Point4:相手のマイナス資産を知ること
相手の貯金や年収も大切ですが、マイナス的な発想でいうと、聞きづらい部分ではありますが、過去の借り入れ履歴(マイナス資産)を確認することも大切です。借り入れ癖がある人や、支払い漏れがある人は要注意です。そういった信用情報に良くない履歴があると今後の人生で選択肢が限られてしまうことがあります。
相手にマイナス資産があった場合に、その人自身で処理できれば良いですが、その影響が家族にまで及ぶとトラブルに巻き込まれる可能性があります。
クレジットカードでキャッシングが簡単にできてしまうなど、今は簡単にお金を借りることができるので、残高が膨らんでしまっている人もいらっしゃいます。
クレジットカードのリボ払いを利用されていると、残高がある人に対して年に15%ほど手数料金利がかかるので、これが50万円や100万円といった金額をリボ払いされていると年間でも5~10万程金利手数料を払うことになるので毎年使えるお金が減っていくことになります。そういう習慣がついていると将来お金がマイナスになりやすいです。
ローンがあっても良いですが、今後の返済計画について話し合いがあった方が安心して結婚できると思います。
住宅、車のローンは金額的にあっても仕方のないマイナス資産だと思いますが、その他のもので数十万円レベルの残債があると注意です。
予備知識として相手の「持ち物チェック」をするといいですね。男性だと車好きや時計好きな彼氏要注意です。女性の場合はブランドものを多くもっていると注意です。資産の中で買えていれば問題はないですけどね。
Point5:上がり下がりのある資産運用をしている方は注意
株や変額保険を運用することに全く問題はなく、今後のインフレや円高に備えて運用した方が良いという感覚もあります。ですが、自分が持っている資産以上に運用をしいていると、持っている資産以上に借金ができてしまうこともあります。これが目に見えないマイナス資産になりますね。
投資に関して、雑誌などでよく見る「FX」は投資したお金が0になることはあっても、マイナスになることは極めて低いのでマイナスの資産と考えなくても良いです。
「投資」ではなく「ギャンブル」になってしまうと消費の一種となるので、習慣化している場合には気をつけた方が良いです。自由に使えるお金の範囲内で娯楽としてギャンブルをするなら問題ないですけどね。
お客様にアドバイスするときは、上がったり下がったりと一喜一憂する資産運用は注意しましょうと伝えています。
今貯蓄が株で300万円あったとして、株が上がっているから300万円あるけど、今後下がってしまい100万円になってしまう可能性もあります。結婚式を目的に貯めていたのに、それが含み損になっていた・・・ということもあります。金融資産を預貯金なのか、運用資産なのか、で全く違います。使いたいときにその額がなくなってしまうことがあるので、注意点です。
投資にはいろいろな種類があります。たとえば物件に投資をする場合、家賃収入は手堅い資産ではありますが、リスクが高い投資になります。1000万円の物件を買うために、800~900万円のローンを組んで買ったとします。投資した物件に住む人がいなくなり家賃収入が入ってこなくなると、借金を返すだけになってしまうためです。投資物件の選び方を間違ってしまうと、借金を返すだけになってしまうのでリスクが高いですね。
相手がどのような投資をしているのか、自分が知らない場合には勉強して理解をしておく必要がありますね。
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