結婚式は女性のウェディングドレスがメインというイメージはありませんか。しかし、新郎も立派な主役。せっかくなら、自分に合ったタキシードを着てかっこよく新婦の隣にいたいと思いませんか?
実は、タキシードの色によって魅せたい自分を演出することができるんです。ただなんとなくでタキシードの色を決めるのはもったいない。今回は、4つのカラータキシードの着こなし方と演出できる印象についてご紹介します。
意外とハマる!「ホワイト」でスタイリッシュな印象に
新婦のウェデイングドレスに合わせ、思い切ってホワイトを選んでみてはいかがでしょうか。
衣装が白の場合、反射板効果が生まれ顔色良くうつるんです。さらに、新婦が持つブーケがとても愛らしく映えるため、結婚式を挙げた人からは大好評だとか。もしホワイトのタキシードが恥ずかしいという人は、パンツをブラックにするのがおすすめです。色のコントラストがはっきりして足長効果が期待でき、すっきりとしたスタイルに見えます。
それから、蝶ネクタイは白で統一すると、首周りを細く見せる効果をもたらすのでよいでしょう。そしてメインとなるホワイトのタキシードは、肩幅や胸囲を際立たせ、男性らしくて頼もしいイメージを残しつつスタイリッシュな男性を演出することができます。
キリッと締める!「ブラック」で男性らしさを演出
ブラックのタキシードは、全体がキリッと締まり、男らしい印象をもたらす効果があります。しかし、合わせる小物に少しこだわりをいれてシンプルにならないようにしたいところ。例えば、ジレやネクタイを普段着ないようなカラーにするといいかもしれません。基本的にシャツが明るめのカラーになりますので、色の濃いジレやネクタイを選ぶと差し色効果が得られメリハリが生まれます。特にネイビーやバイオレットがよいでしょう。遊び心を取り入れるのなら、モスグリーンやチャコールといったカラーもおすすめです。
ジャケットやパンツのカラーが明るいものほどジレやネクタイのダークなカラーが明るさを引き立ててくれます。ジャケットを脱いでベストだけになっても存在感がありますし、気さくなムードを残しつつ、結婚式の厳粛で荘厳な雰囲気を醸し出すことができます。同系色のパナマ帽をさりげなくかぶるのもおしゃれです。
「ブラウン」or「グレー」でさわやか好青年に
ホワイトもブラックも避けたいという方には、明るめのブラウンか薄めのグレーがおすすめです。普段のスーツと同じ感覚で着用できますし、少し明るめのカラーになるだけなので、苦手意識を持たずに着用することができるでしょう。なによりも顔色が明るく見えて爽やかな印象になり、ウェディングドレスを着た新婦とのバランスもGOODです。さらにネクタイを濃い目のカラーにして、ジレをジャケットやパンツよりもほんの少し明るい同系色にすれば、顔周りが引き締まり上半身もスリムに見せてくれます。
色のチョイスに迷ったら…同系色で揃えよう
結婚式で着用するタキシードは種類やカラーが豊富なため、どれを選べばいいのか悩むことも多いでしょう。もし迷うのであれば、好きな色を選んでジャケットから靴まで同系色で揃えるのがおすすめです。なぜなら、男性の場合は、革靴がチャコールやブラックになってしまうことが多いからです。ホワイトやベージュ、グレーなどの明るい色を選んでも、靴の色の濃さが目立ってしまうようではいけません。基本的には同系色でまとめて、靴を一番濃い色にすることで全体のバランスを引き締めます。
ちなみに靴を先に選び、同系色のチェック柄にチャレンジしてみるのもおすすめです。チェック柄なら気取らない雰囲気が出るので、年齢が若い新郎でも気軽に着こなすことができます。年配の方ならチェックのキャスケットを被ることで洗練された大人の男を演出できるでしょう。いつもと違う雰囲気に新婦も思わずドキッとしてしまうかもしれません。ぜひ、参考にしてみてくださいね。