結婚式で楽しみとされるものの一つとして挙げられるのが婚礼料理。来てもらうゲストに対して喜ばれるような料理をふるまいたいですよね。ここではもてなせる婚礼料理についてと、その決め方についてまとめました。ぜひ参考にして、ゲストを最高の料理でもてなしましょう。
目次
どのような婚礼料理があるか
フランス料理
婚礼料理の中で一番の人気はフランス料理です。世界三大料理の一つでもあり、食材も日本ではあまり見かけないものが多く使われます。
具体的にはトリュフやジビエ（ウサギやシカなどの野生動物のお肉）、フォアグラなどの高級品が多いです。構成は、前菜・メイン・デザートの三つからなり、メインは主に、肉や魚と野菜が組み合されているのが特徴的です。
折衷料理
人気第2位の折衷料理。日本料理とフランス料理、中華料理のいいとこどりをしています。特徴は、年齢や性別を問わずに食べやすいこと。場所によっては自分たちでメニューを選べるところもあり、好みが分かれづらいことでも人気があります。
日本料理
3番目に人気なのが日本料理です。特に年配の方に好まれています。具体的には茶碗蒸しやお刺身、エビ料理など、日本人が食べ慣れているものが多いです。紅白料理や、鯛料理など縁起のいいものが使われるのが特徴です。
どのような料理があると盛り上がる？
どのような料理であればより一層楽しめて、ゲストをもてなせるのかを見ていきましょう。
新郎新婦が考えたメニュー
フルオーダーメニューは料理の中で一番もてなせます。新郎新婦がゲストの事を考え自分たちで料理を決めるからです。おいしそうな料理を選べるだけでなく、新郎新婦の出身地の食材を使った料理、二人の思い出の料理などを選ぶと、二人がどんな人なのか、どのように時間を過ごしてきたのかをゲストに知ってもらうことができます。
シェフの料理パフォーマンスがある
パフォーマンスがあるとより一層ゲストをもてなすことができます。楽しむだけでなく、その場で調理されたものが提供されるため、出来立てのおいしさを堪能することができます。シェフが新鮮な素材をその場で焼いてくれるグリルパフォーマンスや、ステーキや生ハムなどを切り分けてくるカービングサービスなどさまざまなパフォーマンスが存在します。
高級料理
一品でも高級食材を使えばゲストは喜んでくれるでしょう。ふだんなかなか口にすることができない料理でも結婚式ならふるまうことができます。日本料理なら伊勢海老、フランス料理なら牛フィレ、トリュフが特に喜ばれます。一つの推し料理として取り入れてみてはいかがでしょうか。
いろんな年代に対応した料理
ゲストの客層に注意しましょう。若い人たちに好まれるものが年配の方たちに好まれるとは限りません。例えば年配の方たちなら濃い味はあまり好まなかったり、若い年代ならお魚料理だけでは物足りないかもしれません。どの年齢層が多いのかを調べて、多い年層に好まれる料理を選んだりなるべく好みが分かれない料理を選ぶといいかもしれません。
婚礼料理の決め方
実際に選び方に困ったときの対処法を見ていきましょう。
親や先輩の意見を聞く
実際に結婚式を挙げた人たちの意見を取り入れた方がいいかもしれません。
若いカップルだけで決めると、
・年配の方たちはどのような料理を好むのか
・実際にこの料理だけで足りるのか
などなど様々な問題がでてきます。
本当にこれでいいのか困ったときは、実際に式を挙げた親や先輩カップルの意見を取り入れるとより失敗しづらくなるでしょう。
実際に試食してみる
料理が決まったら一通り食べてみましょう。今決めているものがベストなのかは見ただけではわかりません。実際に出てきた料理を見てみると様々な問題が出てくるかもしれません。ボリュームは少なくないか、逆に多すぎないか、物足りなさを感じないか、男女どちらも好き嫌いなく食べられるのかなどに気を配りながら試食してみましょう。会場によっては割引サービスで試食できる式場も増えています。
予算
料理の予算には必ず注意しましょう。1人あたりの値段が少し変わっただけでも、全体でみると大きく変わってきてしまいます。一生に一度の結婚式ですので少しでもいいものを選びたいのはわかりますが、1人あたりの値段で決めるのではなく、必ず全体の合計を出して予算内におさまるようにしましょう。
注意したいこと
アレルギー食材を多く使いすぎないようにしましょう。婚礼料理の中で特に注意したいのは卵や甲殻類です。アレルギーを持っているゲストがいないかあらかじめ確認しておくと料理が選びやすいです。アレルギーは招待状の返信欄に記入してもらうことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか？婚礼料理といっても料理の種類からもてなし方まで様々あります。ぜひゲストに喜ばれる料理を決めて、幸せな結婚式にしてください。