結婚式って、何度出席しても楽しくて、感動して、その度に心が豊かになるもの。
ただ、オトナになればなる程、列席者の目がどんどん厳しくなっているのも現実なのです。
ブライダル従事者でなくとも、列席の数を重ねるほど、人は色々目が肥えてきます。
結婚式自体が真新しく、周りも独身ばかりである20代前半なら、ゲストはきっと、こんな事に気をとられ、目を奪われていることでしょう。
「きゃーなんて素敵な会場!お城みたい♥」
「◯◯(新婦)のドレス、超可愛い!」
「こんな演出、素敵!私もしたいな~!」
しかしこれが、20代後半~30代前半の結婚式ラッシュを経て、様々な結婚式への参列を経験してきたオトナ女子がゲストとなると、自然と厳しい目が加わるのです。
「立派なホテルでの結婚式はいいけど…まさかのお車代1万か…」
「ドレス3着も着ている割には、このお料理と引き出物、手を抜いたな…」
「ブーケトスとかやめて…もはや恥晒しだよ」
せっかく一生懸命準備してきた結婚式に大事な友人や同僚を招いて、こんな風に思われては悲しいですよね。
では、絶対にゲストにこのように言わせない為には何に気をつけたら良いのか。
大事なポイントは2つです。
目次
ココがポイント!その①「相手の立場に立ち、そのゲストの目線で考えること」
例えば遠方のゲストなら、毎回お車代を頂いているでしょうから、お車代を渡すことはもちろん、決して「これまでと比べて、額が少ない・・・」と思わせない、気持ち多めの額をお渡しすると良いでしょう。
また、何度もお色直しをしたり、お花に拘ることも素敵ですが、その場合「料理や引き出物をケチってドレス代やお花代にまわしたな」とは絶対に思われない様、お料理や引き出物など、ゲストへのおもてなしには、少しお金をかけて手を抜かないようにするべきでしょう。
演出なら、ブーケトスや複数の余興等をなくす代わりに、ゆっくりとお食事を楽しんで頂けるよう生演奏をプラスし、オトナならではのワンランク上の空間づくりをして意識してみても良いかもしれません。
ココがポイント!その② 「結婚式の中で『ゲストへのおもてなし』に対する優先順位をあげること」。
30代後半以降ともなると、多くの人は結婚式の参列経験が豊富になってきています。
それだけ、「比較対象が多い」ということ。
要は、結婚式に慣れているゲストに「ワンランク上のおもてなし」を心がけ、「素敵な気遣い!」と思って頂ければ良いのです。
例として…
妊婦さんの椅子にはクッション等を用意する
事前に担当プランナーに伝えておくと、用意をしてくれる会場がほとんどです。
お酒を飲むゲストが多い卓には、お酒を切らさないこと
(自動的に対応してくれる会場もありますが、そうでないことも多々。こちらも事前に担当プランナーに伝えておくとよいでしょう。)
遠方のゲストには、宅配用伝票と配慮あるメッセージを席札に添えておく
遠方からお越しいただくゲストにとって大きな引き出物を持ち帰るのは大変です。
「引き出物重くてごめんね。良ければフロントで郵送してね」などの手紙と、宅配用伝票があるとゲストに喜ばれるでしょう。
受付やスピーチをしてくれた友人にも、御礼のお品をそっと引き出物に加えプレゼントする
主賓や乾杯を依頼したゲストへはもちろんですが、受付やスピーチもこちらからお願いをして当日行ってくださっていることに変わりありません。
これから長く付き合っていく友人だからこそ、気を配ってあげましょう。
小さいお子様がいるゲストを招待する際には招待状に一筆メモを入れる。
「もし、◯◯ちゃん(子供)も一緒なら授乳室もあるので安心してね」等のメッセージを添えましょう。
(小さな子供がいるゲストは、当日子供をどうしようか悩むもの。こんな一言があるだけで「子供も連れて行っていいんだ!」という安堵が生まれます。)
結婚式の中で、「気が利くな♪」「素敵なサービスだな♪」と感じて頂ければ、自ずとゲストは気持ちよく過ごすことが出来、「素敵な結婚式だったなぁ」と思って頂けることでしょう。
相手の立場に立ったワンランク上のおもてなしを心がけ、是非素敵な「オトナだからこその結婚式」を実現して下さいね♪