説明します。
価格 | 会場 | 支払い | |
ブライダル業者 | 平均的 | 自社会場(ゲストハウス) | 前払い |
プロデュース会社 | 安さを売りにしている | ホテル、結婚式場、ゲストハウス、レストランなど複数の提携会場 | 後払い(ご祝儀払い可能) |
結婚式はプロデュース会社に依頼するとお得?!
プロデュース会社とは?
ウェディングの「プロデュース会社」は、名前の通りウェディングパーティのプロデュースをしている会社です。
基本的には、自社会場はもたずに結婚式場やホテル、ゲストハウスと提携し、安さや独自のプログラムを武器に結婚式をプロデュースして販売します。
プロデュース会社が入るとなぜ安くなる?
従来の結婚式会社では、建設費や維持費に莫大な費用がかかる「自社会場」や、値下げがおこりにくくなる特定業者との取引があるため、「高すぎるブライダル価格」が当たり前になっています。
ですが、プロデュース会社はそういった自社会場を持たずに、多くの業者と取引することで、適正価格が実現でき、従来よりも安く結婚式が提供できるのです。
プロデュース会社の結婚式が選ばれる理由
最近は高額な費用を理由に、結婚式をあきらめるカップルが増えています。
そんなカップルに、プロデュース会社による適正価格の結婚式が選ばれています。
会場とプロデュース会社の違いは?
直接会場に申し込みをするのと、プロデュース会社に依頼するのとで大きく違うところがあります。
それは、会場は会場を選んでから具体的な打ち合わせがスタートするのに対し、プロデュース会社は会場が決定する前から、打ち合わせが始まるところです。
直接会場に申し込む場合
①会場決定
↓
②どんな結婚式にするか、プランナーと打ち合わせ
プロデュース会社に申し込む場合
①どんな結婚式にするか、プランナーと打ち合わせ
↓
②ふたりに合った会場決定
その会場で「できること・できないこと」がある
結婚が決まると、会場探しをすぐに始める新郎新婦が多いですが、実は、会場を決めた瞬間に、想像もしていなかった会場の制約がたくさんあることが発覚し、悩む方が多いことは、あまり知られていません。
会場にはルールや条件がある
会場決定をした後に、”どんなウェディングパーティをしたいか”、を具体的に考え始めると、実は我慢せざるを得ないことが出て来ることが多々あるのです。
それは、会場には、ウェディングパーティをする上で、その会場の独自のルールや細かな条件があり、それを無視することはできないからです。
実際にこんな例があります・・・
・新婦が作ったケーキを持ち込もうと思っていたが、食べ物の持ち込みはどんな事情があっても許可されない会場だった。
・ドレスは「持ち込み料」を払えば、当然どんなものでも持ち込めると思っていたら、「持ち込み料」以前に、式場の母体が衣装屋さんを営んでいるために、衣装のレンタル、もしくは購入が必須事項で、衣装の持ち込み自体、絶対にできない決まりになっていた。
自由度の高い1.5次会の場合は特に、会場選びを失敗するとそれは致命的な失敗にもなりうるのです。
プロデュース会社は効率が良い
一方でプロデュース会社は、どれくらいの人数で、どんな人たちが出席して、好みの雰囲気はどんな感じか、予算や演出のイメージはどんなものか…つまり、新郎新婦がどんなウェディングパーティを求めているのか、を加味した上で、会場選びから手伝ってくれます。
やりたいことができる条件を兼ね備えた会場を選ぶので、必然的に予算内で理想が叶うパーティを実現できます。
その効率の良さが、現代の新郎新婦のニーズとぴったり合うことが人気の秘密です。
メリットとデメリット
プロデュース会社に依頼するメリット
たくさんの中からふたりに合う会場をセレクト
一番に挙げられるのは、先述した通り、条件にあった会場をセレクトしてくれることです。ウェディングパーティを行うことができる会場は、世の中に溢れかえっています。
インターネットで何でも調べられる時代とはいえ、一つ一つの会場の条件を調べ上げる労力は、かなりのものです。
会場を数軒回るだけでも、数日(休みが限られる方の場合は、数ヶ月)を要するでしょう。
その面から見ても、膨大な会場の中から条件に合う会場のみをピックアップしてもらえること、第三者的な立場から新郎新婦の条件を見て、提案を受けられることは大きなメリットです。
アイデアが豊富
具体的にやりたいことがなかったとしても、「楽しい雰囲気にしたい」「こんな雰囲気が好き、嫌い」と伝えるだけでたくさんの提案をしてもらえるのも嬉しいポイントです。
プロデュース会社のプランナーは様々な形態の会場でのウェディングパーティ経験があるので、持っているアイディアや引き出しもとても多いです。
特に、1.5次会の場合は、どんな雰囲気にしたいか、という魅せ方がパーティの成功にとても重要になるので、経験値のあるプランナーに任せるということはとても重要なことです。
ドレスの持ち込みが自由
また、プロデュース会社では、ドレスや引き出物、演出などのアイテムの制限があまりなく、新郎新婦が希望するアイテムが自由に持ち込みできたり、提案される選択肢がたくさんあったりするところも多いです。
プロデュース力を売りにしているので新郎新婦が希望するものは、できるだけ叶えようとする傾向が強いのも特徴です。
プロデュース会社に依頼するデメリット
ここまででプロデュース会社に依頼することは、メリットしかないようにも思えますが、デメリットもあります。
即答してもらえないことがある
プロデュース会社は、自社会場ではない場合が大半です。ホテルや専門式場、ゲストハウスやレストランと提携をし、プロデュース会社として新郎新婦と会場の間に入ってウェディング施行をします。
プロデュース会社では即答できないような、会場に確認しなければわからない質問の場合、質問してから、回答があるまでに時間がかかることがあります。
質問を受けたら、プロデュース会社から、一度会場へ確認し、その後、新郎新婦へ返答する、という流れになります。
会場へ確認する、という過程が一つ増えるので、即答してもらえないことが多い可能性があることは覚えておきましょう。
希望の会場が使用できないことがある
また、依頼するプロデュース会社によっては、提携可能な会場しか使えない場合が多いので、希望する有名会場は使用できない場合もあります。
自社でウェディングパーティをしている有名ホテルや有名レストランの一部では、持ち込みアイテムの問題や会場のブランディングの都合から、プロデュース会社とは提携しないことも多いのです。
理想のパーティを考えた時に、既に具体的に候補会場があったり会場の優先順位が高かったりする場合は、まずは、その希望の場所でプロデュース会社を利用できるかを確認されることをお勧めします。
プロデュース会社を選ぶメリットとデメリットのまとめ
【メリット】
・たくさんの会場から、ふたりの条件に合った会場をピックアップしてもらえる。
・1.5次会の雰囲気や内容の豊富なアイデアを提案してもらえる。
・ドレスやアイテムの持ち込みが自由。
【デメリット】
・会場に聞いてみないと判断できない内容については、質問してから回答までに時間がかかることがある。
・有名ホテル、有名レストランなど、プロデュース会社によっては利用できない会場がある。
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